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2005/2/1作成
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幸せ探しの旅 第十回

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第10回 3大稲荷を訪ねて

前回、神社めぐりよりもえびせんべいと空港見学によろこんでしまったためか、さらに東に行く事になってしまった”幸せ探しの旅”、今回はさらに東の愛知県豊川市からスタートします。
前回は伊勢湾フェリーで常滑へ行き、レンタカーを借りて移動しましたが、帰りのフェリーの最終の時間が早かったため、充分に楽しめませんでした。
その反省を踏まえて、今回はミルヒー号で高速をひた走ります。

伊勢湾岸道路
というわけで、我々は伊勢湾岸道路を走っております。
三重県の四日市から名古屋を通らず、海の上を走って東に向かっています。
とんがって見えるのはこの道路の橋脚です。片側4車線でかなり高いところを走っているので、とても気持ちがいいです。


伊勢湾岸道路から東名高速に乗り換え、豊川インターで下りると10分ほどで豊川稲荷に着きます。
近くに市営の駐車場(一回500円)もあって参拝はとても便利です。

参道
豊川稲荷の参道です。カラフルな鳥居が目に付きます。この商店街は結構はやっているようです。
今気が付いたのですが、この商店街は「なつかし青春商店街」という名前のようです。



商店街は寂れた様子もなく、結構沢山の店がありました。
せんべい屋が多かったような気がします。「ペコちゃん福袋」なんて物も売っていました。日本でココだけだそうです。
商店街を抜ければ、突き当たりが豊川稲荷です。

豊川稲荷入り口
杜川は伏見稲荷に何度か行った事がありまして、全ての稲荷神社には「延々と続く赤い鳥居」があると思っていたのですが、どうやら違ったようです。
どちらかというと寺っぽいと思うかもしれません。
それもそのはず、この豊川稲荷は妙厳寺の境内にあるのです。居候は偉そうに出来ません。


猿まわし
境内に入ってすぐ、鐘突き堂の下で、猿まわしをやっていました。
豊川稲荷によく訪れる人に聞いたところ、ココで猿まわしはしょっちゅう見れるそうです。


入って正面は寺の山門と本堂がありました。
左手に普通の鳥居が立っていました。ここが稲荷の道のようです。

本殿
100mほど進むと、緩やかな登り坂の上に本殿が見えます。
屋根の形が普通の神社と違っています。お寺のニュアンスが感じられますね。
この登り坂は本殿まで遠いと思わせるためのトリックでしょうか?平地にあるよりも多少ありがたみを感じます。しかもバリアフリーっぽいです。
今のところおみくじコーナーは見当たりません。


”おみくじはどこやねん?”と言いながら本殿で周りを見渡すと、本殿のすぐ脇におみくじを縛った木を発見しました。

おみくじコーナー発見
どうやら、この建物がおみくじコーナーらしいです。
おみくじのみにこの建物を使っているとは思えません。お守りも売っているか、あるいは何種類ものおみくじがあるのでしょう。


おみくじコーナーに向かった我々は、思わぬ物を見てしまいました。

300以上のおみくじ
ココのおみくじは、まず番号の書いてある棒を引き、同じ番号の書いてある引き出しからおみくじを取るシステムのようです。
以前、三重県津市の護国神社にもありました。しかし、この引き出しの多さはどうでしょう?軽く見積もっても300はあります。
護国神社でも50程度だったと記憶しています。これほど細かく分けてあるのは初めてです。



おみくじ 吉 番号は70番、結果は吉でした。昨年は吉・小吉・末吉ばかりでしたが、今年一発目も吉でした。今年も吉が多いような予感がします。幸せはまだ彼方なのでしょうか。
よろこび事すえにてよし
のぞみ事かなうべし
左側の短文には分かりやすく書いていますが、右側の漢詩のようなものがメインのようです。長い説明が付いていますが要約すると「今は待て」という意味です。
今年も待てがかかりました。
吉方もありません


入り口の地図で、境内の奥に「霊狐塚」があると分かりました。
ここはお参りしておくべきと、霊狐塚に向かいます。


回廊 回廊の真下を通る

左の画像
本殿の坂のすぐ右にある、祈祷をする人が本殿に向かう時に通る回廊
右の画像
その回廊の真下。霊狐塚に向かう道
回廊を通る足音が聞こえます。天井(回廊の床)が低いためか、なんとなく屈辱を感じます。


霊狐塚に向かいます。
当日は快晴だったのですが、本殿の裏手に廻ると、木々が生い茂っているために薄暗く、うっそうとした雰囲気を感じます。

霊狐塚は左です 霊狐塚への案内石(?)です。結構新しいので最近出来たものなのでしょう。
親切だとは思いますが、何かが違います。
そう思いませんか?

雰囲気プチ壊しの人差し指にしたがって、霊狐塚に向かいます。
道沿いに”のぼり”が隙間なく立っております。赤い鳥居ほどではありませんが、雰囲気が出てきました。

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