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DAYS OF COPEN

 2006/5/21 朝熊山スカイライン

毎月第三日曜はMCCのオフ会。今回は、夢さんのたっての要望で、コペンではなく147で参加することに。昨日までの天気とはうって変わった上天気。朝からピカピカに洗車して、待ち合わせ場所の五十鈴川河川敷に出かけた。ここしばらく、市内はお祭り騒ぎが続いている。二十年に一回という行事なので、県外から観光バスもやってきているらしい。混雑が心配された集合場所には、意外なことに車の数は少なかった。

相変わらず夢さん、のたりさんは一時間早く来て場所取りをしていてくれたらしい。HCC主催者のハリソンさんも、すでに到着していた。今日はコペンではなく、買ったばかりのハーレー・ダビッドソンだ。コペンは本当は奥さんの車。勝手に乗り回されては奥さんが迷惑。遠出は月一回の例会だけにして、と言われてるのだとか。しかし、バイク乗りの血が騒ぐのか、革のスーツに身を固めたハリソンさんはいつもより若々しい。

夢さんはさっそく、147のリアに回り、
「このしぼり込みが好きなんですよ。」と、言いながら女性でも触るように撫で回している。
シートに座って、内装のチェック。スピードメーターのオレンジ色が見たいと言って、体で陰をつくって点灯している。ひとしきり見終わると、次は記念写真。自分で撮ろうとするので、せっかくだから147の横に並んでもらってシャッターを押した。

前回一回パスをしていた間に、新しい顔ぶれが増えている。この日は、ロータス軍団がやってきた。エリーゼとセブン(写真)である。オープン・カーなら何でも、というゆるーい集まりなので、気楽に顔を出してくれるのか、回を重ねるたびに一回り大きくなっている。この日は17人。昼食の会場など予約していないから、一緒に食べるとなるとちょっとたいへんだ。

妻と二人でおはらい町まで様子を見に行った。一軒目では12人までならと言われたので、次の店を探す。二軒目の店で16人入る部屋を見つけて決定。しかし、まったりしゃべっているのか、なかなか到着しない。ようやく全員揃って昼食となった。前回にも来ているので、ちがう店にしたかったのだが、仕方がない。麦飯とろろ膳をいただく。妻は豆御飯。混んでいたせいか、海老のかき揚げが忘れられていて、催促をしてから冷えたのが出てくるなど、有名店とも思えない不手際にちょっとがっかり。しかし、昔風に窓を開けた部屋に、御裳裾川の川風が心地よかった。

駐車場に帰ると、いつの間にか満車状態。いよいよ朝熊山スカイラインを目指す。ここもつつじ祭りとかで、いつもより通行客が多い。インターネットで割引券が出ていて、みんなプリントアウトしてきていた。1200円のところが980円。いっそのこと千円にしておけばお釣りがいらず、早く料金所が抜けられるのに、ETCがつかえない料金所には列ができていた。

いよいよムカデだ。3速で4000回転まで回してやると、前のコペンの尻にぴったりくっついて走れる。ラインに沿って軽快にカーブを回っていく。エンジンに余裕があるので上りの坂道は楽しい。あっという間に頂上に着いてしまった。

今は営業をやめているレストハウス前に並んで車を停めると、ここからはひたすらまったりと過ごす。階段に座り込んで長談義をしていると、さすがに五月の日の光は肌に熱い。頭に帽子を被っても、めくった袖から出た手がじりじり灼ける。たまらず、レストハウスの陰に避難したら、みんなついてきた。山の頂上なので、日陰に入ると涼しい。ようやく人心地がついたところで、また車の話。古い車の話で盛り上がる年配組に、若い人たちはたじたじ。

ロータス軍団は、野球があるとかで先に帰ったが、残った面々はそれからもだらだらと過ごす。土産にへんば餅を買って帰る名古屋から来た親子さん。へんば餅がそんなに有名だとは知らなかった。八べえさんは、おかげ横丁で買えなかったコロッケを本店で買って帰るのだとか。名張に帰る夢さん兄弟と京都に帰るハリソンさんは仁柿峠を越えるのだと、さっき勇んで帰っていった。

そろそろお開きである。そのまま戻るのもつまらないので、鳥羽に抜けて、朝熊道を通ることにした。スカイラインはやはり、鳥羽側の眺めが素晴らしい。少しかすんでいたが、前の車がつまっているので、ゆっくり鑑賞して山を下りた。朝熊道は空いていたので、思うように走ることができた。147のエンジンはすこぶる快調。その音はもっともっと走りたいと言っているようであった。

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