伊勢湾沿いに東北に進み、前回の諏訪神社で「西」と吉方を得た我々の”幸せ探しの旅”、今回は椿大神社スタートします。
このまま西に向かえば、琵琶湖をかすめて京都にたどり着きます。この椿大神社で変な吉方が出ないことを…いいえ、この企画は吉方を頼りに幸せに近づく事でした。それでは椿大神社に向かいます。

鈴鹿サーキットで有名な鈴鹿市の北西の山脈に椿大神社「つばきおおかみやしろ」があります。
神社までの道路沿いに駐車場の看板が結構ありました。今はシーズンオフなのか、最も奥にある駐車場に停めることが出来ました。
入り口すぐのところでトラックがお払いを受けていました。ここは交通安全の神様なのでしょう。

まずは手洗い所です。
今までの神社では龍の口から水が出ている事が多かったのですが。ココではカエルの口から水が出ています。
カエルは「無事帰る」に通じるとして交通安全ではおなじみですね。ここでも椿大神社が交通安全の神様である事が伺えます。
奥に進みます。
この神社は山の裾にあるので、参道が上り坂になっております。階段でない所にバリアフリーを感じます。

上り坂といってもそれほど距離はありません。
直線になっている参道の途中に幾つか鳥居がありました。この雰囲気はなんとなく大神神社を思い出します。

参道の途中に恵比寿と大黒の石像がありました。
商売繁盛で有名な神様ですが、交通安全とはあまり縁がないような気がします。
「もしやココは『何でもあり』なのか?」不安が胸をよぎります。

さらに参道を進むと、場違いなピンク色の看板が目に付きました。
「椿恋みくじ」と書いてあります。
どうやらココは恋愛・縁結びにも関係のある神社だったようです。しかし、今まで恋みくじのある神社を幾つか見てきましたが、このような派手な看板を掲げている神社は始めてみました。
よほど恋愛関係に自信があるのでしょう。
先ほどの不安はどこへやら、進む足取りも軽くなります。
看板によれば、縁結びのお社は右にあるようですが、先ずはメインの拝殿に向かいお参りを済ませてから、縁結びのお参りに向かう事にしました。

本殿に到着しました。
かなり立派な神殿です。中では巫女さんが舞を舞っておりました。
舞の邪魔をしたくないので、音を立てないように硬貨を賽銭箱に入れて静かにお参りをします。
本殿のすぐ横に社務所が2つありました。売られているお守り類は同じだったところを見ると、シーズンにはかなりの参拝客が訪れ、この辺りは相当混雑するのでしょうね。

社務所でおみくじを引きます。
おみくじ箱には「このおみくじには恋愛成就のお守りが納まっております」と書いてあります。良いご縁がありますようにと、おみくじを引きます。
不思議な折り込みをしたおみくじです。一度開けると元に戻せそうもありません(その後苦労してなんとか戻せました)。
このおみくじは恋愛専用のおみくじだけあって、書いてあることも他とは少々異なります。
星座:射手座が理想的です。牡牛座・山羊座も良いでしょう
血液型:B型かO型が良いでしょう。A型は避けましょう
年齢差:10歳くらい離れた人が上手くいきます(10歳差というと42歳か22歳…)
デート:温泉のある観光地が良い
相性:意志の強い人が良い
そして吉方は…
吉方:東が南東が良いでしょう
『東か南東』…何ということでしょう、このまま西に向かえば京都だったというのに。ココに来て東とは。
ココから東に向かえば前回の諏訪神社です。しかし、この企画の決まり その8『同じ神社に2度参らない』 というのがあります。(今作った。ちなみに決まりその7は『決まりは後からの追加アリ』です)
よって次の神社は四日市のさらに東、つまり伊勢湾を越えた所の神社となります。
しかし、椿大神社のお参りはまだ続きます。
まあ、おまけだと思って眺めてください。多少面白い物もありますので。