少人数の園だと、同じ小学校に行く友だちが少ないので心配です。
          小学校に入った時、 同じ幼稚園出身の友だちが少ないと不安ですね。
          けれども、子どもたちが環境に順応していく力は、おとなの考え以上にすばらしいものです。その力を信頼しましょう。
          少人数の園では友だちと深く関わり、保育者との対話もたくさんすることができます。
          その中でじっくりとものを考え、葛藤をくり返し、培った力で、小学校でもきっとたくましく、新しい友だち関係を築いて行くことでしょう。
          小学校 ・ 中学校 ・ 高校と、年齢とともに子どもの属する集団は大きくなっていきます。
          友だち関係が始まる幼児期に、小さい集団でじっくりと生活することは、とても大切なことなのです。
        
文字や計算などを教えていますか?英会話や体操教室はありますか?
          文字や計算を教える特別な時間はありません。また、英会話 ・ 体操教室なども行っていません。
          幼児期は、知的好奇心がぐんと芽生えてくる時期ですから、この時にと、さまざまな教室でこどもに知識を教える活動がなされています。
          私たちの幼稚園は、子どもたちが日々の経験のなかで文字や数、自然のさまざまな事象、そして 一緒に生きる人たちへの興味を広く抱き、生きて行く力と知恵を身につけていくことができるよう願って日々の保育をしています。
          おとなが教えたいと思うことを順に教えるのでなく、子どもたちが 「 何時?」 「これいくつ?」 と聞く時に、また、絵本を見ながら 「 何ていう字?」 と聞き、「 書きたい 」と言う時に、一緒に考えながら関心を伸ばしてあげたいと願っています。
          そして園庭での遊びそのものの中で、走る ・ こぐ ・ 投げる ・ さがす ・・・ たくさんの動作、 運動を身に着けてほしいと願っています。
          知恵と力は、自分だけのためにあるのではなく、人との交わりの中で生かされて初めて、ほんとうのものになります。 
          友だちと思いを伝え合い、 思い通りにならない悔しさを味わい、たくさんのけんかと、 たくさんの仲直りを繰り返すことで、 人を思いやる心 ・ 協調性 ・探求心 ・ 想像(創造)力などが育まれます。
          そのようなことこそが、幼児期の成長にとってほんとうに大切なことだと考えているのです。
        
園バスがありませんね。送迎が大変そう…
          確かに毎日の送迎は時間的にも大変かもしれません。
          けれども、登園時にお家の方から、その日の子どもの体調や前日の家での様子を伝えていただくことで、保育者が一人ひとりの子どもに配慮することができます。
          また降園時には、一日の子どもの様子を保育者から直接お伝えしたり、保護者の方どうしの情報交換ができたり、とメリットがいっぱいです。
        
毎日お弁当持参ですか?給食はないのでしょうか?
          常盤幼稚園では「給食」と呼んではいませんが、昼食をともにするお食事会・パンの日・おにぎりの日・誕生会があります。お弁当の日は基本的に週3回です。
          お弁当は、ご家族を思い出すとても大切な食事だと考えています。お家を離れ、幼稚園で過ごす子どもたちは、楽しさの中にも不安や緊張を覚えたり、時にご家族を思い出したりしています。
          そして、お昼に自分の大好きなものが入ったお弁当をあける時、お家の方の愛を近くに感じて、どんなにかうれしく、ほっとすることでしょう。
          詳しくは昼食のページをご覧下さい。
        
おむつが外れていませんが、入園できますか?
          大丈夫です。ご家庭と園での両方の生活をしていく中で、徐々にトイレに行けるようになるものです。
          幼稚園でのふとしたことがきっかけになって、トイレに行き出す子もいます。ご心配ありません。
        






