葛城山から降りてきた私たちは、再び高鴨神社へ向かいます。
高鴨神社に到着です。
今まで行った神社の中ではこじんまりとした感じの入り口です。しかし、奥行きが深くいい感じの神社です。
さて、本当の頂上で本来の目的地、葛木神社に到着です。
参道の横には池があります。鴨が居そうです
やはりというか当然というか、鴨が居ました。
池の脇に鳥小屋があるので、飼われている鴨のようです。
その割には餌を売っている訳でもありませんし、人に慣れている様子も見られません。
写真を撮ろうとしても、逃げていきます。愛想を振りまかなくてはイメージキャラとしては失格です。
参道をはさんで右側には社務所がありました。おみくじもあります。
早速おみくじを引きたいところですが、順番としては参拝が先なので奥の拝殿に向かいます。
参道の途中になぜか武者の銅像があります。姿形からは戦国武者のようにも見えます。
台座には「國報生七」とありました。
「クニホウ ナマナナって誰じゃらホイ?」などとぬかしながら進みます。
※ 「國報生七」は右から読んで「七生報國(しちしょうほうこく)」と読む。
『七度生まれ変わっても国に尽くす』という意味で、戦争中はよく使われた言葉らしい。三島由紀夫が自害する時に締めていた鉢巻に書かれていた言葉でもある。
この文章を書いている途中で思い出しました。
この鳥居は継いてあるようです。何かあったのでしょうか?
階段を登ったところにある拝殿は思ったより綺麗で立派でした。上から池を見渡すのもいい感じです。
この建物を中心にして、周囲に大小のお社がありました。
1mほどの小さいお社には「八坂神社」「猿田彦神社」など明らかに奈良県外の神社の名前が書いてありました。謎です。
参拝を済ませたら、社務所に戻っておみくじを引きます。
ココのおみくじは「華おみくじ」とあります。綺麗な箱に入っています。なんだか出来合いっぽくっておみくじを引くという気がしません。
左が華おみくじで、右がその中身です。
飛び出す絵本を思い出します。小さいながらも手の込んだつくりですね。桜の花が出てきたので私の華占いは桜なのでしょうか?和歌が書いてあるのも素敵です。
中に普通のおみくじが入っていました。
さておみくじの中身は・・・
小吉です。前回の末吉とどちらがいいのでしょうか?
このおみくじは愛情・縁談などでそれぞれにアドバイスを書かずに、カテゴリーでくくって書いてありますね。
愛情・縁談・恋愛:強い愛情も障害があってなかなか実らない。ここは形よりも実質をとれ。縁談はつりあいを考えろ・・・どう受け止めたらよいのでしょうか?
その他に仕事・健康・学業のカテゴリーはありましたが、吉方・旅のアドバイスはありませんでした。
ここは地域密着型のおみくじのようです。
さて、再び行き先を失った我々ですが、この近辺には幾つか神社があるようなので、他の神社に望みを賭けるとしましょう。
とりあえず、近くて大きそうな「一言主神社」へ行きます。