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赤ちゃんは、泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑う。大人になっても赤ちゃんのように泣き笑いしていられたら、ストレスも溜まらないし、怒るという感情も持たなくてすんだに違いない。
しかし、そう言う訳にはいかない。悲しい時も勉強や仕事はしなくてはいけないし、周りの人と普段通り付き合っていかなければ、社会は成り立たない。
<沈黙のままの無表情がこちらを見ながら>
<事が終わるような時こそ>
女性にこういう顔をされたら、9割方失恋である。
悲しい顔でいたいのに、悲しい顔でいられない世間。
ただ、人間は、恋とか、若さとか、何かを無くし、色々な失敗をしながらしか、心を鍛えられない悲しい生物である。
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