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 2006/2/5 洗車

雪のちらつく寒い日だったが、久しぶりに車を洗った。
この前とどいたばかりのコーティングの保証書には雨に降られた後は洗車をするようにとあった。
たしかに酸性雨は塗装によくないだろうが、雨に降られたら車を洗わなければいけないというのでは、雨のよく降るこの国ではたまったものではない。

借りている駐車場には立水栓がない。ホースを引っ張ってきて水をかけられる場所は家の前しかない。我が家は旧街道に面している。隣は八百屋でふだんの日は家の前を買い物客が行き交う。落ち着いて洗車しようと思ったら八百屋の定休日を待つしかない。月に一回、日曜日が定休日で、それが今日だった。

コーティング処理をしてあるので水洗いだけでいい。右手にスポンジ、左手にホースを持って洗いはじめた。駐車場がバス通りに面しているので、どうしても煤煙を浴びる。それが雨で流され、ところどころに黒い筋をつけている。スポンジでこすると、すぐに落ちていく。汚れが目に見えているので洗いやすいが、これだけ汚れていたのか、と思うとぞっとする。

ボディの後は、ホイルだ。国産に比べ、ブレーキ・パッドの材質のせいか黒い汚れが目に着く。奧の方までは無理でも外側の目に着くところくらいは拭き取ろうとスポンジを使うのだが、オイルが混じったようなねっとりした汚れは、スポンジでは広がるばかりだ。雑巾を指に巻き付けこそげ落とすようにこすると、やっと落ちた。

たしかに八百屋は休みだし、日曜日の午後ということもあって、ふだんほど車の交通量は多くない。それでも何度かバスが通り過ぎた。家の前には車を置くスペースがほとんどない。左側を洗うため、体を入れる空間をとると車体は少し道路にはみ出す格好になる。バスの反対側から車が来ると、バスを通すため待ってもらうことになる。これが心苦しい。ざっと洗って拭き取りは駐車場でやる。

ボディに残った水滴はスポンジで吸いとるのだが、コーティングの質がちがうらしく、妻のコペンのようにすっきりと水が切れない。薄い水の幕が残る。タオルの方がよく拭き取れるのだが、傷をつけやすいのでスポンジで拭くようにしている。いつまで続くかは分からないが。

レガシィもはじめのうちはこまめに洗車したものの、最近では放ったらかしだった。シルバー・グレイのメタリックはあまり汚れが目立たない色だったので、何とかいけた。アルファ・レッドはいい色だとは思うが、汚れはけっこう目立つ。洗車機のブラシでこすられるのは嫌だし、しばらくは自分の手で洗ってやるしかないようだ。隣の八百屋の定休日が洗車の日である。


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