つれづれ日記(釣行記_抜粋編)
やっと! 
2003.07.11古和浦 中潮 干潮9:48
 前回の3連チャンでは、竿が飛んだり道糸が飛ばされたり雨でずぶ濡れになったりと、散々な釣行でしたが、その反面シゲさんと久々の再会が出来、また会長とシゲさんとの初めての竿出しやらと、あっと言う間の三日間でした。シゲさんも、かなり闘志を燃やして帰られ、本来は釣りも夏休みの時期なのですが、悔しい思いと、解禁以来の古和浦の釣果をまざまざと見せられては、行くしかない!との決意で森中副会長を誘い釣行を決めました。
 前日職場で、いつもの様にS君に釣りの話をしていると、明日は休みで自分も行きたいと・・・森中副会長に連絡すると快く承諾してくれ、エサの確保〜運搬まで引き受けてくれた。S君が希望する大島は海族渡船の順番になっており、予約を入れてくれた。
 PM11時頃、運搬途中の海魂さん(森中副会長)から電話を貰い、順調にエサを集め古和浦へ向かっているとの連絡を貰う。
3時前に起き、荷物を駐車場へ集めるとS君がやってきた。朝の挨拶を交わすが何やらいつもと様子が違う?家へ迎えに来る途中から気分が悪くなったらしく、今回の釣行は断念!残念だが体調を崩してはと、そこで別れ慌てて荷物を積み込み古和浦へ向かう。古和浦へ着くと同時にS君からもメールが携帯に届き、無事に家に帰った知らせを受けた。それを聞いて安心して海魂さんを起し、発着場の前で事情を再度説明して荷物を降ろした。と、そこへ最近絶好調の中部磯友会の石川君が現れた!海魂さんとは面識も有り、最近の活躍はよく知っていたので雑談を交わしながら渡船時刻を待った。
 
 AM4:50出船、目指すは大島!昨日も3枚、しかも石川君が2枚釣っているので潮等の情報が生で仕入れられ心強い。前回は土砂降りに見舞われ散々な目に有ったが、今回は曇りの予報で期待も膨らんで磯へ上がった。
 石川君は先端沖向きに、私が高場の西向き、海魂さんも一段低い場所から西向きを狙った。それぞれ2本目も用意するが、ピトンを打ち込む穴が意外に少ない、何とか各自2本出し出来た。私も西側は初めてなので底を探ると、然程変化は見られない。左右にも振り分けて投げるが中々絞れない。水深は約20m程有り、高場からの竿出しで小さなシモリは越えてしまうためだ。そのうちに目ぼしいシモリや駆け上がりを見つけ仕掛けを置いた。
 それぞれにエサ取りのアタリが出始めた6時半頃、正面竿下を狙っていた石川君の片方の竿が絞り込まれた。一気に抜き上げたのは50弱の縞目も鮮やかな♀。
やはり絶好調の石川君、お見事!!^^そして石川君は、次のエサを同じポイントへ投げ込み、裏側のタイドプールへ石鯛を浸けに行った。当然この1枚で磯の上のボルテージは急上昇!早速自分のエサを付け替え、投げ込み糸フケを取り、竿受けに竿を置くと・・・何とまたしても石川君の竿が〜〜〜「お〜〜〜〜いぃ〜〜」と叫ぶが石川君は来ない、横の竿は今にも落ちそう・・・!!! 慌てて立ち上がり、竿受けから竿を抜き、一気に合わせを入れ根から切るために数回リールを巻き、再度石川君〜〜〜〜〜〜と叫ぶと(^^; ようやく石川君登場!竿を返し水面を見ると、またしても石鯛!う〜〜〜ん、竿下で2連チャン^^
 
 その後は暫く沈黙が続いた、いつの間にか霧の掛かっていた前方もくっきりし、強い日差しが襲って来たのでパラソルを用意した。ジリジリと気温が上昇してくる。
私の竿下にはハエ根が張り出しているので、中距離〜遠投での範囲で探り続けた。潮は大半は底潮が流れ、時折湾内から吐き出される潮に替わったりと安定しない。海魂さんもエサ取りも少なくなり場所を探している様子だったので、私の左の竿と交代する事になった。左から海魂さん、私、私、海魂さんと変則な竿の並びになったが、9時半の干潮の時合いまで底を広範囲で探るためにそうした。
 AM10時ころ海族の船長が冷えたコーヒーを持って、好評の?^^磯前留学に渡って来た。そこで海魂さんが頼み込み、携帯で船とやり取りしながら魚群探知器でシモリの位置を克明に探ってくれた。一通り教えて貰い、暑さを遮るためにパラソルと岩陰に、海魂さん、私、船長と並んで話をしていると、電話中だった海魂さんが会話途中に『なんなん竿、アタッとるやん!』と、それと同時に船長と会話をしながらも何気なく横目で竿先は見ていたので、怪しいアタリは確認していた。すぐさま竿尻に身構え、次の展開に期待するが・・・そして、そっと竿受けから外し、手持ちで緩めてみた・・・しかし何も起こらない。『ん?根掛かり?』アタッてから仕掛けが引っ掛かったのかと思いながら暫く待ったが変化無し・・・そこで少しテンションを掛けてみた、するとググッと手応えが返って来たと同時に一気に走り出した!中腰から一気に立ち上がりながら竿を煽り巻きに掛かった。重量感は有るが、こちらへ向かって来たのか然程動きが無い!ん?・・・カウンターは後20m、カンダイ??? 須賀利でのネコザメが脳裏をかすめた、と同時にス〜さんの顔が脳裏に・・・しかしそんな不安を吹き飛ばす締め込みが襲った、ハエ根に道糸が今にもこすれそうな位置に・・・石川君も下まで降りてスタンバイしてくれている^^しかし横走りする獲物の確認は出来ない!カウンターが4Mを指した時点で石川君が道糸を掴んで抜き上げてくれた!
ようやくそこでシマシマを確認^^猫鮫でもカンダイでも無く(^_^)あ〜良かった。
石川君!アシスト有り難う(^o^)/
船長にも記念撮影をして貰い、ストリンガーに繋いだ。

 その後は海魂さんと場所を替わり、一段下から足元を中心に攻めたがエサ取りも無くPM1時を迎えた。
応援メール、また会員の皆さんのからの電話、有り難う!それから休んで付きあってくれた海魂さん、レクチャー&アシストしてくれた石川君^^感謝します。m(_ _)m
最後に、差し入れやら、アラメを取りに行って持ってきてもらったりと、海族の船長にもお世話になりました。有り難う御座いました。
夏日の中での釣果 ありがとう^^ 石川君 中部磯友会 石川君
念願のビシャゴで
2003.07.31古和浦 中潮 満潮6:21
 前回、職場のS君が腹痛のために家まで来てくれたのにリタイヤし、今回はリベンジをかけ古和浦へ行くことにした。無理矢理勤務も調整したが、あいにく前日は低気圧の通過により2.5mの波予報で渡船も休船・・・夜の7時の天気予報待ちとなった。そのことを昼まで勤務のS君に伝え、呉々もパチンコへは帰りに寄らないようにと付け加えた・・・が・・・(^_^;
 夜になり、渡船屋さんに電話を掛けると、波も収まり出港が決まりS君に電話を掛けると・・・案の定パチンコ屋に・・・結果は・・・^^
AM2:20に松阪で合流して、エサを引き取りに向い、再度家に寄り南島へ向かった。あまりエサを早く引き取ると暑さで駄目になるのでそうした。
コンビニに寄り、古和浦へはAM4時前に到着した。駐車場には既に年配の方が準備しておられ、今日の予定は人気磯のビシャゴのために、いったい何人来るのか心配になったが、集ったのは6名でホッとした。

 AM4:50 古和浦1早い?鴻照丸に乗り込み、いよいよ念願のビシャゴへ向けて出港!
古和浦の渡船業者は10軒、磯割りも10で、中々休みと希望の磯を合わすのが大変。ビシャゴへ解禁になってから全体の1/3くらいの釣果を叩き出しているので、何としても乗ってみたかった。船中では、ちょうど離島会の山川さん(先週69の大判を大島で仕留める)も来られていたので、話を聞くことが出来た。6名中4名がビシャゴへ、2名がスズキ島へ渡礁が決まり渡礁した。満潮間近で波を気にしながら東側を目指した。すると桑名の方も同じ方向を狙っているらしく話を聞くと、シモリの近くを狙いたいと・・・(^_^; S君は中央が良いと希望したので、どこへ釣り座を?と迷って、1番湾向きの山川さんに相談すると、東の角では?と。さっそく荷物を持ち東側へ移動した。

 AM5:30 釣り座にピトンを打ち込み、先ず伝承を正面に底を探ると、45M付近から駆け上がりになっていたが、余り大きい底の変化は無いので、取りあえず仕掛けをそこに置いた。
暫く待ったが気配は全く無し・・・そこで2本目の竿を用意しながら桑名の方と雑談していると、その方のポイントは前回の釣行で66.5が出た場所で、何としてもそこで竿を出したかったと・・・^^ 私は初めての磯だったし、出来ればその付近と思っていただけですから、と答えて用意できた竿を足元へ放り込んだ。

 AM6:10 両方の竿とも変化がないので、涼しいうちにと一段高場からi掲示板に、潮、エサ取りの状況等を書き込みにかかり、文章を考えながらふと気配を感じ顔を上げると、何とっ! 竿が海面めがけ突き刺さっているではないかっ! 捨て竿の方で、尻手ロープを付けていなかったので慌てて携帯を置き、下の段まで飛び降り、竿を掴み、もう一度絞り込んだ時点で大合わせをくらわしたっ! 
よっしゃぁ〜のったぁ〜と確かな手応えを感じ一気に巻き上げ、手前のハエ根も難なく越せたが、その手前の割れへ入り込んでしまい、波の上下で魚が引っ張られる・・・足場も悪く、2本竿の為に自由が利かない! それを見ていた桑名の方も「抜き上げましょうか?」と言ってくれたが、S君もやり取りを見て掛けよって来てくれたので、針掛かりを確認した後無事に抜き上げて貰った^^ カンヌキにバッチリ!まさか1投目とは・・・エサも2本竿でまだ2ケしか・・・^^
 底潮が満潮間近で緩んだ一瞬の出来事でした。
ビシャゴにて
3回連続で^^
2003.08.18 古和浦 中潮 満潮9:21
 家族旅行で前半に休暇を固めたので中々釣行予定も立てられなかったが、台風10号の上陸も有り、渡船も休業状態が続いていたので個人的には丁度よかった。
盆も明け、たまたま休みで有ったのと、ス〜さんの掲示板への書き込みで古和浦への釣行を知ったので、急遽便乗させて貰う事にした。
 前日、ス〜さんは古和浦が波のために休船だったので、須賀利へ釣行していた。VICの中出君と同行だったようで、大判の当たりが二人で何度も竿に出たようだったが、針掛かりにまでは至らなかったらしく、二人とも翌日(今日の)古和浦に掛けているようであった。

 AM3時出発、いつもの様にコンビニで食料を調達して古和浦・鴻照丸の駐車場に到着したのが4時。そこには何と、駒田さんも来ていて挨拶をと近寄ると、何とっJTさんまで(^_^;連絡貰えれば一緒に来れたのに・・・(家が近い為)それからス〜さん、友人の方、中出君と、既に集って雑談で時間を潰していた。
 一瞬この全員が同じ渡船?と思ったが、皆さんは思いの磯が有るらしく、それぞれの発着場へ向かったいった。結局ビシャゴへは我々3人^^希望のポイントもスーさんは湾向き、友人の方は特にどこでもと・・・^^ん?と言うことは初めてシモリ付近で竿が出せるっ!^^
 解禁になって、まだまだ竿を出したい磯も有るが、その磯の中でも中々全方向での竿出しとなると一年では回りきれない程ポイントも有る。ビシャゴのシモリ付近も人気ポイントで、今までの実績をみてもどうしても出してみたかった。今日は数少ないチャンスが回って来たので、AM5:30 期待しながら無事に渡礁した。
 
 場所の取りあいになることなく、ゆっくりと用意して底を探ると、いきなり根掛かり^^まだ針も付けていないのに、やはりシモリ付近は底が複雑のようだ。
前回の経験から、エサを付け1本目は足元へ投げ込み様子を見ると、早速エサ取りのアタリがっ!今日は前回の残りのエサでちょっと心配になった。暫くしてアタリが無くなったので、次の竿を用意した。前回の事も有り、チラチラ竿先も見ながら2本目をセットした。心配していた空模様も何とか持ち応えていて、風は無いが暑くも無く過ごしやすい。そして2本目も底を探るが、やはりシモリからかなり張り出していて、同じような距離で根掛かりする。仕方なく足元へ2本目も入れた。底へ着くと、すぐさまエサ取りのアタリが・・・1本目の竿を上げるとやはり素針状態。う〜ん、前回より数段とエサ取りの量が増えている。益々エサの量が心配になってきたが、無くなるまでには多分結果が出ているだろうと、2本竿のまま続行した。そこへ福栄丸に乗っていた松磯cの上田氏が現れた。話しを聞くと降ろす磯が無かったらしく、ここの磯へ降りたと・・・上田氏は
お夏(磯名^^)方向から大島向きに釣り座を構えたようだった。

 AM7: 20 ハヤシさんから定時メールが届き、潮の感じやエサ取りの様子を打ちかけていると、今までのエサ取りとは違う待望の底物のアタリで腰が浮いた。竿尻付近に身構えると、カツンカツンとアタッた後、竿の3番まで入っていったので、竿を握り思いきり合わせを決めたっ!・・・と思ったが・・・決まらず^^スッポヌケ 一部始終を見ていたス〜さんの友人も
『入りましたけどね〜』と、何ともお恥ずかしいところを見せてしまった。^^それと同時期に湾側から雄叫びの様なス〜さんの叫び声が聞こえた。話しを聞くと遠投していた竿が2段階に絞り込まれ、合わせを入れたが針掛かりしなかったようで、昨日から良いアタリを物に出来ずにかなり欲求不満がつのっている様で有った^^

 気を取り直して、伝承で同じポイントへ投げ入れると、またまた同じ様なアタリがっ!しかし惜しいところまで竿が入るが突っ込まない。前アタリからして大きくは無い様子だが、石物には間違いないことははっきりしていたので、諦めずに投入した。3投目、4投目も同じ・・・必ず竿の下には居るので、今度は小降りのヒメヤドカリに替えて5投目を投げ込んだ。

 AM7:40 すると、今までのイライラするアタリから一変して、一気に竿が舞い込んで行った!ワンテンポ 遅らせて、1,2い〜の〜3で竿を煽ると、今度はガッチリと掛かったようで、確かな手応えが伝わって来た!竿下で掛けた為にグングンと引っ張っていく! 端のス〜さんに
掛かったぁ〜と叫ぶが、こちらを向かない^^
そのうちにハエ根の向こうに仕掛けが見える位置まで上がってきて獲物を確認すると・・・ううう小さい^^♂だったのと竿下だったので最後まで下へ突っ込もうとして良い引きを味わせてくれた。やはり先程からアタッていた張本人はこれだったかと納得した。
 早速潮溜まりに活かすと、ス〜さんが
こんなん放流やろぉ〜〜とヤジっているが、美味しく頂きますよと切り返した^^その後、ハヤシさんも、幼稚園児さんからも同じ内容の励ましの???メールや書き込みが・・・^^ こちらからは喰わぬ殺生はしませんっ!っと書き込みました^^

 その1匹だけだったのか、その後はパッタリと潮も止りアタリも無くなった。暫くはメールや電話で時間を潰したが、そのうち雨が・・・パラソルを立てて荷物をまとめた。幸いにも大降りにもならず、今度は太陽が出てきた^^; やはり夏!汗が一気に噴きだしてきた。

 AM11:20  パラソルに非難?してきた上田さんの竿がギューンと入って行ったが、上田さんが竿に辿り着く前に戻って来てしまった。丁度こちらは駒田さんに潮が動き始めたと電話をしていて、その一部始終を報告していた。暫く潮の感じを話ししていると上田さんが手持ちに切り替えて竿を煽った!先程のアタリがまだ続いていてようで、上がってきたのは同サイズの♀だった。その直後に他の磯でも釣果が出たようで、やはり古和浦の魚影の濃さには驚かされた。

次回も古和浦でっ^^
ビシャゴにて(右の画像が上田氏)
古和浦で快進撃!
2003.08.22 古和浦 長潮 干潮7:20
 21日に、前田会員、半さん、中村会員とで古和浦を攻めた。真夏の平日と言うことで、客が少なく鮫島、大島、スズキ島へ分かれて渡礁。あいにく釣果には恵まれ無かったが、22日の前田会員との釣行に潮流、エサ取り等の情報を得る事が出来た。

 今回は前田会員が前日に釣行した関係も有り、正丸へ予約を入れてくれた。そして渡船時間が30分遅れになった事で、AM3:30に家を出発した。
無事に前田会員と現地で合流でき、渡船時間まで暫し雑談で時間を潰した。真夏の平日で予約客も我々を含め5名で有ったので、いつものような混雑する事なく場所が選択出来る。古和浦も最近では空いている磯への移動が可能になったので、逆に迷ってしまう^^ビシャゴ、スズキと一級磯の選択^^何とも贅沢な話しだが、実際迷ってしまう。前日前田会員がスズキで竿を出したが、余りパッとした状況では無いと聞いていたのと、ビシャゴは相性?が良いのか結果が出ているので、気持ちは動いていた。しかし前田会員は昨日の経験で、もう一度攻めたい様子で有ったのと、他の2名の客がビシャゴを希望していたので、スズキ島に意見は落ち着いた。
 スズキ島は70cmの実績も有るし、釣果を見ても大島、ビシャゴに並ぶ結果が出ている。それと来月のハヤシさん、しげさん、すいたんさんの遠征の前に情報を仕入れる為にも1度は竿を出したいと思っていた。
 
 そして6時頃無事に渡礁。7時過ぎが干潮なので、
てっちゃんは前日から攻めている平家島向きの低い先端に釣り座を構え、私は中央に決めた。なにぶん初めての磯なので皆目検討が付かない。と言うのも先端が細長く張り出していて、表側と裏側を両方攻められるのだが、その幅が意外と狭い。
てっちゃんに表側のハエ根の状況を聞くことが出来たので、表に一本、裏にも一本と変な出し方だが、潮の状況を見てから考える事にして先ずは裏側へ出した。
底を探るために投げるが、少し変化が有る程度で、これっといった場所が見つからないまま足元まで錘が近寄って来てしまった。そしてもう一度投げようと竿を煽ると何やら急に重たくなった???仕掛けでも釣ったかな?と巻くと、何とタコが!^^ てっちゃんが
「ええやないですかぁ〜」と欲しそうな顔をした途端に、そのタコは落ちてしまった^^残念!
 潮の感じも駄目のようで、全く動いておらず、仕方ないので捨て竿にしようと放り込んだ。次に表側に出すために用意した。シモリの位置は聞いていたのと朝は磯際を探りたかったので干潮まではと近くに投げ込んだ。そして底を探ると大きなシモリは交しているので、2段目の棚に錘を預けた。
180度右と左、(表と裏)へ出すのだが、竿を見るためには海を見ないで竿の尻が向かい合っている方向を見る訳で・・・・^^落ち着かない^^
今日は猛暑が予想されたのでパラソルも立てたが、それにもたれるような感じで竿を見ていると、表の竿にエサ取りのアタリが出だした。小さいアタリなので「やっぱりエサ取りが増えたなぁ〜」とブツブツ言いながら、底潮がゆっくり流れる表の竿を上げるとヤドの尻尾が取られ頭は残っていた。
 
 AM6:50 昨日も底潮が流れるとゴンゴンだと聞いていたので、僅かな干潮までの時間が勝負と大きめのヤドと、さっき残ってきた頭を付けて投げ込み、エサ取りの居たポイントを避けて少し遠くを攻めた。糸フケを取ったが竿には変化が無い。エサは沢山ついているので、今度は裏側^^(忙しい・・・)の竿のエサを替えようとサザエを取りだし、ハンマーでコンコンと割っていた、とその時!!! 
てっちゃん『あ”っ』と同時に、上目使いで見ていた表側竿がべったりと、まさに入って行く途中だった!パラソルから慌てて飛び出し、海中へ入って行こうとする竿を思いっきり握り、そして渾身の力で大合わせをくらわした!
その合わせと同時に糸が滑り出した!少し魚をいなして溜めた後、ドラグを締めて竿を立てようとするが、中々こちらのヒジが伸びたままで近寄って来ない。
暫く綱引き状態が続いた後、ようやく竿を起して巻き取りに掛かるが、今度は横に走り出した!水面から1mくらい瀬が張り出しているのが確認出来たので、もう一段下まで降りて対抗した。最近の中では1番の引きで、
「ん^^60オーバーかぁ〜」と思いながら、やっと水面近くまで寄せると今度は右側に走り出した!
最後の抵抗を交して、やっと水面に姿を現した獲物を見ると (^o^)/そして
てっちゃんが慎重に抜き上げてくれた。そして自分が釣った事の様に喜んでくれ、ガッチリと握手した後、記念撮影^^アシスト有り難う御座いました。
 
 そしてもう1匹をと^^先程のポイントへ投げ込むと・・・今度は真潮がゴンゴンに流れていた。喰って来たのはまさに潮が動き出す時で、魚とのやりとりで気が付かなかったが、その時底潮は既に真潮に変わっていたのだった。ほんの僅かな時間、チャンス、何もがこの時に揃っていたのかと改めて思った。
 
 その後は約2時間くらい潮は止らなかった。その時間を利用して^^電話&メールを送り、また会員の皆さんや
ハヤシさん幼稚園児さんすいたんさん、シゲさんからも、お目出度うメールを頂戴しまして有り難う御座いました。^^ でハヤシさぁ〜んどう?

 それからは猛暑の中、唯々エサ取りと暑さとの戦いで・・・何とか時間まで生きてました^^
スズキ島にて
三木里のはずが南紀田原へ・・・
2004.09.19 南紀田原 中潮 満潮8:39
南紀へ半拉致?^^
 
約2ヶ月振りに釣行を決意!と言うのも首、肩、腕、腰と神経が痛く釣りどころでは無い状態が春過ぎから続いていたからで・・・

 てっちゃんと繁ちゃんに誘って貰ったが、遠出は辛いので、古和か、遠くても三木里ならと伝えて電話を切った。前日中部地区には警報も出ていたが、三木里の天気予報は降水確率、降水量を見ても大したことが無く、仕事後帰宅してから、久しぶりの釣りの準備をした。
夕方、てっちゃんから電話を貰ったので、天気予報を伝え出発時間を確認すると、何と9時に松阪を出発したいと!@_@ 話しを聞いてみると、現地で仮眠したいとの事で、納得して8時過ぎに家を出発した。(三木里と信じて・・・)

 無事に合流して9時過ぎに松阪を出発。繁ちゃんにエサの手配を頼んで有り、熊野のエサ屋へ寄る事が決まっていた。道中はいつもの様に賑やかであっと言う間に熊野に到着。頼んで有ったヤドカリを購入して、R42へ向い今来た道を戻った。が、しかし・・・三木里は左折なのに・・・車は右折?ん?
「三木里のどの磯へ乗りたい?」とか、車中の会話は全て嘘???@_@
「昨晩には、もぅ和歌山に決定していたんですわぁ〜〜〜ははははぁ〜」といつもの口調で聞かされ、七里ヶ浜を通過した頃から急に腰が痛くなった・・・(^_^;

 半拉致状態で1時に現地に到着。出船時間までは仮眠を取る事にした。が・・・往復のイビキ^^で殆ど寝る事は出来ない状況で朝になってしまった。
 田原の港には、他の車も3台停まっていて、早速用意に掛かった。着替えをして、車から荷物を降ろしかけると、何と雨が・・・そこでてっちゃんが、雨降らへんて言うたやん〜と、不満げにこちらを見ているが、昨晩こちらは三木里の天気予報を確認していて、和歌山は見てない(^o^)、しかも2人はカッパを持って来ていない!!@_@

 雨は止む気配もなかったが、沖を目指した・・・低気圧が通過している様で、波も有った。予定していた磯は断念して、八丁島へ大阪の方2名と渡礁した。
低い磯で、海苔?が付着していて滑りやすい。しかも高い潮位と波で荷物の置き場も無い。様子を見ていると、足元まで磯の上を波が被って来る
「三木里は晴れかなぁ?」と思いながら^^準備をした。その時も容赦なく頭からはスコールの様な土砂降り状態と、波しぶきが襲ってくる。
雨嫌いな私には苦痛だったが、
ビニール袋をカッパ替わりに着込んだ、てっちゃんや、普段着?の繁ちゃんを見ていると文句は言えない^^

 AM7:30 待望のアタリが繁ちゃんの
新調のギガバーサスに出た!エサが小粒のヤドカリだったので、繁ちゃんは2ケ刺ししてポイントへ投げ込むが、雨と向かい風で届かない。再度投げ替えポイントへ入れ、後ろへ下ると僅かに穂先が揺れた。数秒後、ギガバーサスが絞り込まれ、きり揉み状態で刺さっていったぁ〜〜、繁ちゃんは竿に駆け寄り、大合わせ!針掛かりし、60数メートル沖から難なく獲物を足元の水面に浮かせた!
途中
ギガバーサスの曲がりを見ていたが、本人のパワーも当然有るが、実にバランスが良く、竿の粘りで難なく寄せる感じで取り込んでいた。そして抜き上げ、これも難なくこなしていた。
繁ちゃんにとっても、皆にとっても久しぶりの魚で、雨の中の悪条件での釣りも忘れさせる1枚となり、ガッチリと握手!^^

 暫くは雨とエサ取りとの格闘が続いたが、満潮を境に止っていた上り潮が差し込んで来た。
自分も前方を探るが、根掛かりが頻繁で、痛い肩に負担が掛かり嫌気が差していたので、少し右側のシモリに思い切ってポイントを替えてみた。
 すると直ぐに押さえ込むアタリが出たが、食い込みまでには至らず、再度同じポイントへ小粒の2ケ掛けで投入した^^


 AM10:30 エサも残り4ケ、もう終わりかなぁ〜と次のエサの準備をしながら竿を眺めると、少し穂先に重みが掛かった後、一気に竿が絞り込まれた!準備中の針とエサを放り投げ、一気に合わせた!
重量感が伝わり、上手く乗った!腕もしびれが有るので、竿を握るのも辛かったが、その時は忘れていた^^ 痛い腰も使ってポンピング^^

 やがて水面に青白い魚体が確認出来た。石鯛と確認した後、抜けそうなサイズだったので、「抜きますよぉ〜」の合図と共に磯の中央へ^^
自分も久しぶりの魚で、サイズよりも何より、乗っ込み時期からアタリすら無かったので、ホッとした(^o^)

その後は直ぐにエサも無くなり納竿。
帰りの道中も賑やかで、楽しく帰宅^^
てっちゃん、繁ちゃん、お疲れさんでした。次回は先に行き先教えてなっ^^
久しぶり^^
西磯5月より禁漁期間に
2006.04.22 古和浦 西磯 長潮干潮07:31満潮11:48 水温14.5度
【古和浦 今期1号^^】
 
4月に転勤になり、土日アングラーに^^; 以前はそんな時期も有り、固定休は何かと都合は良かったのですが、釣りとなると断然平日が有利・・・
 今期初の釣行は日曜の予定でしたが、私事で行けなくなり半ば諦めていたところへ水温状況を知らせるメールが・・・何と上昇気配!
 土曜日なら半日地磯へでも行けるかなぁ〜と思っていたところへ、VICの中出君(現三重離島会副会長)http://fishing.shimano.co.jp/fishing_info/impression/0561_01/index.htmlから別件で電話を貰った。大阪の友人と古和へ行くとのこと^^即効で現地合流すると返事してついでに餌と渡船の手配もお願いした。
激寒の1月、2月と西磯には釣行していたが、少しでも水温の上がる時期にと考えていて、5月から西磯が禁漁期間に入るので、どうしてももう一度行きたかった。


 AM4:00出発。天気予報も昼まではもちそうな予報。いつものコンビニに寄り5:00に到着。港で中出君の車を探しても見当たらなかったが、暫くすると登場^^無事に合流出来、さっそく船に乗り込む準備。餌も何とか1人20ケ確保してもらい、餌取りの状況次第では2本竿も予定していた。
 周りを見渡すと、やはり土曜日で30台以上の車が並んでいる。だが底物釣り師は殆ど居なく、上物釣り師が主体。まぁ今の時期、まだ早いからなぁ〜と思っていると6時になり、20数名の客を乗せ出船。
 いかにも釣れそうな磯へ次々に降ろしながら目的の磯に到着。限られた磯なので、上物の方々を含め4名で渡礁。風も弱く、波も殆どなく、曇りで暑くもなく絶好の釣り日より^^


 AM6:45 各自釣り座を構え一投目。底を探ると掛け上がりが有り、大きなシモリが有りと、今の時期居着きが潜んでいそうなポイントを探った。
 暫く探った後、ここぞ!と思う?ところへ仕掛けを馴染ませた。が、生命反応が全く無し・・・そして少し流れていた潮まで止まってしまった。
 中出君に、「潮止め男ぉ〜〜〜」みたいに言われてしまった^^ 確かにここ最近、動いたことが無い・・・と雑談をしている間に期待していた朝の時合が無情にも過ぎてしまった・・・。
 
 この分だと餌も充分足りるなぁ〜と、2本目の竿をこっそり準備した^^案の定餌は消費されないまま時間だけが過ぎていく・・・しかし、上物のお二方は絶え間なくアタリも有り、釣果も得ている。

 ぼんやりそんな風景を眺めながら、「今日は時間が経たないなぁ〜」と・・・ふと気づくと電話が全く鳴らない^^そうかFOMAに替えたからだ(^o^)/と、安心したのもつかの間、中出君のムーバを経由して電話が次々と・・・(^^);

 底物が全く気配の無いときは上物もダメのはず。・・・しかし今日は時間とともに型物のグレやチヌも上がりだした。潮は動いてはいないが、間違いなく魚の活性は上がってきている。僅かな期待を満潮時に託し、足場の悪い中、同じポイントへ投げ続けた。
 
 8時過ぎに僅かなアタリ、9時過ぎにも同じアタリ。ウツボのようだがハリスは真っすぐだし・・・中出君にガシラですわぁ〜と冷やかされながら11時を回ってしまった。

 いよいよ満潮時刻。先程残った頭に小さいヤドカリを足して同じポイントに投げ込んである。中出君はエギでイカを狙うのか、竿を持ってこちらに近寄って来た^^そんな中出君や、次々竿を曲げている上物師の動きを見ながら時計に目をやると・・・


AM11:40 満潮

 その時、僅かだが竿先が動いた・・・つい先程まで遠投も兼ねていたので、足場の悪い位置にピトンを打ち込んでいた関係も有り、少し上向きに竿の角度を保っていた。が、どうも朝の2回のアタリが気になり、穂先を下げる感じにセットしなおした直後だった。

 前に竿が伸びる感じでギューンと突っ込んでいった! エギでイカを狙っている中出君と会話しながら、それを横目で見ていた。突然のアタリに体を休めていた岩の間から立ち上がり、ピトンをまたぐ感じで、尖った足場の悪い岩に座りながら左手で竿をつかんだ。
 
 しかし意に反して竿が途中まで戻りかけた!「あ〜、いま合わせたらスッポ抜けするぅ〜」と思ったと同時に2回目の舞い込みが襲った。さっきより力強く、一気に海面めがけて加速しながら突っ込んでいった。

 左足が踏ん張れず、一段下へ踏み外したアンバランスな格好のままリールを巻く。不安定な格好の割には以外とすんなり近寄ってくるが、それと同時に本当に石鯛?と疑問も・・・しかし残り20mのところでその不安?は確信へと^^クネックネッと数回首を振った!巻き上げ途中も何度も^^/

 横から見ていた中出君も間違いないですよぉ〜〜と、上物師も手を止めて見守ってくれている。やがて反転しながら白い魚体が浮かんできた。右の竿が邪魔だったのと足場が悪いので、中出君にアシストしてもらい今期1号を無事にゲットできました。中出君、アシスト有り難う^^
納竿までの残りの2時間は、早くFOMA携帯圏内の港に戻りみんなにメールで釣果を^^と考えながら煙草に火をつけ背中の風景を見ながらニヤニヤしていた^^。

 港に着き、沢山のギャラリーの中、皆さんに祝福されながら検寸。そして記念撮影^^ 久しぶり!古和の[今期第1号]と渡船屋さんにも喜んでもらい、古和浦をあとにした。あぁ良かった、狙ってた西磯で釣って^^
古和浦西磯にて
今期初物^^60cm
その後、冬のこの磯で3連ちゃんで釣ることに・・・^^
66.3cm 56.0cm 60.5cm
古和浦またまたゲット(^^)/
2008.5.17 古和浦 西磯 干潮10.17 中潮
 服部会員、それと服部君のお父さんと三人で久しぶりに古和浦西磯に
古和西磯はGWで禁漁期間に入るの予定だったが、なんと5月一杯延長されることが決まり、今回の釣行となった。
服部会員は遠投、お父さんは足元釣りを希望していて、それぞれのポイントに分かれて竿をセットした。
私と磯の相性は抜群で、自然と気合が入る。

 それぞれポイントにヤドカリの餌で投入、昨日に61.0cmが遠投で出たとの情報も入っていて、遠投から足元まで広範囲で探ることにした。
 しかし潮は逆で底潮が流れている様子。東磯には北村会員が釣行しており電話で確認すると、やはり向こうも底潮が流れているとのこと。干潮が10時過ぎなので、潮が変わることを願いつつ餌を投げ込む。
 わずかな餌取りがいるだけで、餌不足は心配ない。最近ビデオ撮影も行っており、足場が悪く、荷物もコンパクトにまとめビデオカメラも設置した。
 前回は自分の撮影は誤動作で出来ておらず、かわりに宮下会員の勇姿は撮影できたが、今回は気をつけながらの撮影。

 前回もそうだったが、春の乗っ込み時期はなかなか素直な舞い込みはみせず、遠投では居食いのようなアタリが多く、途中まで竿は入るが戻ってしまう。どうしても古和浦の岩盤が多い地形がそうさせているのか、腹に子をもつ魚の本能であるようにも思う。

 と、そんなことを考えながらチャンスを待った。

 AM9:30
『そろそろ潮が緩みますよっ』と近くのお父さんに話しかけ、様子を見に来た服部会員にも時合いが近いことを告げた。
そして気合を入れ、大きいヤドカリを準備し、終始一点同じ場所に入れ続けた仕掛けを上げ、餌を付け替えた。
 AM9:40
やはり走っていた潮が緩みかけた、それと同時に次の餌を準備しながら穂先に目をやると、グワーンと竿がお辞儀した。『入れっ!』と思わず叫ぶが次の展開に繋がらない。数秒お辞儀をしていた穂先が戻りかけ、またそこで止まった。『タコかなぁ?』そんな不安がよぎった瞬間、目の覚めるようなアタリに変わり、水面めがけて竿が突っ込んでいった。そこで大アワセを喰らわせた。合わせた瞬間から強い引きが襲い、石鯛と確信し服部会員にビデオ撮影を頼んだ。足場が悪く前下がりの磯のため、座り込んで引きに対抗した。1分足らず?そのときは5分くらいに感じたが、水面にオスの石鯛が浮かんできた。前回宮下会員の5.3キロを抜き上げているので、それより小さいのがわかった。しかし食い込み重視で竿を選択しており、万全を期するため、撮影中の服部会員にアシストを頼む。
 急斜面を上り下りして無事に抜きあげてくれた。服部会員、ありがとうございました。お父さんも大変喜んでくれ、磯の上で記念撮影。

 その後、服部会員に場所を譲り、銀ワサをストリンガーにつなげ潮溜りに浸けた。しかし潮はそのときに緩んだだけで、干潮を境にまたしても早い底潮が流れだし、アタリもなく終了した。

 帰りは北村会員や三重離島会の中西氏と合流し、祝福を受けた。道中も会員の皆さんや友人から『おめでとう』の電話も頂き楽しく帰宅できました。ありがとうございました。

銀ワサ^^君

4.29 52.0 宮下会員66 5.17 57.0 6.15 大山会員61.5
YouTube動画9:37 YouTube動画2:01
画質が悪いです・・・m(_ _)m
久しぶりの阿曽浦^^
2008.10.19 阿曽浦大島 中潮 干潮14:11 満潮9:04
 先週は初の隠岐の島遠征でしたが、2日間とも風と波で思う磯に上がれず、小型1枚の釣果に不完全燃焼・・・
今週は紀東の磯でと思っていたが、台風崩れの熱低が沖合いに・・・週末にはウネリが到達してしまい、半ば諦めて土曜日はおとなしく過ごした。
しかし、宮下会員から日曜に強行するとの連絡があり、こちらも行きたい病?が発症^^;
東からのウネリだったので、なんとか阿曽浦の湾内なら竿が出せるだろうと話がまとまった。

宮下会員の同僚3人はカワハギ狙いで現地で無事に合流。
他の船には底物師も多く、次々に湾内の磯に降ろしていく。うまく我々の希望するポイントには誰も降りなかったのでゆっくりと仲間で荷物を手渡しながら渡礁。


 宮下会員は高場から、私は波をみて大丈夫だろうと低場にそれぞれ構えた。
共に2本竿^^いきなりテンションはマックス状態^^随分この磯では竿を出していないので丹念に底を探り、2箇所、ここわっ!と思う場所に仕掛けを落ち着かせる。

 満潮時間が迫っているのと、湾内に入ったウネリが大きく足元に時折這い上がってくる。
竿先は餌取りのアタリが活発で、1投目から活性の高さが伺える。

 干潮が2時なので昼に上がるにはもったいなく、3時まで延長したい旨を宮下会員に伝えると、彼も同じ気持ちだったようで話がすぐにまとまった。

 あいかわらず竿はバタバタと小型の石物のアタリが続いている。延長を早々と決めたので、2本竿だと餌が不安になってきた。そこで前回の残りのサザエを使い、時合いまでヤドカリを温存することにした。

 AM7:30 捨て竿の方にサザエを3個付けて朝から狙っているポイントに仕掛けを入れた。
先ほどから大きなウネリが足元を洗い出したので、荷物を1段高い場所へ移動させた。天気は最高で少し動くと汗ばむ陽気。ここで一息入れようとコンビにで買ったコーヒーをリュックから取り出し、キャップを半ひねりしながら後ろを振り返った。

 AM7:35 するとなんと!先ほどサザエに替え投げ込んだ竿が海面めがけてギューンと曲がっていった!
宮下会員にアタリやぁ〜と叫び、竿に駆け寄ったときには水中に穂先は突っ込んでいた。
竿尻を右手で押さえ左手で竿を握り力一杯アワセを入れた!最初からグングン引っ張っていく^^
何とか8mのところまで巻くと、一番嫌なハエ根に横走りされてしまった。足元は低く波を警戒して竿を斜めに巻いていたため魚に主導権を握られてしまった。そこで宮下会員にアシストを頼む。すぐさま状況を判断してタオルを片手に低い波のかぶった磯に駆け下りてくれた。「銀や!銀や!」と叫んでいるヒロちゃんの足元にゴボー抜き!その魚をタオルで掴んでくれ一安心。
 
 あとで道糸を確認するとザラザラになっていた。ヒロちゃんありがとう^^
引きのわりには小さかったが、久しぶりのオス^^ストリンガーにつなぎ記念撮影。その後は各会員からのメールやら電話であっと言う間に時間が過ぎていった。

 阿曽浦は春の乗っ込み時期に釣りに行くことが多く、秋は久しぶり^^とせん丸の船長とも久しぶりに会い、釣果も喜んでくれた。

 釣れたあとも底物のアタリは活発で、今にも舞い込みそうであったが、結果的には1枚に終わった。
最近は古和浦に主役の座を渡した感じだが、まだまだ根強い阿曽ファンも多く、実績では引けをとらない。またじっくりと狙ってみようと改めて思った。
阿曽浦大島にて 53.0cm ヒロちゃん^^
久しぶりに^^
2010.06.26 南伊勢町 大潮 干潮11:37 満潮4:34
 昨年は仕事や私用の加減で中々思うような結果が得られずにいたので、今年のシーズンは出来る限り釣行を重ね、会員との交流にも時間をかけようと考えていた。^^

 AM5:00てっちゃんが家に到着し、自分の車に荷物を積み込み出発!とここまでは順調だったのですが、ちょっとした手違いで出船が8:30になってしまった・・・
 
 宮下君、北村君とも無事に現地で合流し、いざ出船!^^気合は充分だが風、雨が磯に向う途中厳しい状況になってきた(^^;
でもここまで来て引き下がれないので、私と宮下君と同じ磯へ降りた。

 初めて降りる磯なのでシモリの位置を二人で探りながら開始した。しかし向かい風で斜め前方のポイントへ二人で投げるには少し窮屈な状況だった。
時合いは干潮の11:30頃かな?それまでに何とかポイントを見つけないと時間がない。

 そんなあせりもあってか、二人で交互に根掛かり地獄・・・向かい風が恨めしかったが、潮は良い感じでいたので頑張った。
投げては雨を凌ぐためにパラソルの下へ、そしてまた投げパラソルへ・・・

 やがて強風と大雨になりパラソルが数回マツタケ状態になる始末(^^; さすがに心も折れかけ、ふと時間を確認すると11:00を回っていた。

 ここ数年腰痛との闘いで、根掛かりはかなり辛い(^^; ここは一か八か干潮の時合いにむけて思い切って違うポイントを探ることにした。
そして錘で探ると正面の38m付近に掛け上がりを見つけた。

 もう時間がない、ここしかないぞ!と一際大きいヤドカリを付けポイントへ投げた。

 朝から数人のメンバーや知人から電話を貰うのだが、電波状況が悪くなかなか繋がらない状態だった。しかし偶然か、てっちゃんからのコールで電話を手にした。てっちゃんの報告だと向こうの磯では朝から大バラシで道糸が飛ばされたらしく、かなり興奮状態だった。一通り状況を聞き、エールを送り電話を切った。

AM11:25 干潮間際
 自分は電話を切り、ヒロやんは餌交換に立ち上がった、こちらも餌を替えようかと竿を見たとそのときだった。
少し揺れた後、真っ直ぐに正面むかって竿が伸びていった!パラソルから飛び出し、竿を握り一気に合わせをくらわせた!

乗った!^^、今年はスッポ抜けだったり、アワセと同時に竿が折れたりと散々だったが、久しぶりに引きを確認出来たことが嬉しかった^^
引きから大きさはたいしたこと無いとわかったが、慎重に針掛かりを確認し磯へぶり上げた。

早速ストリンガーを用意し、雨の中ヒロやんに撮影を頼み、電波状況の悪い中、
出きる限りの会員にメールをし釣果!を伝えた。^^/

そして満足した自分はパラソルの中で雨をしのぎ、残り少ない時間はヒロやんに頑張ってもらおうと自分の竿もゆだね爆睡した^^
南島にて 51.0cm 大雨と強風の中^^
古和で^^
2011.10.9 古和浦 中潮 干潮10:08 満潮16:22
 今年は中々仕事と、天候とが噛み合わず、気づいたら4ヶ月も釣りに行っていなかった。おまけに持病の首と腰が痛く、毎日痛み止めを貼って仕事をしていたため、余計に億劫になっていた。遠距離は腰への負担も多く、後半戦スタートは愛称の良い?^^古和浦へ行くことにした。

 AM3:30北村くんと合流し、出発!

 道中は、やはり楽しい釣り談義^^北村君と私は愛称が良い?のか、いつも北村君に釣られてしまう・・・今日こそはと密かに狙っていた^^。

 AM5:10
 餌も途中で引き取り、無事に漁港に到着。水温も下がっており、上物客も増え、かなりの数の車が駐車場狭しと停まっている。
さっそく荷物を降ろし、準備をし船に乗り込む。

 AM5:45出船
 港をスローで出て行く。いつもこの瞬間がわくわくする^^乗客もかなりテンションが上がっている様子。

 無事に渡礁し、荷物を固める。ここは釣り慣れた場所で、いつもの位置にピトンをセットした。

 今日の潮の感じだと、10時くらいからかな?と想像しながら、いきなり2本竿を用意^^

 意気揚々と餌を用意していると正面に漁師の船が・・・ん?なにやら籠を沈めている様子(^^;
ちょうど私が投げたい位置に沈めて・・・しかも長いロープ付きの浮きを付けていったから邪魔で邪魔で・・・
しかも期待の真潮は流れず、緩やかな底潮が・・・この時点で急に睡魔が襲ってきた(^^;

 足元には幾分餌取りはいるものの、遠投竿は殆どピクリともしない・・・そんな状態がしばらく続いた。

 AM10:25
 期待していた真潮が流れ出した。しかし前方の浮きがやはり邪魔で過去のポイントをみきり、初めて責める場所に切り替えた。
幾分大きい鬼ヤドカリを餌に60mのシモリにそれを託した。

 その時、足元の竿がいきなり揺れた!が、数十センチ入ったところで止まってしまい、それ以上は入らない・・・
棚落ちしたかな?と竿に手を掛けきいてみたが反応がない・・・
そこで餌を替えようとあおると何かがついている様子で、そのまま巻いてくるとガシラが付いていた^^これはおかずになると、丁寧に上げた。

 と、その時!右側の遠投竿にアタリが出た!横で北村くんも『あっアタッタ!』と
すると、一端止まっていた竿先が一気に入っていったぁ〜〜〜
慌てて、さっきから手に持っていたガシラと竿を北村君に預け、隣の竿を握り一気に合わせを叩き込んだっ!!!

よっしゃ〜のった〜〜〜^^ 久々やぁ〜おお〜〜〜〜と、いつもより力が自然と入る^^
中々の引きで、先週建ちゃんが55cmを釣っているので、もしかしたら^^と欲を出したとたん、水面に顔を出した石鯛は思いのほか小型で・・・
一気に振り上げ、近くにより手尺で計ると50cmあるかないか・・・ううう
しかしよく引いたなぁと北村くんに照れ笑い^^随分と釣りにも行っていないのと、久しぶりの釣果で嬉しくないわけがない^^
いつも以上に記念撮影をし、竿を一本片付け、北村くん相手に講釈を垂れ流して本日の釣りは終了^^

電波状況が悪く、中々他の会員と連絡が取れなかったので、港に戻り電話ラッシュ!
なんと隠岐の島の阪井さんは7枚釣り、熊野の4人も石垣やら大判のバラシやらと楽しかった様子!
やっぱり釣りは行かないとね^^

PS 帰りの道中、職場の皆さんのバーベキュー会場へ顔だけ見せ、おいしいお肉を頂き、無事に帰宅しました。
^^
50cm^^
27年目で
2011.11.06 尾鷲 梶賀 干潮8:46 満潮15:02
 本日は所属倶楽部の大会の日であったが、低気圧の通過でウネリが出る予報であったため、当初予定していた場所は釣り場が低く、渡礁が難しいとの判断で中止を決定した。

 しかし、釣り場の変更で、幾らか釣りは出来そうな微妙な天候であったのと、餌の手配もしてあったため有志での釣行を決行した。

 倶楽部の大山君にも連絡をすると、どこか竿が出せる場所があれば同行したいとの返事を貰ったので、前田会員と相談し梶賀に行くことにした。

 中々普段は仕事の関係で大会日くらいしか休みを入れられない会員もいるため、今回は雨と波予報であったがなんとか竿が出せる場所を探した結果梶賀に決めた。

 それに、ここ数年持病の腰痛と首が思わしくなく、釣行回数も減り、今年も5回目の釣りだったのでこの機会になんとしても釣行したかった。


 現地で仮眠をとるため、大山君と8時過ぎに合流し出発した。道中も小雨ながら、あまり風はないようすで、なんとか良い磯に乗れれば良いなぁと話ながら現地を目指した。

 11時過ぎに無事に到着し、仮眠を取り、朝方には前田会員も合流した。


 今回お世話になった榎本渡船さんは、前田会員や倶楽部の会員が若い頃からお世話になっていて、最近では釣行回数も少なくなってはいるが、いつも気さくに接して頂いており、昔話で談笑しながら渡船時間を迎えた。


 AM5:45 小雨の中出船

 やはり昨日からの低気圧の影響で南東のウネリがあり、沖磯は断念せざるを得なかった。

 前田会員は別の磯に降り、私と大山くんが同じ磯で釣ることにした。地磯でウネリがあるため高場から竿を出すことにし、雨のため持参したパラソルを設置し荷物をまとめた。

 それぞれに釣り場を決め、竿をセットした。今日は時合いが朝で、波も高くなる予報だったため、短時間勝負と読み、私は2本竿を同時に用意した。

 一本は近場、一本は遠投で状況をみると、遠投のほうが活性が高く思えたので、すぐに両方の竿を遠投に切り替えた。


 60m前後のポイントで一番活性が高く、数投目でコツンコツンときた後、一気に竿が刺さっていった!雨を交して逃げ込んでいたパラソルから飛び出して竿を握り一気にアワセを入れた。

手ごたえから大きくはない様子だったが、波の力で重量感は有るが・・・?しばらくし水面に現れた魚を見るとピンク色・・・なんとイラだった。

その後も3連ちゃんでイラ、イラ、イラ・・・しかし、魚の活性は高い様子だったので、大山くんに『遠投でやってみたら』とアドバイスを送り、次の餌の準備をした。


 AM8:20 餌の用意をしていたとき、何気に大山くんをみるとなんと竿をあおり巻いている!近くに駆け寄り見守っていると縞々が水面に^^

何で私はイラばかり?で大山くんは遠投したとたんに縞々を^^ と嫌味を言いながら記念撮影をしていた。、とその時、私の穂先が少しお辞儀をしたと同時に、間髪入れずに一気に竿が絞り込まれ、今にも竿が飛び出さんばかりに伸びている!慌ててカメラを置き、竿を抜きアワセを入れた。

先ほどからのイラの重量感とは比べ物にならないくらいの重量が伝わってきた。そして再度竿をあおろうと力を入れたとき、もの凄い勢いでつっこんでいき、のされそうになった、と直後に重量感は消え、何事もなかったように穂先がまっすぐに・・・
道糸がサルカンの上で飛んでいた。かなりの大型の手ごたえだったが仕方が無い。

 しばらくは全く気配が感じられず、餌も少しかじられる程度で、やはり先ほどのバラシが影響しているようだった。


 AM10:00 アカマスを二匹追加したころ、また雨が降ってきたので、パラソルの下でご飯を食べることにした。

 磯での飯は格別で、配達もしてくれるので美味しく頂けるのも楽しみの一つ^^


 AM10:20 両方の竿の餌を付け替え、朝から狙っている場所へ投げ込んだ。

今日は朝から活性が高く、外道ではあるが前アタリから食い込みまでスムーズに竿が入っていっていたので、バラシはあったが諦めずに投げ込んだ。


 AM10:25 左の竿に前アタリが出た。朝からのイラのアタリと同じで、小刻みに揺らしながらゆっくりと穂先に重みが加わり、そこで止まった。

沈黙すること1分、錘が引っかかったのかな?と思っていたとき、ゆっくりゆっくり、まるで底を這うように竿が伸びていき、そしてやがて一気に加速しながら竿が突っ込んでいった。

 間髪入れずに大アワセを入れ、一気に魚を寄せようとするが、竿は伸びたままで均衡状態が続き、なおも竿が曲がり耐えるのが精一杯の状態。

 しばらく耐えていると、何とかこちらを向いたのでポンピングを繰り返し10mくらい巻き取れた。しかし、ここでまた一気に潜ろうとものすごい締め込みが襲ってきて、なんとか耐えた。が、すでに魚は潜っていてあおってもびくともしない。

 張らず緩めずの状態でしばらく待つと、少し左に動いた感覚が伝わり、その瞬間にまた一気に竿をあおり巻き取った。

その時もかなりの重量感で、こちらも滑りそうな足元の中必死で応戦した。リールのカウンターはあと25m、かなりこちらも力を入れていて疲労を感じていたので、巻き込むスピードが緩くなってしまった。相手も必死で、こちらが弱ったのを感じ取ったのか、今まで以上の力で一気に潜り張り付いてしまった・・・


 緩めたことを後悔したが、ここで焦ってはバラシてしまう。先ほど張り付いたことで道糸にも傷が付いているかもしれないので、慎重に対応した。

 どれほど待っただろうか、大山くんも隣で祈るように見てくれている。

 2分くらい経過しただろうか?

 その時、奴は突然動き出した!ここで緩めたらもう二度とチャンスはないと、ポンピングで一気に間合いを詰めた。

 10M、9M、8M・・・ やがて魚体が浮かんできて、高場からではあるが、かなりの大きさが確認できた。

 大山くんもアシストに降りていってくれたのか姿が見えない。ウネリも一段と大きくなり、魚が波に呑まれそうになっているので、途中の岩の上までズリ上げようと試みるが、重量があり、中々うまくいかない。

それに、大山くんは私が取り込もうとする反対方向へ降りていってくれたのか姿がみえないので、大声で彼を呼び、抜き上げようとする方向を伝えた。

何とか波に乗せ、5mくらい下の岩の上まで上げることが出来、大山くんに道糸を手繰って引きずり上げてもらい取り込めた。

 
 頭がでかく、目が大きく、かなりの重量もあり久しぶりの大型に二人で握手し、記念撮影をした。


 そして雨の影響もあり、前田会員も早上がりの予定だったので、昼に上がり榎本渡船さんで検量を行った。


 実寸70.5cm 重量5.8kg

 平成7年に阿曽浦で釣った68.0cm 5.8kgが自己記録でしたが、石鯛釣りを始めて27年目にしてようやく70オーバーを手に入れることができました。

これも同行してくれたてっちゃん、大山くん、また家族や釣り仲間の皆さん、そして帰りの道中も祝福の電話やメールを頂いた方々のおかげです、感謝致します。

ありがとうございました。

まだまだやりますよ〜〜 腰が痛いけど・・・^^

榎本渡船さんの釣果欄 (拓寸73.0cm)http://enomototosen.sakura.ne.jp/omono/omono.cgi?id=762&mode=show
70.5cm 5.8kg  2011日刊銀鱗倶楽部 石鯛の部 年間優秀賞に^^
連続で^^
2011.11.13 古和浦 中潮 干潮12:48 満潮7:17
 この日は会員の西部さん、百田さんも釣行予定があり、私とニューヒーローの新谷君(新人でいきなり60を釣った^^)とも約束をしていたので、天候を見ながら場所を探していた。

 仕事で見た金曜日の海は台風なみで、東からも南からもウネリが入っており、厳しい状況であった。

 西部さん、百田さんは場所も広い梶賀に早々と決定し、土曜日の昼には前川さんも決定した。私と新谷君はGFGの大会が梶賀で開催されると聞き、混雑を避け古和へ行くことにした。

 海族渡船へ予約を入れると、自分の乗りたい磯は一杯で、無名の地磯しか空いてないとのことで思案したが、持病の腰痛、それに新人との釣行だったので、ウネリも残っているだろうと足場の良いそこへいくことに決めた。

 AM3:50 
 新谷君と合流し出発。いつものコンビニと餌を調達し無事に到着。さっそく着替えをして準備をしていると、元三重離島会の山川豊副会長が登場。同じ海族渡船を利用とのことで、挨拶を交し準備を続けた。

 AM6:20 出船
 やはり湾の出口付近までくるとウネリが入っている。朝は満潮だし、逆に自分たちの行く地方は波に強い裏側なので、なんなく一番に降りることが出来た。

 初めての磯であったため、波の様子を見ながら新谷君と荷物をまとめ、ウネリの方向を見ながら釣り場を確保した。

 AM6:50
 第一投 後ろが振りかぶれるために遠投が可能で、80m付近から探ると、あまり大きな起伏は無いが、小さい溝やシモリが数箇所確認できた。

 時合いが朝一番と昼ごろと読んでいたので、取り出した中で一番大きい鬼ヤドカリをいつもの17号の針につけ、50号の錘とともに先程決めたポイント投げ込んだ。

 ちょうど朝日がまぶしくて、竿を横向きにセットし、すぐさま2本目の竿も用意し、同じように遠投で攻めた。

 かなりの餌取りを予想したが、あまり居ない様子で穂先はウネリの波でしなっているだけで変化はなかった。

 10分くらい経過したころ、ようやく左側の竿に変化が出た、と思ったら一気に舞い込んでいった!腰掛けていた岩から立ち上がり、間髪入れずに合わせをくらわした。
しかし、重量感はなく、遠投だがすんなりと上がってきた。水面には40くらいの石鯛が確認でき、一気に抜き上げた。

 初めての磯で、しかも1投目での釣果は嬉しく、終了時間までこれで盛り上がるなぁ^^と新谷君と話ながら記念撮影をした。

 しばらく沈黙が続き、やがて海が濁り始めた。一昨日までの雨と悪天候の影響での濁りが接岸していたのであった。その影響からか、まったく竿先にアタリは出なくなり、昼の時合いまで昼寝でもしようと岩にもたれてウトウトしていた。

 どれくらい寝ただろうか?会員からの電話で起こされた^^ 会話しながら状況を説明し、ふと水面を見ると、先程の濁りの層が幾分小さくなっているように見えた。
溜まっていたメールの返信をし、2本の竿を餌の交換のために巻き上げ、朝から狙っているポイントへ投げ込んだ。

 AM11:30 しばらくして、山川さんから電話があり、今日は荒れているのと、アタリもないから早上がりするとの連絡が入った。

 海の色が戻ってから、数投素針が連発した。ウツボのアタリもあるが、親のアタリとも取れる、グワングワンと嫌らしいアタリも時折現れた。

 一時間ほどで、二本の竿ともで7〜8回も素針を引いた。

 PM12:20 そろそろ干潮を迎える、昼の干潮で釣れる石鯛は過去の経験から大型が多い。とそんな講釈を新谷君に垂れ流している時だった。

 『アタッタ』 二人で同時に私の左側の竿を見ていた。まるでスローモーションのように、曲がった竿がゆっくりと沖を向って突っ込んでいった!

 両手で竿を握り、ピトンから竿を抜き合わせを入れた。かなりの重量感が伝わり、グングンと引っ張っていく。足場は良いので、先まで出て応戦した。

 そして数回リールが巻けないほどの引きを耐えた。ここは潜られるような起伏の海底ではないので、最後は一気に巻き取り、間合いを詰めていった。

 すると足元に揺ら揺らと銀色の魚がゆっくりと浮かんできた。新谷君が『大きい!大きい!銀ワサ!銀ワサ!』と叫びながらワイヤーを掴み抜き上げてくれた。

 いつ見てもオスの石鯛は格好が良く惚れ惚れする。さっそく記念撮影をし、手尺で計ると60は確実に超えている^^丁寧にストリンガーに繋ぎ、あと1時間ほど時間はあったが、自分は道具を片付け、あとは新谷君に今日のポイントと、潮の読み方、また餌の置き方など、それはそれは口が滑らかで滑らかで^^

 2時に港に戻り海族で検寸すると、64.0cm 4.89kg と立派な石鯛だった。同船の大阪のお客さんにもおめでとうと言われ、皆さんに祝福されありがとうございました。

 帰りの道中は電話でにぎやかに話しながら無事に帰宅しました。^^やっぱり、腰痛でも行かなあかんな(^^)/
64.0cm 4.89kg
2012〜2013は↓日記はさぼっていましたが、少しだけYouTubeにアップしてあります。 
今シーズン初釣りで^^
2014.4.27 阿曽浦 西のハナレ 中潮 干潮10:28 満潮16:48 水温15.7度
 今期の初釣りにと場所選択した結果、そうそうに69cmの大型が出た阿曽浦に行くことに決めた。
そこでデビューした年にいきなりこの阿曽浦で60cmを釣った新谷会員を誘うと、用事をキャンセルしての参戦となった^^

 最近の紀東の状況は、水温も一時17度台に上がったものの続かず、また14度台まで落ち込み、ようやく15度後半まで再度上がりだしたところだった。
黒潮の分流も近くまできていて、少し沖合いには17度後半まで上がっていたので、期待して阿曽浦へ向かった。

 予定通りに港に到着すると、船長がこちらに歩いて来て久しぶりに再会したが、開口一番に「ごめん〜あそこは当番と違ったぁ〜」と・・・
新谷会員との打ち合わせで、ポイントも良く知っている、しかも両潮狙える磯を選別し予約してあったのに・・・約10年以上も乗ったこともない、しかも自分も実績がない磯に急遽変更となってしまった。
 
 だが、久しぶりの釣りであったし、船長の申し訳なさそうな顔をみたら、どこで竿を出してもよくなり快く承諾し港を出た。^^

 湾内にアオリ狙いの客を数人降ろし、いよいよ志戸を回るころには東からのウネリが入っている様子がわかった。

 AM6:40 磯に無事に渡り、荷物を高い場所に置き、いよいよ釣りを開始。

 西のハナレは過去に数回乗ったことはあるものの実績は無く、感に頼るしかない。

 幸い隣の志戸本島は上物の客だったので、遠投しても重ならないのでそこに決めた。(志戸本島と西のハナレは並行する位置にある)そこは過去に中部列島会会長の山際さんが日本記録を釣った場所で、自然とテンションは上がった。

 まずは底取り、約90m投げ探っていくと、76、73くらいにシモリを見つけた。志戸から狙うポイントとほぼ同じと思われ、そこにポイントを決めた。
網から大き目の鬼ヤドカリを取り出し、針につけ第一投! 73mに落ち着かせた。

 しばらく竿を見ていたが、竿先は一向に変化はなく、ウネリに引っ張られるだけでアタリはなし・・・
まぁシーズン初めで、春はこれが当たり前と、新谷会員と壮大な海原を眺めながら時間が過ぎていった。

 数投した感触で、まだ海藻が生えている様子が伺えたので、新谷君に「あまりシモリに上げないように、少し抵抗が有る程度の位置へ置くように」と告げた。
この場所は海藻の密集地帯で、過去にこの時期よく海藻を釣り上げた経験がり、またその海藻に餌が隠れる可能性があったためそう伝えた。

 4投目、ほとんど餌は取られない状態が9時過ぎまで続いていた。今日の干潮は10時半で、そろそろ潮止まり、今から昼前までが勝負やなぁ〜と新谷君と話をしながら、今日狙っている73mに餌を置いた。

 約20分程経過したが穂先に変化はなく、そろそろ餌を替えようかと、ぼぉ〜っとビッグX564Lを眺めていた時だった。

 ゆっくり潮で引っ張られたように曲がった穂先は一気に加速し胴まで絞り込んでいった!
隣にいた新谷君に、「いったぁ〜!」と叫び、竿に駆け寄り大あわせをくらわして一気に巻いた。

 40mくらいまでは60cm級かと思わせる強い引きを堪能し、いくつかのシモリをかわして最後は波に乗せて取り込んだ。

 その後は新谷君とポイントを交替し、二人で3時まで頑張ったが、アタリはそれ一発だけで納竿。

 港で検寸すると52.5cmと、倶楽部規定の50cmをクリアしており、今期初物賞が決定した。

 銀ワサの腹はまだ小さく、乗っ込みはまだ先だと思われるので、これからが本番。久しぶのに阿曽浦フィーバーがあるかも?^^

PS 2014 10月〜11月 69♂を頭に68.65と出ました・・・ううう
52.5cm
後半好調?^^
2014.10.23 南島町 大潮 干潮11:11 満潮5:20
 職場の仲間(カワハギ名人^^)と磯釣りを計画するも、台風や私用で順延ばかり・・・当日も東からのウネリ、しかも午前中は雨予報でまた中止かなぁと天気予報と睨めっこ。

 二人は私に任せると言うので責任重大^^; 波の方向、雨量を考慮した上で決行を決断!^^行くとなったら覚悟を決め、渡船屋さんと餌屋さんに早速連絡、仲間二人にも同時に連絡した。

 翌朝2時半に起床するも結構な雨に心も折れそうになるが、着替えを余分に持ち、いつものコンビニ経由で現地へ向かった。

 現地に着くと二人はまだおらず、しばし休憩をしていると順次到着^^ 仲間の一人は磯釣りが初めてで、出来れば天気の良い日にしたかったが、筏のカワハギ釣りでは合羽を着てやるくらい好きだから、さほど気にしておらず強行した私も救われた^^

 船長や他の客とも、ちょっと雨が小降りになってからと言うことになり、その間雑談で時間を潰した。

AM6:20

 約一時間遅れで出港^^ 風、波を考慮し、裏側になる初めての磯にあがった。初めてで、カワハギが釣れるのか?また石鯛は?と不安だったが、幾分高い位置まで磯をよじ登り、シモリの様子を伺い、それぞれ立ち位置を決めた。

 思いのほかシモリが大きく、1/3くらいは釣りにならないほど。竿下も5mくらいの水深で、果たしてカワハギは?と心配になったが、すぐに一人が釣り上げてくれホッとした^^

 私はその大きなシモリの向こう側へしか投げれず、これから潮が引くと擦れそうで不安だったが、60m付近の掛け上がりに決めた。餌も一杯持ってきたのでもう一本用意し、それは近場を攻めることにした。

 先週は7月ぶりの釣りだったが、錦で小型をゲットしていたので運気は上り調子^^ そのときの状況は真潮で活性が高く、底潮でまったく駄目だったので、錘だけで投げ込み、楽しみに流れを確認すると底潮が流れていた・・・ううう

 干潮が11時過ぎ、それで潮が変わらなければ厳しいかな〜と同じポイントへ投げ続けた。こんな時はあまりあちこち変えないほうが良いことが多く、そのポイントへ集中して攻めた。

AM11:20

 カワハギ釣りの二人はポツポツと拾うように、足で稼ぎながら移動して釣果をあげている^^こちらも頑張って、飯も食べず投げ続けた。

 すると、幾分道糸が弛んだと思ったら逆の真潮に変わりだした。ようやく本命の潮になり、大きめのヤドカリに付け替えて、60mに落ち着かせる。

 カワハギの二人も休憩で、私の場所へ集まり、お菓子^^を食べながら雑談している時だった。

AM11:35

 遠投している竿がアタリだした。風の邪魔にならないように水平に保っていた竿が、左へ左へゆっくりと曲がり、やがて沖めがけて一直線になった!

 隣でお菓子を食べていたNさんが『いった〜いった〜』と、その声を合図にアワセを叩き込んだ。大きなシモリの向こう側、しかも干潮で道糸が擦れているのが手で感じとれたので途中慎重にやり取りしたら張り付かれてしまった。


 が、少し緩めるとすぐに動き出したので、今度は強引に巻き取った。隣で叫んでいるNさんにビデオ撮影を頼み、格好良く?糸を巻き取った^^

 が、抜き上げで右の竿の道糸に絡んでしまい、水面からなかなか上がらない・・・撮影を頼んでいるので、左手でその竿のリールのクラッチをフリーにして右手でブリ揚げる格好になってしまい、途中からOさんに抜き上げてもらい、無事に取り込めた。^^

 カワハギ釣りの二人も、間近に見る石鯛は筏で釣るワッペンサイズとは違い興奮しながらしばらく見ていた。が、なんとその石鯛は針を丸ごと呑み込んでおり、すぐに色が変わってしまったため、Nさんのクーラーへ入れてもらうことにした。

 今日は自分が考えていたような展開で、ツキもあるぞと、続けて釣りを再開。

PM12:15

 今度は足元の竿に当たりが出だした。サザエやヤドカリの殻、足を撒き続けていたのが良かったのか、やがて本命のアタリに変化しだした。

 しばらく待ったものの、進展がないので新しい、大きいヤドカリに付け替えて再投入すると、すぐさま同様のアタリが出た。

 NさんOさんも注目の中、その穂先は水面めがけて吸い込まれるように急降下していった!そこで間髪いれずにアワセを入れ、足元だったのですぐに水面に先ほどより小さい♂が姿を現し、一気に磯へ振り揚げた。

 そしてまた記念撮影をお願いし、勇士をカメラに収めてもらい、^^これで満足した私は遅くなった朝、昼兼用のおにぎりをほうばった。

 昼過ぎからは厚かった雲にも薄日が漏れだし、二人のカワハギ釣りを見ながら、まったりと時間をすごして納竿とした。

 お二人さん、楽しい釣りをありがとう!^^ また行きましょう!


52.0cm 56.0cm カワハギ多数
ラストチャンス大会
2014.12.7 熊野 新鹿 満潮6:30 干潮 12:02
 三重幻会の秋期大会が悪天候のために数回延期となり、どうせなら熊野の大会に併せて開催してはと言うことになった。.

 今回で23回目となるが、熊野では毎年10月から11月まで期間を設け、熊野ロングラン大会という催しをしている。
各部門に分けられ、賞金もあることからかなりの参加者で毎年にぎわっている。

 そのロングラン大会の表彰式がラストチャンス大会となっていて、当日一日限りの大会が催される。過去にロングラン大会で北村会員が優勝し、また昨年はラストチャンス大会でも優勝するなど、幻会でも縁のある大会となっていた。

 当日、てっちゃんと行く予定で準備をしていたが、なんと職場関係の忘年会と重なったため、待ち合わせ箇所を変更し現地へ向かった。

 我々がお世話になったのは熊野の新鹿地区岩本渡船さんで、当日は混雑が予想されていたので早く出たかったが、そんな事情で数時間のロスはあったものの、駐車場は空いており、なんなく駐車できホッとした。

 それから仮眠しようと横になったが、てっちゃんのいびきで・・・

 無事に米谷さんも駐車場で合流し、6時10分に出船。新鹿地区は磯割りされており、熊野や梶賀のようなバトルもなくスムーズに磯へ渡れた。

 予定通りに私と米谷さんと高麦の東に上がったものの、西からのウネリが気になった。だがここは高場から出来るので安心して荷物をまとめ、それぞれの場所へ竿をセットしようとした。とそこでトラブル発生。何かが足りない・・・ん?ピンが打てない・・・なんとハンマーと水汲みバケツを車に忘れてきてしまった。(^^;

 見かねた米谷さんが、私はサザエで、サザエオープナーがあるのでとハンマーを貸して頂きました。有難う御座いました。m(_ _)m

 ここは以前、北村会員がロングラン優勝魚を釣った場所で、そのポイントと潮行きは聞いていたのと、調度満潮時刻から下げに入る時間帯であったため、一投目から餌を付けて投げ込んだ。こちらの地区では遠投釣りが主で、普通は底取りから始めるが、時合いを優先した。

 仕掛けは北村くんの言う位置に落ち着いたものの、潮が全く逆の下りであった・・・しかもゴンゴンに流れていた。

一段下でやっている米谷さんに、全く逆潮ですねぇ〜と言うと、まぁ動いてないよりは良いでしょう^^との返事で、こちらも納得した^^

 そんな会話をしながら穂先に目をやると、コンコンと餌取りのようなアタリから、すぅ〜と50cmくらい入った。しばらく待ったが変化がないので餌を変えようと竿をあおると何か付いている感触。なんと上がってきたのはアカゴロ^^これは美味しい外道、しかも40cm弱くらいあるので、あわよくば外道賞も有るな^^とストリンガーに繋いだ。

 次の一投はお約束のウツボ^^; まぁこれは税金のようなもので仕方ない

 熊野地区には河村君や阪井さん、また三重離島会の方々も行っており、潮の状況や餌取りの状況を携帯で聞くが芳しくない様子。米谷さんの言うように、まだこちらは潮が動いているだけ良いようだ。

AM9:20

 朝から狙っているポイントへ大きいヤドカリを投げ込み、うまくポイントへ収まったが、やはり逆の潮は変わらない。
まだ時合いでもなさそうだし、腰も痛いので岩にもたれてお茶を飲んでいるときだった。餌取りのアタリから少し大きい当たりに変わり、穂先が50cmほど入りそこでとまった。これは怪しいとすかさず手に竿を持ち送り込んだ。

 すると一気に走ったので、そこで大きくアワセをくらわせた!が、数回リールを巻くと潜られてしまった・・・

 緩めたり、張ったり、また高場へ移動したりするものの、数十センチくらい動くのは伝わってくるが出てこない。米谷さんにも竿を渡し、高場から感触を見てもらったが同じ様子で、二人の結論はウツボだろうと落ち着いた。^^

 あとでビデオで再生したら、なんと16分も粘っていた^^

 しかぁ〜し!私の運が強かったのか、錘だけが切れ、上がってきたのは縞模様もあざやかな♀の石鯛! 実は私の立ち位置からは見えず、巻き上げ途中に米谷さんに教えてもらい分かったのですが・・・^^; 道糸は10数メートル傷ついていたが助かった。米谷さんアシスト有難う御座いました。m(_ _)m

 それから記念撮影をし、大事にストリンガーに繋ぎ、一本竿を片付け、メール&電話タイム(^^)

 各釣り場の会員に電話をすると、まだ他で上がったとの情報は入っていないとのこと^^ 

 その後、干潮から上げも潮は逆のままでやがて納竿時間となった。

 港に戻ったのが2時過ぎ、検寸会場の鬼ヶ城へ3時までに行かないといけないので、急いで車に乗り込み移動。

 無事に検寸(56.9cm)してもらい、温かい炊き出しや握りを頂きながら結果を待っていると、各渡船屋からの客が次々に会場に現れ、椅子やテーブルが足らないほど。

 そして、昨年の北村君に続き、熊野ラストチャンス大会石鯛の部で見事優勝出来ました^^ しかも抽選でイセエビも当たりました^^


 仕事で参加できなかったのに、渡船の段取りやら場所の予約をしてくれた外間会員、これまた風邪で参加出来なかったのにポイントをレクチャーしてくれた北村会員

大阪から参加し、抜き上げても頂き、大会にと向井様http://tommy.cside2.jp/senshufloat/top.htmlよりウニ通しも預かって来て頂いた米谷さん。

いびきで仮眠させてくれなかったてっちゃん^^ 皆様、有難う御座いました。m(_ _)m

 P.S 三重離島会の中西くんもロングラン大会で3位入賞となりました、おめでとう御座います。^^

また来年も行こっと^^
第23回 熊野ラストチャンス大会 石鯛の部 優勝^^  56.9cm
リベンジに^^
2015 11.21 熊野 磯崎 干潮 7:08 水温20.6度 
 職場のカワハギ名人と数回計画するも、週末の天気予報は悪天候続き・・・そんなこんなで11月も終わろうとする時期になってしまった。

私も私用を前週に前倒しでこなし、この連休に期待して仕事もこなし、いよいよ週末が近づき天気予報を見ると、なんと日曜は4Mの波とウネリ(* *)予報

今年はつくづく天候に邪魔され、なかなか計画通りにいかない。前日は残業だし、さぁどうするかと相談すると、二人は行く気満々^^・・・必然的に前日の土曜日に確定してしまった。(^^;

決まったら残業はちゃっちゃと済まし、なんとかPM10時過ぎには出発できた。

道中でカワハギチャンピオンを拾い無事に合流でき、道中2人はビールを一杯引っ掛けているので口も滑らかで賑やかに目的の熊野に夜中に到着。

少し車で仮眠し、リベンジのために目的の磯へ!^^

 なぜリベンジかと言うと、2週間前に三重離島会の中西君と同じ磯で釣りをしていてhttps://www.youtube.com/watch?v=jQkz0jJGI8s、途中から私の隣に来て、しかも一投で銀ワサを釣ったからで^^

AM6時過ぎ、夜明けと共に出港^^
新人の谷口君やまるせいまるの船長(0597-89-3011のはからいで希望の磯へ真っ先に走ってもらいました。ありがとう御座います。

無事に渡り、海の状況を見ると予報通り東からの波で前方は這い上がってくるため、前回の位置へ釣り座を構えた。カワハギ名人二人は、磯が切り立っている船着き付近で釣りを開始。

 今日の潮は7時干潮、時合いは早いと判断し、前回自分で釣りをした場所の駆け上がりポイントは覚えていたのでそこへ投げ込み、すぐさまもう一本を用意して、こっそりと中西君の釣ったメーター数は覚えていたので^^、そこへ大きいヤドカリから針に刺して投げ込んだ。

 両方の竿共に活性は高く、エサ取りが当たっている。今回は急遽前倒しでの計画でエサは前回の残りしか持ってきていないので、早めの勝負で方をつける必要があった。

 AM7:05 干潮間際
 2投目の右側の竿に小さい当たりが出た。これは前回自分が竿を出していたポイントで、ウネリでポイントへ入れるのが難しく、投げなおして落ち着かせた棚だった。

 その小さい当たりから数秒後に、スーっと穂先が入り加速して突っ込んでいった!たまたま後ろで職場の同僚も見ていて、みんなの応援?野次?を背中に受けて、少し滑りやすい磯で慎重に巻き取った。さほど力はないが、石鯛特有の突っ込みも味わい一気にビデオカメラを意識しながら^^磯へ振り上げた。

 手尺で計ると50くらい^^ 今年は特に週末の計画が悪天候でお流れになったり、行けてもウネリで思い通りの磯に上がれなかったりしていたので、嬉しい一枚^^

職場のカワハギ名人二名もその状況を知っていたので、二人とも喜んでくれました。^^

 カワハギは裏向き、しかも狭い位置でしか釣りが出来ない状況でしたが、そこそこ枚数は釣れ、楽しい釣行となりました。また行くよっ! ^^
リベンジ?^^ 52.0cm
熊野で連ちゃん^^
2015 11.29 熊野 磯崎 満潮 8:14 水温19.8度
 なんと、またまた台風が発生…いつものようなコースが予想されていた。
来週が熊野の大会のため、それに照準を合わせていたが、新人の谷口くんが日曜日に熊野へ行くと^^
前回釣ったし、エサも残ってるし、迷いは台風だけに^^ しばらく台風の進路予報を見ていると、週末には消滅する見込みに^^

 19:30出発
まるせいまるの仮眠所も予約してもらい、エサも谷口君に頼んだので、手ぶらで現地に向かった。今回は上物釣りの方も同行することになっていたので、三人で乗れる磯を考えていた。前日の海の状況を聞くとベタ凪とのことであったので、前回釣った隣のいかにも釣れそうな磯を予約してもらった^^

 先に10時半頃に仮眠所に到着し、航空写真や釣り雑誌を見ながら二人を待っているつもりがいつの間にか寝てしまった(^^;
零時ごろ二人が無事に到着し、初対面のYさんに挨拶もそこそこに再び仮眠^^

 五時に起床し、六時過ぎに出船
北西風が少しあったが、半島を回る間に気にならないくらいに^^またまた船長のはからいで希望の磯に一番に降ろして貰いましたm(_ _)m
またまた釣らないと!とのプレッシャーがかかりましたが、ありがたいことです^^この地区は3隻船が出ていて、一番に着ける順番は決まっているのですが、その後は早い者勝ちのルールとなっているので、しばしばバトルもあります。

 無事に降りたものの、初めての場所でまったくわからない(^^;
二人に先に決めてもらい、私は少し登った平たい場所を確保。腰も痛いので、最近は安全を最優先に^^

 満潮が八時過ぎだったので、早速二本竿で挑んだ!
しかし、夜が明けてよく見るとなんと目の前にはシモリが・・・投げると案の定根掛かりの連発で、6連発で仕掛けを消耗してしまった・・・

 これでは持たないと、この磯を良く知る河村会員に起きた時刻を見計らい電話すると、私の構えた釣り場は最悪とのこと(^^;
どうしようか思案しながら、右へ左へと可能な限り投げわけるが、やはり前方のシモリが邪魔で根掛かりの連続・・・腰痛持ちにはかなり過酷(^^;

 それを見かねた上物のYさんが場所を移動してくれ、そこへ移ることに^^ありがとうございました。さすがに一日で、こんなにピトンを抜いたり刺したりしたのは初めて・・・(^^;
そんなこんなで満潮の時合いはとっくに過ぎてしまった・・・

 河村会員や前田会員に聞いてもまったく潮が反対だと・・・しかも潮がゴンゴン・・・時折、腕くらいのウツボが掛かる始末で、諦めムードが漂い始めた。
エサ取りはそこそこいるので、2時の納竿時間までエサも心配で竿を1本仕舞おうかと立ち上がった。

AM11:00
 相変わらず真潮はゴンゴンの中、終始狙っている70mからの駆け上がりへ大きい鬼ヤドカリを投げ込んだ!
数分後、コツコツといつものエサ取りの当たりがでた。隣で見ていた谷口くんに、「今から二分くらいで食い込んだら本物やな^^」と、ここ最近自分で撮った動画を見ていると、本当にエサ取りのような当たりでも油断できないし、見逃している前当たりも相当あるなぁと感じていて、大体前当たりからそれくらいで走ることが多かった。

 しばらく二人で見ていると、潮で大きく曲がっていた竿がさらに曲がり、沖に向かって一直線に!
間髪入れずに大合わせを食らわせた!70mからのやり取りはさすがに堪え、45m付近で潜られてしまった。ここ最近、腰痛の悪化や体力の無さを痛感していて、今回は駄目かなぁと折れそうになったが、息を整えながらしばらく待つと奴は走り出した!右側には朝方悩まされたシモリがあり、まさにそこへ走りだしたため、左方向へ移動し最後の締め込みに耐えた。

 残り8m、銀色の塊が見え、今度は左へ突っ込んで行く。なんとか水面まで巻き取り、最後は谷口君に抜き上げてもらったが、やはり道糸は潜られた時に擦れてザラザラ状態だった。

 磯に横たわった銀ワサは久しぶり^^ 最後は潜られまいと全力で巻き取ったのでしばらくその場で休憩(^^;

 谷口君にストリンガーに通してもらいながら、こちらは動画撮影^^ 電池切れで舞い込む動画は撮れなかったが、少しだけ収めることが出来ました。
それから納竿までは竿を1本片付け、もう1本の竿はポイントへの投げ方やエサの置き場所をレクチャーして2時を迎えた。

 港へ戻り、他のお客さんにも祝福されながら検寸すると、ジャスト60^^ ちょっと痩せ型でしたがファイトは凄かった銀ワサ君ありがとう。
それにエサや渡船の手配をしてくれた谷口君、さらに場所も譲ってくれたYさん、ありがとうございました^^
60.0cm 久しぶりの銀ワサ!^^ 右が若きホープ谷口くん^^
GW浦神リベンジ釣行
2016 5.1 5.2 浦神 双子の高場・二つ島親 干潮7:03  水温17.0〜18.2度

 今年のゴールデンウィークは何処にしようか?とてっちゃんに相談すると、『そりやぁ南紀方面でしょう』と
と言うのも昨年も一緒に行き、しかも悪天候の中で唯一の釣果を前田会員が上げているので即効返事で決まった。

 そこで、昨年も同行頂いた松阪在住の田中氏にも連絡を入れると、二つ返事でオーケーを貰った。田中氏は小笠原釣行50数回と、大物を年中追いかけられており、私よりも一回りも年上にも拘らずいつも気さくで、また熱く語る釣行エピソードも道中で聞くのが楽しみだった。

 日程が近づくと、田中氏から友人をもう一人同行させたいがと連絡を受け、愛知在住の関口氏も加わり、五月一日、二日と浦神に決まった。

以前より腰痛があり、こともあろうか前日には靴下も履けないくらいになっていた。しかしなんとか気合と痛み止めの薬で車に釣り道具を積み込み、合流した前田会員と夕方六時に出発。南伊勢で当日釣りをしている田中氏と関口氏とも合流でき、南紀に向かった。

 

 五月一日、お世話になる堀渡船でAM五時出船、私と前田会員が双子の高場、田中氏と関口氏はオリトに渡礁。腰痛で皆さんに荷物を運んで頂きお世話を掛けました。

 前田会員が沖向き、私がシモリとの水道付近に釣り座を構えた。

 腰痛のために比較的足場が平らな高場は釣り易く助かる。早速水道の足元付近に一投目を入れ、そして遠投用にもう一本セットした。

 前田会員と雑談をしながら潮向きを確認していると、『いっとるいっとる〜』と指差をす方向に目をやると足元の竿が突き刺さっていた!あわてて竿を握り合わせを叩き込み痛い腰をかばいながら型を確認してごぼう抜き。小型ではあるものの一投目での釣果は嬉しい。すぐに記念写真を撮り、ラインで釣り仲間に報告。すると会員の皆さんからも祝福の返事が。倶楽部では初物賞と言うのが有り、それも気になる様子だった。規定では紀伊半島の釣り場でそのシーズンに最初に釣った人に送られる賞だが、50cm以上と決まっているのでサイズを気にしている様子が伺えたので、『安心して下さい!小さいですよっ』とラインに打ち込んだ。

 一方前田会員はウツボに翻弄されており、遠投場はウツボぼの巣ようだ。

 一時間ほどすると、また私の竿が突き刺さり、最初と同型のオスが水面を割った。これもまた46センチくらいで会員の皆さんも一安心?またまたラインで報告した。その後は向かい風が強風になり、違う磯の田中氏も苦戦している様子だった。そんなやり取りをしていると堀船長から危険なので場所替わりの電話が入った。急遽前田会員は赤島へ、私は腰痛のこともあり、魚を実家にも送りたかったので昼前だったが上がることにした。

 初日の反省会と翌日の作戦会議のため、皆が上がってから新宮まで走り焼肉!今回もまた田中さんにご馳走になってしましました。有難うございました。その後は車で釣りのDVDを見ながら士気を高め、明日の釣りの為に9時過ぎに就寝した。

 二日目、昨日のような突風にはならない予報だったのでカゴ釣りの客と五人で二つ島の親に上がった。一昨日に二枚出ていたので期待し、沖からカゴ釣り客、前田会員、田中氏、私、関口氏と並んで開始した。

 まずは足元に一本入れ、潮の様子を伺っているとバナナの皮が水面に…関口さんはよくこの方法で潮の流れを確認するらしく、皆で左からの上り潮だと確認した。エサも昨日あまり使わなかったので遠投竿もセットし、70m付近のシモリ際にエサを落ち着かせた。

 しばらく様子を見ていると、足元狙いの田中氏の竿が活発に動いており活性が伺えた。しかし3m程しか離れていない私の足元竿は無反応で時折ウツボが触る程度だったので、遠投竿を主流に打ち返した。

 そして遠投竿の二投目だった。私が新人や釣行の際に口うるさく言うのが尻手ロープの使用。過去に数回倒された経験でいつも使用していた。だが余りにも穴と岩がしっかりしていたため、使用するタイミングが遅れてしまい、まだリュックから出していなかった…

 田中氏のあぁあ〜〜〜と言う声と共に竿が海へダイブ…何があったのかすぐには理解が出来なかったが、沈んで行く竿が目の前にあった。前田会員や田中氏の協力で何とか道糸を引っ掛けて貰い回収できた。よく見ると岩が掛けてしまってピトンの足がグラつき竿が飛んでしまった。

 そんなハプニングがあった一時間後、幾分上り潮が早く感じたそのとき、またしても同じ竿に当たりが出た。田中氏がアタリを見て『いったぁ〜本物やぁ〜』と、その掛け声と共に曲がった竿が綺麗な弧を描き更に突っ込んでいった!かなりの遠投だったので数度の締め込みを交わし、田中氏にワイヤーを掴んで貰い無事に取り込めました。有難う御座いました。手尺で計ると50センチは超えている!この時点で初物賞が決定しました。

 その後は前田会員がイガミを追加し、数回それらしきアタリが有ったものの針掛かりすることなく終了した。

 昨年は前田会員がこの浦神で初物賞をゲットしていたので、今年はリベンジを果たすことが出来、帰りは賑やかに帰路に着きました。^^

 田中さん、関口さん、そして哲ちゃんお世話になりました。また次回も宜しくお願いします。(^^)/    

田中さん、関口さん、そして哲ちゃんお世話になりました。また行きましょう(^^)/
阿曽浦釣行
2016 6 18 干潮 10:34 水温23.6度
 今回は米谷会員と阿曽浦へ行くことに決まった。米谷さんは数日前から初日に阿曽、翌日は三木里か熊野へ決めていたので、初日の阿曽に同行させてもらうことにした。

 阿曽浦は近いので3時起床し、エサ屋に寄り5時前には現地で米谷さんと無事に合流出来た。

AM5:40出船
 本来は6時出船だが、イカ釣りブームで沖の筏に餌のアジが活かしてあり、そのアジの振り分けのために早めの出船となった。

AM6:30
 予約してあった志戸の鼻へ渡礁。ウネリが残っていて他のお客さんも一緒に上がることになり、三人で降りた。
海の様子を見ると、ときおりウネリが入っていたが先端でなんとか釣りの出来る状況だった。

 各自、まずは1本ずつ用意し、私、米谷さん、Kさんと左から釣り座を構えた。

 一投して流れを見ると、潮は止まっている様子。いつもの73m付近に落ち着かせエサ取りの様子を伺った。
以前もこの釣り場で一緒だったKさんは先週もここで58.5cmを釣っていて、色々状況を聞きながら時間が流れた。

 聞いていたエサ取りは遠投場ではあまりいなく、もう一本用意。
同じように米谷さんももう一本用意し、全部で五本の竿が並んだ。

 時折、本命の左からくる底潮が流れるが、すぐに止まってしまう、それを繰り返していた。

AM8:15
 切れた流れ藻の大群が繰り返しこちらに寄ってきて釣り辛い状況になってきた。

 次の餌の準備をしながら竿を眺めていると、竿にアタリがでた。しばらく見ていると沖をめがけて伸びて行った!『あたった〜』の声で米谷さんも気づいた様子。
残念ながら慌てて竿に駆け寄ったがそこで止まってしまった。咥えているように思えたのでピトンから竿を抜き、1mほど糸を抜き手持ちで送った。

 すると一気に走り出し、渾身の合わせを食らわせポンピング!73mからのやり取りはかなりハードだが、ここは底が荒いので必死に巻き取った。

 が、案の定残り30mくらいで潜られてしまった。最近本当に体力不足を痛感しているが、まさに息切れ・・・
しばらくすると出てくれたので、そこからはまた全力で巻き取り、なんとか波にのせブリ揚げ成功^^

 米谷さんが撮影をしていてくれ、ビデオにも収めて頂きました^^有難う御座いました。
 魚は針を飲み込んでおり、撮影中に色が変わってしまったので仕方なく〆てクーラーへ(^^; 米谷さんに借りて入れさせて貰いました。
ざっと測り60弱ありましたが、折れ曲がったままクーラーに仕舞っていたので、3時の時点でコチコチの56.0cm(幻会6/18現在3位)でした(^^:

 一時間後、真潮に変わった直後にKさんの竿が刺さっていき、58.0cmの銀ワサをゲットされました。二週連続の釣果、おめでとう御座います。^^

 Kさんは予定通りに1時の船で帰られ、私らは風が無くなり暑さの中3時まで頑張りましたが、残念ながら竿に変化なく終了しました。

米谷さんは翌日熊野と言う事で、港で別れ帰路に着きました。皆さん有難う御座いました。^^ 今年は阿曽浦が調子いい!
志戸で 56.0cm Kさん58.0cm^^ 爆睡釣法の米谷さん^^ クーラーで縮んだ…
熊野ロングラン大会へ
2019 11 9 干潮9:44 中潮 水温22.6度
 久しぶりの釣行記、ソフトの使い方も忘れかけています・・・三年ぶり^^;

 ここ数年、恒例となっている熊野ロングラン大会へ

 今年は連続して台風が接近し、各地で被害をもたらし、あっという間に後半戦も僅かとなってしまった。

 行く日は決まったものの、数日間荒れていてサザエは高騰、ヤドカリは皆無・・・なんとか前回の残りとサザエを持っていつもお世話になっているまるせいさんへ向かった。

 予報では、またまた沖に出来た台風23号の影響でウネリが入っている様子で不安を抱えたまま到着し、夜中には全員揃った。

AM6:00出航
 今回は4名での釣行、海へ出てみないと波の状況がわからないため、なかなか磯が絞れない。船長に希望磯に乗れない場合はこう、乗れた場合はこうと、いくつかのパターンを伝えて港を出た。

 港を出ると、やはりストロークの長い波長でウネリが届いており、2名ずつ分かれて乗ることを船長に伝え渡礁準備に舳先へ移動。磯裏へ着けてもらい、濡れた磯で滑らないように慎重に荷物を受け渡しし、関口氏となんとか渡った。

 磯へ立つといつもの場所は波の中・・・関口氏は今回は上物での参加だが裏向きも洗濯機状態・・・暫く波の様子を見てから釣り座を決めた。撤収も有り得るので竿は一本、朝日の方向へ投げ込んだ。

 幾らかエサ取りはいる様子で、潮は動いていないが活性は高い。干潮が九時半頃、照準をそこいらに想定し投げ込んだ。

 時折舞い込みそうなアタリはあるものの針には乗らない。早くポイントを決めないと時間は過ぎていく。高さはある磯なので、いつもの位置より一段高い場所から海の様子を見に行ってみた。

 すると、なんとか磯にも割れがありピトンが打てそう。普段は一旦落ち着くと移動はしないのだが、やはりその場所が気になったので、いつでも戻れるように最初のピトンはそのままにして、新たに高場へ打ち込んだ。

 高場からなので穂先が磯へあたる心配がなく、思い切って遠投して底を探った。70mより沖はあまり起伏がなく、その手前の落ち込みからの駆け上がりに決め、バッカンや他の荷物を数十メーター運び、エサを着けて遠投。

AM7:00
 うまく一発でポイントへ入るとすぐさまエサ取りのようなアタリがでて、そのまま一気に舞い込んでいった!

 遠投だったが高場からのやり取りでポンピングで魚を寄せていった。時折強烈な突っ込みもあったが、何とか磯際まで寄せることができた。しかしウネリが強烈で、上げようと思った方向とは逆方向に魚が誘導されてしまった。

そこで関口氏にお願いし、後方から釣っているため見えない魚をタモですくってもらうようお願いした。

がしかし、この磯は濡れるとチュルチュル、かなり危険なためウネリに乗せて抜き上げる事に。

 そしてうまく波に乗せてぶり上げた。

 顔は大きく見えたが手尺で計ると60はなさそう。今年のロングラン大会は、台風で磯へ渡れる日数は少なかったであろうが、71.5 70.0 64.6 と、上位3位まではこのようなサイズ。到底入賞にならないサイズではあったが、令和に入ってからは、小型の石鯛やイシガキしか釣っていなかったので嬉しい一枚でした。

 違う磯の2名も、ラインブレイクやら潜られたりと、電話やラインで興奮を伝えてきており、あっという間に納竿時間になり、船着きはぬるぬる状態なので慎重に船に乗り込み港へ到着。

 潮が動けば、まだまだ水温もあるので楽しみな地区です。
58.5cm 順位には程遠いサイズ
ラスト一投!
2020 5 30 干潮6:26 小潮 水温21.5度
 新型コロナ感染拡大防止のため、各地区で渡船も自粛が続いていましたが、ようやく一部解除になり、マスク着用ではあるが阿曽浦に決めた。

 4月上旬、阿曽浦では71.70.69と釣れ、今年は絶好調の滑り出しであったが新型コロナが猛威を振るい、渡船も自粛となってしまった。

 一方、大みそかに初孫ができ^^、以前米谷会員から孫と石鯛を並べて撮った写真を送って貰い自分も釣って並べて撮るぞ!と決めていた。^^

が、ちょうど自粛期間と乗っ込みが重なり、釣果情報も途絶えやきもきした時間だけが一か月半以上も過ぎてしまっていた。

 そして、ようやく阿曽浦地方は5/22に解禁になり、釣果写真を見るともう腹は限界まで膨れていたものの、一週間経過してもしょっぱなのような釣果は出なかったが迷いはなく、各会員に阿曽浦希望者を集ると自分を含め5名が参加となった。

 幸い自粛期間があったため急に餌を頼んでも鬼ヤドカリが確保でき、意気揚々と当日を迎えた。

 前泊?^^BBQ後車中泊の横ちゃん岩本さん、朝方到着の関口さん、服部君とも無事に合流でき、久々の再会で釣り談議に花を咲かせながら渡船時刻を迎えた。

 阿曽の渡船時間は6時、紀伊長島は4時台と時差があり、船に乗り携帯に目をやると谷口会員から連絡が・・・すでにKさんが連荘で釣っている動画が届いており、ますます気合が入った。^^と同時にプレッシャーも…

 AM6:30
 私と関口会員、服部会員と3名で志戸の鼻に渡礁。

 今回は5名での釣りであったため、全員沖磯だとなかなか確保も出来ないのと、船長の勧めもありトラフグのハナレと志戸に分かれることにした。

 私は孫と石鯛との記念撮影のこともあり、最初から竿を二本用意。^^関口さんは内側希望であったため、私と服部君が遠投ポイントに入った。

 そして一投目、次の竿を用意しながら穂先に目をやるとわずかに餌取りのアタリが出ている。潮も期待の底潮が効いており、期待しながら手持ちで糸を送るが期待に外れ食い込みには至らず…

 10時前に一度良いアタリがあるものの底潮は止まってしまい、エサ取りも少なくなり三人とも初夏のような陽気に睡魔に襲われて寝てしまった・・・家の都合で3時まで、釣りは2時半には船が迎えにくるので実釣は2時過ぎまで。

 気を取り直し朝から狙っている遠投ポイントへ大きな鬼ヤドカリで投げ込み、もう一本はサザエで投げ込んだ。迎えの船は釣り座の前を通過し沖磯へ向かいいよいよラスト。

 二人は既に片付け始めた。私は2本竿のため本当は先に片付けかけていないといけないが、わずかな望みを託して穂先を睨みながら身の回りのパラソルやビデオカメラを先に片付け、小物も整理しているときだった。

PM2:00

 餌取りのようなアタリが出た。半信半疑で穂先を見ていると徐々に揺れが大きくなり、そして一気に舞い込んでいった!

 西のハナレからのハエ根をかわし、手前20mで数回突っ込んでいったが、なんとか波に乗せブリ揚げた。

 時間がないので慌てて記念撮影、道具もバタバタと片付ける始末(^^; 息を切らせながら船に乗り込み皆さんにお祝いの言葉を頂き有難う御座いました。

 ラスト一投でっ!、そして念願の孫との記念撮影も無事に撮れました。^^ 皆様に感謝致します有難う御座いました。^^紀東石鯛発足第一号^^

 PS紀伊長島の谷口君は57.0p Kさんはなんと5枚釣り^^おめでとう御座います。
61.5p ラスト一投^^  孫のはるちゃんと記念撮影^^
後半戦やっとスタート!
2020 10 18 干潮12:17 大潮 水温23.8度 
 コロナ禍、天候不良、私用、仕事となかなかかみ合わず、とうとう10月も中旬になってしまった。

 今週こそはと天気予報とにらめっこするものの、週末は雨、しかも低気圧の影響でウネリ予報・・・またしても中止かと一応前回から都合はどうですかと聞いていた山内会員に連絡すると、やはり天気を気にしていて無理そうな回答。しかし釣りに行きたい気持ちは同じなので週末の土曜日まで結論を待ちましょうと言うことになった。^^

 そして土曜日、終日の雨で当然渡船は休み。海の状況を聞きたくても聞けない。あちこちネットで調べるも波予報は2.5m、しかもウネリあり・・・

 普通ならまた次回!となるところであったが、北風が吹く予報に期待をし、とにかく5か月で3回しか釣りに行けていないので、湾内覚悟で山内会員に連絡すると、やはり気持ちは同じようで、行くだけ行きますか!^^と言うことになり、阿曽浦に行くことにした。

 AM5:00
 現地で山内会員と合流し、わざわざ腰痛の私を気遣い荷物も船着き場まで運んでくれた。m(_ _)m有難う御座いました。

 波浪も高い予想に加え、高潮注意報まで発令し、ちょうど満潮と重なり船に荷物を上げるのも一苦労で、その際も手伝って頂きました。感謝です^^

 AM6:00
 いよいよ出船

 客は20名超、底物師は10名、馴染みのお客が揃っている。

 湾内からではあるが、やはり東波で対岸に波飛沫がぶつかっている様子が伺えた。早く判断しないと、もし波で沖磯に乗れなかったとき、湾内に戻ってきてからではもう手遅れになる。

 さぁどうしようか・・・数名の底物師は湾内の安全な磯へ早々と決断し乗っていった。志戸を回ったところで残っていまのは6名。

 そのうち2名はすぐの西のハナレに降り、いよいよ沖磯を目指すことになった。

 他の渡船屋との磯割りがあり、我々2名はサメがセに乗ることにした。

 裏側から無事に渡礁し、荷物は一番高い場所へまとめた。お互い狙いたい場所を確認し、共に2本竿を用意。

 自分は東側の裏に一本、波が這い上がってくるので竿受けは近くに打ち、西側の遠投ポイントを狙う事にした。山内会員も裏側ポイントと西向き狙いに釣り座を構えた。

 満潮とウネリ、高潮注意報とでハナレを波が超え釣り座まで這い上がってくる。荷物を更にまとめ撤収になったときのために万全の体制をとった。

 AM7:20
 裏側の竿、1投目にアタリがあったが食い込みまでには至らなかった。しばらくすると山内会員がイシガキを釣り、私はカサゴを2匹、ウツボを2匹・・・あっという間に朝の時合は終わってしまった。

 
 PM12:17干潮
 こうなると干潮からの上げ潮に勝負するしかない。心配しいていたウネリと強風は徐々に収まり、遠投ポイントにも届くようになってきた。

 サザエの数珠掛け、鬼ヤドカリ、朝のような活性が出てきたが、終始潮は動かない。

 沖磯は2時半には迎えに来るので、実釣は2時まで。残すところ一時間が勝負!

 山内会員ともいよいよ最後ですよと再確認し、残しておいた鬼ヤドカリの一番大きいやつを17号の針に付け遠投ポイントへ投げ込んだ!

 いよいよラストですねぇ〜と二人で話をしながら、なんとなく気配を感じ、今までずっと裏側を撮っていたカメラを遠投竿に向けた時だった。

 PM13:15
 白い愛竿にわずかなアタリがあった。そして90度の角度でセットしてあった竿が、着底点めがけて刺さっていった。

竿の右側にしか体を預けられなかったので、逆向きに合わせを入れ、カメラを山内さんに頼んだ!

 潮も引いていたので、一番前まで出てファイト!60m以上の遠投で、なかなか寄ってこない。腰痛や頸椎痛もあるので無理は出来ないが、巻かないと獲れない(^^;

 なんとか頑張って寄せてくるが、あと20mと言うところで左に走った。ここは5mも水深がないので横へ突っ込んでいく。何とか竿を前に傾け左側の根に道糸がスレないように耐えた。

 こちらもくたびれてきたが、向こうもへたばってきたのが感じ取れたので、一気に波に乗せて抜き上げた。

 後ろからカメラを撮りながら山内会員がおめでとうと声を掛けてくれ、こちらも笑顔がこぼれた。^^

 ラストにまたしてもドラマをくれた阿曽浦に、そして同行してくれ手伝ってくれた山内会員に感謝します。m(_ _)m
  またしてもラストに^^  65.0p
なんとまたしてもラスト一投
2022 5 15 干潮11:09 大潮 水温19.5度
 前日が友人の法事で、毎年深夜までワイワイとやっているので、どうしようか迷っていた・・・

 実は先週に唯一のアタリが出たのにバラシており、しかも週末の天気が悪い日が続いていて不完全燃焼であった。

 迷っていても行かなきゃ釣れない!^^ 天気予報も凪、エサも残りがある!そうとなったら行くしかない。

 案の定帰宅時間は0時、家族の都合で朝は早起きしているし、ほぼ徹夜で出かけることになった。

AM5時 港へ無事に着くと三重離島会の尾関会長はじめ底物師は5人、やはり週末組のメンバーは今年の悪天候を嘆いている。(^^;

 今日は久しぶりの凪、いつもなら沖磯へまっしぐらだが先週のバラシが気になる。

AM6:50
 希望の磯に渡礁できた。^^ この磯は68pも昔に釣っており相性は良い。→https://www.youtube.com/watch?v=aztzeyMBmOg

 先週は痛恨のバラシで落胆していたが、今日は最初から2本出し^^もちろん先週バラシたポイントへ真っ先に投げ込む!

 一投目から活性は高いようで、エサ取りが当たってくる。『今日は釣れるかも』と2本目も遠投で攻める。

 交互に餌交換をやっていると、今日一のアタリが右の竿に出た!

AM10:00
 石物っぽいアタリだったので手持ちで送るが、潮が動いていなく、なかなか走らなかったが竿受けに戻そうかと思ったところで走った!

 渾身のアワセで巻き取るが軽い・・・(^^; 上がってきたのは40弱の口の白いイシガキ^^

 まぁ狙っていたポイントでの釣果だし、先週のバラシの後の嬉しい1枚^^

 その後は何回か睡魔に襲われるが気合で打ち返しを繰り返した。

 しかし3時間経過し、エサ取りも少なくなり諦めモードに・・・

 阿曽浦の乗っ込みは昼から釣れることも何度も経験しており、ラスト一投での釣果も数回ある。

 だが、沖へ行った客を迎えにとせん丸の船が磯の前を通って行く・・・いよいよ終わりか・・・

PM1:50
 残ったサザエの数珠掛け、新品のサザエの数珠掛け、どちらか迷って沢山付いている新品の数珠掛けで投げ込んが竿にアタリが出た。

 ウツボのような前アタリから待つ事10分、ゆっくりと竿が伸びていき、海に向かって一直線になった。

 渾身の力で合わせを入れ、一気に底を切ろうと煽るがかなりの重量が伝わってきたと同時に張り付かれてしまった・・・

 先週のバラシが脳裏をかすめる・・・ここでバラシたら元も子もない!ゆっくり尻手ロープを外して磯の前に出た。

 そして張らず緩めずの距離を保ち、頃合いを見てゆっくりと竿を煽ると・・・
 
 出てきた!

 その後は潜られることも無く、横走りされながらも手元まで寄せることが出来た。

 しかし、今日は一人で来ているので誰もアシストは居ない・・・

 リールから道糸を出し、何とかそれを掴み磯へ投げ上げることが出来た。

 春の乗っ込み魚で、かなりの重量がありそう。^^久しぶりの銀ワサの大型でゆっくり動画を撮りたかったが、迎えの時間が迫っており、しかもまだ2本とも竿を出したままなので、撮影は短くし、ストリンガーにそそくさと繋ぎ、バタバタと片付けた。

PM3:00
 帰港し、三重離島会尾関会長にも祝福され検寸すると、66.0cm、5.5キロあった。^^

今年は家族の関係で思うように時間が作れなかったが、釣りに行かせてくれた家族やメンバーに感謝して阿曽浦を後にした。
なんとまたしてもラスト一投に

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