天然採苗 あだこの岩がき 的矢湾あだこ岩がき協同組合

三重県・畔蛸(あだこ)町は伊勢湾の最南端・的矢湾にあり、温暖で植物性プランクトンの豊富な的矢湾で養殖することで、日本海側の産地より1年以上養殖期間が短縮できます。

養殖期間が1年短い「若かき」のため甘みが強くふっくらとしたクセのなさが特徴です。

的矢湾あだこ岩がき協同組合では岩がきの天然採苗にこだわっています。

 
あだこの岩がきができるまで

1.8月頃から的矢湾に浮遊するかきの幼生(種がき)をほたて貝の殻(コレクター)に付着させます。

2.初冬にかけて種がきをのロープで固定し筏に吊るします。(垂下式養殖)

3.天然の岩がきは海底に生息していますが海底は岩がきの餌となる植物プランクトンが少なく、そこで養殖いかだで吊すことで植物プランクトンの多い深さで養殖します。

4.的矢湾には栄養となる良質なプランクトンが豊富ですが、かきの成長に応じて餌となる栄養が豊富な場所に移動させなければ、ふっくらとした岩がきになりません。的矢の海を知りつくした漁師が栄養豊富な場所を見極めます。

5.種がきから約20ヶ月の養殖期間で出荷サイズに成長し収穫します。他産地より1年早く成長する「若かき」ですので甘みが強く、ふっくらしています。

6.生食でも安心して召し上がっていただけるよう収穫後、全数「三重のカキ取扱要領」に従った衛生管理、紫外線殺菌海水に18時間以上浸水し浄化を行います。また厚生労働省の基準より厳しい衛生管理体制など「食の安心・安全」に努めています。

7.産地を証明すつため一つ一つ大切に「あだこの岩がき」のタグ(商標登録)をつけ、トレーサビリティが可能な形で畔蛸(あだこ)町からお届けします。

>岩がきが育つまで