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NIKE PHOTO DIARY



家に来て5日目のニケ。からまっていた毛もほぐれ、おしりもきれいになったけど、鼻のまわりがまだ少し黒い。ようやく膝の上で眠るようになった。






ニケがやってくることになったきっかけは妻の話によれば以下のようである。妻が車のドアを開けたとき、どこからか仔猫がとことことやってきて、正面に座った。そして、妻の顔を見上げて一声みゃ、と鳴いた。それがあんまり可愛かったから段ボールの箱に入れて家まで連れ帰ってしまったのだ。

階段の踊り場で。二週間たった頃。




 
鼻の横の汚れもすっかりとれ、真っ白になったニケ。カウチで仰向けになって甘える。おなかを見せるのは心をゆるしたしるしだとか。









4ヶ月目。家の外に出ても、車の通る道には出ていかない。車が走ってくると、あわてて玄関に逃げ帰るニケ。小鳥を見ると、何ともいえない声を出す。鳴き真似をしてるのだろうか。







書斎の机の上で。本を読んでいるとやってきては、その上に長々と寝そべるのがニケの習慣。本や新聞を読んでいるとき、人は一番くつろいでいるので、猫も落ち着けるのだそうだ。深夜一人で本を読んでいると、ドアを開けてそっとやってくるのは、何ともいえず可愛いものだ。この瞬間、世界で自分とニケだけが起きているような気がして。









子どもたちが小さいとき使っていたジャングルジムをだしたら喜んで登って遊んだ。所々に段ボールの床を敷いた。半年たった。いっしょに遊んでほしいときはよく足の先を噛む。歯は立てない。







ペロッ。何かおいしそうなものを見つけたのかな。それともおやつを食べた後にいつもやる口の周りのお掃除かな。ざらざら突起のニケの舌は、口の周りだけじゃなく毛繕いにもとっても便利。手を蚊に刺された時なんか舐めてくれると、とっても気持ちいいのです。







猫が顔を洗うと雨というけど、ニケの場合こうしていつも自分の耳の後ろあたりをきれいにしている。それが、時々後ろの方から大きく顔の前までニケの手(前足だけど、どう見ても手の動き)が、くる。何度も往復してると耳が裏返ってピンクの部分がよく見えたりする。そんなとき、次の日が雨だったりすると、ほんとなのかなあと思う。






書斎の安楽椅子の上で、
「うーん、気持ちいい。」
ダンスを踊っているように見えるけど、もうすぐ眠るという時いつもする準備体操みたいなもの。一種の「のび」です。でも、このポーズ、なんか優雅だと思いません?






ニケはひなたぼっこが好き。二階の南側の窓からは冬でも暖かい日がふりそそぐ。朝のうちは居間にいるニケも昼近くには上に上がってきて、いちばんあたたかい場所を見つけて寝転がる。







 
遊んでほしいときは、わざわざ足下まで来て、とてっと寝ころぶ。近寄ると、両手(前肢)で僕の足をはさんで放さない。軽く噛んでは両手を押しつけてくる。母親の乳を飲んでいた頃の記憶で、そういう行動をとるのだと聞いたが、そう思うとちょっと切ない。






どうしてだか知らないけど、ニケはかすみ草が大好き。花瓶や水盤にどんな花が生けてあってもかすみ草の花だけを食べたがる。猫草の代わりになるのだろうか。このごろでは、ニケのためにかすみ草だけ花瓶に挿しておくことも多い。






仕事場の机の上にいつも置いているニケの写真。ひと休みするときなど、ニケの顔を見ると、ほっとする。猫好きの人は、必ず一言かけて通り過ぎる。お気に入りの一枚。




 

二階から降りてくる僕の足音を聞きつけると、ニケはどこからかやってきて玄関扉の前で「開けて」と言いたそうな顔をしてこちらを振り返る。開けてやると、背中をタイルにこすりつけてゴロンゴロンする。匂いをつけているのだろうか。

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