道しるべに従って葛木神社へと向かいます。
頂上に着いたはずなのに、さらに坂を上ります。葛木神社はこの上です。
あまり人が通らないらしく、雪が残っています。滑りやすいので危険です。受験生は気をつけましょう
海抜千メートルを1時間半も苦労して登ってきたのに、このタイヤの跡はいったい…。少し行くと普通のミニバンが停まっていました。
さて、本当の頂上で本来の目的地、葛木神社に到着です。
先ほどのニセ頂上とは違って、結構雪が残っていました。
頂上なので「お社だけで、誰もいないのでは?」と思っていましたが、ちゃんと社務所がありました。寒いのに窓全開でお守りなどを販売しております。
おみくじを引きます。
ココでは普通のおみくじでした
おみくじの結果は末吉でした。
苦労して登った割には報われていない感じがします。
主な内容は
○願事:思いがけぬ事にて叶う
○縁談:時を待って進めよ。将来は吉
○旅行:吉日をえらべ
まあ、末吉の割にはそう悪い事は書いてませんね。どちらかと言うと「今後に期待せよ」って感じですね。
吉方は…ありません。どこにも書いてありません
何ということでしょうか。吉方が無くては次の行き先が決まりません。行き詰まってしまいました。しかもたった2回目で。
神様はなんと意地悪なのでしょうか?「さすが末吉」と言いたくなります。
いきなり目標を失った我々ですが、このまま旅を終わらす気はありません。多少のムリヤリは覚悟の上です。
とりあえず地図を見てみましょう。来る途中に駅でもらった地図を見ると…
金剛山の麓、奈良県側に幾つか神社があります。
100円ショップの地図にはこれほどは載っていませんでした。
旅の途中で新しく神社を発見する事は予想されていた事です。
ここは神様の与えた試練と思い、近くの高鴨神社から再出発をすることにしましょう。
赤い丸が現在地の金剛山、青い丸が次の目的地の高鴨神社です。
次の目的地も決まり、さて山を下りるか…と思っていた私たちが地図を見ていたら、金剛山の隣に葛城山という山がある事が判りました。
葛城山の標高は959m、金剛山より少し低い山です。金剛山からは4・5kmほどの道があるようです。
大阪側から登り、奈良側に下山するというのは悪いプランではありません。何より葛城山にはロープウェイがあります。
どうしてもロープウェイに乗りたくなった私はyoswiと共に葛城山を目指す事にします。
これが不幸の始まりだとは知らずに…