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2005/10/1作成
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幸せ探しの旅 第七回

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第7回 三重の海辺 その2

結城神社から北上し、都波岐神社(つばきじんじゃ)に到着です。少々分かりにくい小道のさらに小道に入り込んだところにあります。

都波岐神社
車一台がやっと入りそうな小道を進むと、都波岐神社の正面に出ます。意外と立派な神社です。
鳥居や拝殿などは結構新しく、街中によくある寂れた神社の雰囲気は全くありません。


境内に入ってお参りをします。

拝殿
白くて新しい拝殿とその奥の少し古めの本殿です。
空の青さがすばらしいですね。


お参りを済ませたらおみくじを引くために社務所に向かいます。

だるまおみくじ
だるまのおみくじです。これは前の若宮八幡宮のおみくじ群の中で見たような気がします。 料金が書いてありませんでした。社務所にも誰もいないようだったので、とりあえず隣の普通みくじと同じ200円を台に乗せておきます。小銭で


「これだ!」というだるまを選んで手に取っていると、宮司さんがやってきました。
おみくじの料金を伺ったところ500円だったので、あらためて500円を払いました。

おみくじ 結果
だるまの中に細ーく巻いたおみくじが押し込んでありました。二度と戻せません。
末吉 「他人と心通ぜずあらそいがおこります。(中略)あせってはいけません」
こんなのばっかし…
願事:女について争いあり。
恋愛:あきらめなさい。
縁談:二人ありてまよう事あり、心を定めよ。
学問:危うし全力を尽くせ。
なんだか危ない事ばかりですね。でも女についての争いって…ちょっと心惹かれますね。
やはり吉方はありませんでした。

この後、この都波岐神社が一之宮であり、記帳したYoswiの住所(杜川も以前は同じ町に住んでいた)にも一之宮があることから宮司さんと話がはずみ、全国一之宮一覧表を頂いた上にお茶までご馳走になりました。
本当にありがとうございます。

一之宮一覧表を見てみると、最初の奈良県の大神神社も一之宮シリーズの一つである事が分かりました。
なんとなく決めたスタートだったのですが、やはり何か呼ぶものがあったのかもしれません。


吉方を得られなかった我々は、さらに北上し諏訪神社に向かいます。

地図:結城神社から諏訪神社まで
赤い丸が結城神社です。
青い丸が現在地の都波岐神社で、黄色い丸が次に向かう諏訪神社です。
このまま愛知県に突入か?



諏訪神社 四日市市(”市”の字が2つ!)の国道1号線すぐ脇の公園に諏訪神社があります。
南には大規模なアーケードがあります。やはり商売系の神社でしょうか?


境内に入るとひときわ目立つものが目に入りました。

馬の像
馬の像が奉納されていました。原寸大でしょうね。
これは像ですが、神社には生きた馬を奉納して祈願をするのが本来の様式だったようです。
馬が高価なので馬の絵を奉納するようになり、さらにそれがコンパクトになって絵馬となった…と何かの本で読みました。
しかし、像は始めて見ました。


諏訪神社にお参りをします。

諏訪神社
さきほどから境内で大きなカメラをいじっている人がいたのですが、どうやら記念撮影をする写真屋さんのようです。
そういえば赤ちゃんを抱いた家族連れが社務所にいるのが見えました。
ここは子供の守り神なのでしょうか?


お参りをすませたら、当然おみくじです。
ここではオーソドックスなおみくじ(六角の箱をガシャガシャして出てきた棒に書いてある番号のおみくじをもらう)です。
おみくじ
中吉 「物事をひかえ目にして、心正しく身を守り、あまり進んでしないほうがよろしい」
願望:邪魔があります(キッパリ!)
恋人:静かに待てば、良い人が見つかります。
縁談:思うようになりませんが、控えめにしておれば良い縁があります。
学問:油断するといけません。
そして吉方は… 吉方:西の方
ありました、久しぶりに吉方が出ました。


やっとこさ吉方が出てつい「いただきました!」などと声を出してしまいました。
本来の目的を忘れるほど久しぶりです。
思い起こせば前回吉方が出たのが和歌山の日前神宮でした。この時も「もうすぐ海に出そう」とあせっていました。そして今回も「もう伊勢湾を越えるしかないのか?」とあせっていました。
神様は本当にギリギリまで私を追い詰めてきます。しかし、毎回そのキワでなぜか近畿地方に戻る方向を指し示して来ました。
やはりこれは「何かある」と思わずにいられません。

さて、諏訪神社から西に向かうとしますと、滋賀との県境付近にある「椿大神社」になります。
次回は椿大神社からスタートです。

このまま行ったら京都かも!?

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Copyright (C) 2005 by 杜川月史