◇プレ・ゴールデンエイジ◇

■Pre-Golden Age
プレ・ゴールデンエイジと呼ばれる5歳〜8歳頃は、神経系が著しく発達する時期であることがわかります。
すなわち、脳をはじめとして体内にさまざまな神経回路が複雑に張りめぐらされていく大切な時期なのです。
この時期の子どもたちは、集中力が長続きせず、常に新しいものに興味が移っていくといった特徴をもっていますが、神経回路にさまざまな刺激を与え、その回路をさらに張りめぐらせること、神経系の配線をより多様に形成していこうとする、自然な欲求の現われなのです。
彼らは、集中力がないのではありません。非常に高い集中力を持ちながらも、常に多種多様な刺激を身体が求めているのです。
子どもたちのこのような集中力を利用し、飽きさせないで楽しませるためには、多彩なアクティビティ(遊びの要素を含むもの)を与えていくことが1つのポイントです。
鬼ごっこや、木登り、ボールを使ったさまざまな遊び、それらの動き一つ一つが、後になって貴重なものとなって身体の中に刻まれていくのです。
次に訪れるゴールデンエイジを生かすも、殺すも。この時期次第といってよいでしょう。この時期は多種多様な動きを含むさまざまな動きを経験させることが大切です。
スポーツの基礎づくりが多面的であればあるほど、後に専門的なスポーツを行った時に覚えるのがはやいと言われています。
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