前回、雪に降られて少し不安の残る始まりとなりましたこの”幸せ探しの旅”ですが、橿原神宮で大吉が出てかなりの手ごたえを感じた私たちは、次の目的地「金剛山・葛木神社」へと向かいます。
山登りという事で、今回は自動車での移動ではなく、公共交通機関で移動をすることにしました。
これは電車内でポテチを食べているyoswi。
彼はおやつにプリングルスを一本(長い方)を持って来ました。ちなみにバナナはおやつに含まれません。
金剛山へは大阪側から登ります。鉄道を乗り継ぎ、近鉄長野線・富田林駅からバスで金剛山へ向かいます。
金剛山登山口に到着です。
もう少しバスに乗ればロープウェイにも乗れますが、ここはやはり足で登るべきだと考え、登山口から正々堂々と進みます。
金剛山は標高1120mくらいで大阪と奈良の県境にあります。
登山口でも結構気温が低いように感じます。
「山頂にはまったく水はありません」言い切っています。
「各自この場所で準備してください」…確かにこの看板の向かい側ではパイプから水が出ています。
これは水道水なのでしょうか?
看板にある「金剛練成会」という名前になんとなく不穏な気配を感じるのは私だけでしょうか?
ここからは登りが続きます。登山なので当然ですが。
ハイキングのような生ぬるい坂道はほとんどありません。ひたすら階段状の登り道が続きます。
正直、しんどいです。
同行者yoswiはスポーツマンなのでテクテクと登って行きます。写真が常にyoswiの後ろから撮っているのは、yoswiを撮るためであり、杜川が疲れ果てて遅れているわけではありません
杜川はこの日のために、10年以上も安静にして体力を蓄えていたのですから。
でも、若い女性2人が”普通に”会話をしながら私を追い抜いていった時は少しショックでした。
やっとこさ山頂に到着です。山頂にはなぜか大きな名簿のようなものがいくつもあります。
「金剛練成会員100回以上登拝者名」とあります。どうやらこの金剛山に登るとポイントがもらえ、ポイントが貯まるとこのように名前が張り出されるシステムのようです。
奥に行くとさらに200回・500回・1000回の名簿板がありました。いったいどういう人たちが1000回もこの山に登るのでしょうか?
「1000回も登るなんて。この人たちは何者だ?」と思って見ていたら、すごい人を見つけました。
平野次男さん、壱萬回以上です!
おいおい、一万回って毎日登っても27年かかっちゃうじゃないですか
仕事とかどーなっているのでしょうか?すごい人たちがいたものですね。
3月も終わりでしたが、さすがに千メートルを越える山の頂上は気温が低く、温度計は6度でした。
金剛山は大阪近辺では雪が積もる山で有名です。
さすがに3月下旬となっては無理だろうと思っていましたが、多少雪は残っていました。
かまくらなんぞがありました。
苦労に苦労を重ね、やっとこさ頂上に着いた我々は、さてお弁当でも…というわけには行きません。
忘れているかもしれませんが、本来の目的は神社です。実は私も途中忘れていました。
本当の目的地、葛木神社に向かいます。