前回の吉野神宮や八咫烏神社では吉方が得られず、そのまま奈良県を素通りしてしまった”幸せ探しの旅”、今回は三重県からスタートします。
三重県と言っても奈良県との県境近くなので伊勢湾はまだ遥か東です。
ココはどこかと言いますと、三重県の山奥です。
奈良県の山奥と言っても見分けがつきません。北畠神社は奈良県の県境に近いところにあるので、ずーっと山道です。
北畠神社に到着です。
北畠神社のすぐ近くの道の駅「美杉」までは普通の道でしたが、道の駅近くの交差点から細い道に入ります。
駐車場も少なく、すぐ隣のスーパーに止めるしかありません
門をくぐって境内に入ります。が、歩道が車道と平行に続いていて、拝殿が見えてきません。
100mほどで右手に2の鳥居がありました。
北畠神社の境内です。
以外に広く、立派な社務所もありました。
見にくいと思いますが、林の奥にある赤い建物が拝殿です。
拝殿に近づくと、意外なモノが目に入ってきます。
この拝殿の正面に飾ってあるものは…天狗?
近づいて見ましょう。
やはり天狗ですね、なぜ神社に天狗のお面なのでしょうか?
いや、お面ではありません。顔の下に棒が出ています。これはウチワですね。
男鹿半島のなまはげのように子供を脅すためでしょうか?それとも悪いモノを追い払うためなのでしょうか?
境内にはこんな物もありました。
台座に「花将軍 北畠顕家公」とあります。
将軍と言うだけあって、この像は武士の姿をしています。
北畠神社は南北朝時代において、南朝に与した北畠顕能とその父の親房・兄の顕家を祀った神社だそうです。
その子孫は織田信長に滅ぼされたとも書いてありました。
本来の目的であるおみくじを引きます。
ココには「招き猫おみくじ」がありました。
中にはおみくじと1cmもない小さな招き猫が入っていました。招き猫の種類は7色に右手または左手を上げている合計14種類あるそうです。
私は白色で左手を上げている招き猫が当たりました。ご利益は「開運招福・吉兆来福」です。
おみくじは末吉でした。「今はじゅうぶんにのびる事が出来ない状態」「いまはじっと待機の姿勢で」ここでも「待て」と言われました。
愛情・縁談・恋愛:あれこれと迷わない事。今は心細くとも、少しづつ明るくなってくる。
健康・病気・療養:元気のようでもムリをすると駄目。
学業・技芸・試験:ちょっと力量不足の感がある。
うーん、あまり良い感じではありません。
吉方はありませんでした。
さらに東北とおもいましたが、すぐ近くで「若宮八幡宮」の看板を見つけました。
距離も数キロのようなので、次の目的地として向かいます。