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2008/1/9作成
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幸せ探しの旅 第十四回

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第14回 念願の京都 その3

安井金刀比羅宮からしばらく歩きます。


ここは清水寺
ながーい坂を登りに登ってここは清水寺です。
金閣寺と並んで京都旅行では超メジャーな寺社です。
修学旅行等で訪れた方も多いことでしょう。


拝観料を払ってかの清水の舞台に入ります。
この神社めぐりの旅で拝観料を払ったのは始めてだと思います。ある意味「さすが京都」です。

清水の舞台
説明するまでも無く、清水の舞台です。
ココに来て急に雨が強く降ってきました。気温もぐっと下がってきました。

今回の目的地はこの清水寺の本堂の裏にあります。
この画像では右隅にちょとだけ見えています。


それでは通常の参拝ルートを少し逆行して「地主神社」に向かいます。
逆行した理由は「道を間違えた」からです。


地主神社
ここが有名な「地主神社(じしゅじんじゃ)」です。
もう露骨に「縁」と書かれています。

ちなみに、清水寺の入り口近くにある狛犬はこの地主神社の狛犬だそうです。先ほどの画像を見直して見ましょう
寺と神社が入り乱れていて、面倒ですね。

ちなみに、清水寺のHPの「境内略図」では地主神社の事は書かれていません。
この神社の派手さが寺の情緒にそぐわないとでも思われているのでしょうか、微妙な関係が垣間見えます。


鳥居をくぐるとやや微妙な大国主命がお出迎えです。

大国主命とうさぎ

・・・何なのでしょうか、この勝ち誇ったポーズと横のウサギの意味不明な姿は。

大国主命が心優しい事は因幡の白兎の伝説で有名ですね。この大国主命の像にも伝説にあるような鷹揚な性格が見えるような気がしますが、横のウサギが性悪に見えるのは私だけでしょうか?
そういえば伝説でもトラブルの元凶はこのウサギでしたね。




派手派手な拝殿で参拝を済ませたら、おみくじを購入します。
やはりと言うか当然と言うか、恋占いおみくじがありました。
ちなみに地主神社の境内には「恋占いの石」というのがありまして、拝殿の前に40cmほどの石が左右に10mほど離れて生えています。
目をつぶって片方の石から反対側の石に向かって歩いて、無事に取り付ければ恋が叶うとされているようです。
この日は人が多すぎたので、普通にもまっすぐに歩くことが出来ません。日曜日に「恋占いの石」を試すのはハイリスクです。


恋占いおみくじ 凶
凶!!
この旅を始めてから凶が出たのは初めてです。この京都でも有名な縁結び神社で凶を叩き出すとは・・・100番は凶なのですね。

金運:財布の紐をしめないと、ますます不自由になってくる。
旅行:行けば災難にあう。
恋愛:愛情におぼれ過ぎる傾向がある。このままではダメ。理性を生かして進むこと。
縁談:政略的な意味を含んだ縁談となりやすい。身上調査を慎重にすること。出来ることなら次の縁談を待つが良い。

さすが凶です、「このままではダメ」とはっきり言い切っています。
・・・そう、杜川はこのままではダメなんですよ。


今回の旅は大吉に始まり ⇒ 吉 ⇒ 凶 と運勢が急降下爆撃をかけてきました。
杜川の将来は暗雲が立ち込めているようです。天気も芳しくありません。
吉方も得られませんでした。
次回も京都の神社を廻って、運勢を上向きにするしかないようです。







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