フェスティバルゲートイベント

「アニメソングコンサート」レポート
場所:大阪フェスティバルゲート 2001年5月4日(午後1:00〜 午後3:00〜)
この日は、私にとって生涯忘れることは出来ない日になりました。
そう、私は初めて佐々木功さんに会ったのです。
そんな、記念すべきイベントについてのレポートです。
今回のイベントは、大阪のフェスティバルゲートというテーマパークの企画で、ゴールデンウィーク
中、有名なアニメソング歌手の方々が日替わりで歌われるというものでした。
佐々木さん以外には、堀江さん、水木さん、影山さん、大杉(久美子)さん他多数の方々が来られ
ていたようです。
今回は、ネット仲間の方々と連絡を取り合い、一緒に行くこととなりました。
メンバーは、おかぴぃさん(幹事、お疲れさまでした)、浅倉さん、りょうさん、りょうさんのお友達・・
ごめんなさい名前が・・そして、東京から海月なみさん(ファンのかがみです!)が来られました。
佐々木さんは、午後1時からの部と午後3時からの部2回の公演でした。
午後1時からということで、皆さんと相談した結果、11時にゲートに集合ということになりました。
しかし、4月30日の水木さんの場合、情報により2時間前の11時でも9割方埋まっていたそうです。
そこで、遠方の方はともかく、おかぴぃさんと私は出来るだけ早くに行くことにしました。
当日、10時半頃に行ってみると、すでにおかぴぃさんとりょうさんご一行が来られて席を確保してく
ださっていました。ありがたいことに、私の行った時間でももう席はほとんど空いてなく、最後まで座
ってみることが出来ました。(おかぴぃさん、りょうさん、ありがとうございます。)
それだけ、佐々木さんの人気を物語っているのでしょう。
11時頃になると、すでに立ち見も出始め、この時間に来たのにという意外な顔をする方も多くおら
れました。
そうこうしているうちに、愛知より浅倉さん、そして東京から海月さんも無事到着。応援する面子
が、そしておなじみの面子が、勢揃いしたわけです。
いや、初めてというのは気を遣うことが多く、難しいものでしたが、おかぴぃさんは、バラバラに来る
面子を一人一人お出迎えしてくれるし、浅倉さんは、いろいろイベントにつてのことなどをお話しし
てくださり、ホント、うれしかったです。

佐々木さんのイベントまでには、時間もあり、いろいろな小イベントが催されましたが、つまらない
ので省略!(笑)

さて、いよいよ本番ですが、なんと!1曲目は、
新造人間キャシャーンOP「たたかえ!キャシャーン」でした。
しかも、佐々木さんご本人によるナレーション入りでした!
あの「・・キャシャーンがやらねば、誰がやる!」ですね!
会場は、もう拍手声援の嵐でした。
こう、一気にヒートアップという感じでしょうか。
私自身、曲も大好きでしたし、なにより「これが、佐々木功さんか」
という感情も高ぶり、もう興奮しまくりでした。
結構大変な曲でもあり、この歌はないのではないかとも思っていただけに大変うれしかったです。
いろいろな話からしても、なかなかキャシャーンはないのでは、ないでしょうか。
キャシャーンは最後にずっと「キャシャアアアアアアアアアアアーン」と延ばすわけですが、これが
曲の途中で終わるのではなく、曲が最後に終わるまでずっと、延ばし続けられていました
今度、カラオケで挑戦してみようと思います。とにかく、貴重な曲でした。
今回の、佐々木さんは、私のためにか(すいません、絶対違います)、水色のジャケットを着ての
登場でした。服やズボンは真っ白。
この曲の後、トークに突入しました。ただ、2回目も参加したりと内容が多く、ここで何を話したのか
がいまいち覚えておりませんので、会話は後でぼちぼちと。
でも、ここでは、ガッチャマンのお話などが出ていたように思います。
そうして、2曲目は「ガッチャマンファイター」でした。
(「ガッチャマンは何が忘れられない作品かって、今の妻(上田みゆきさん)と会うきっかけになった
んだから」と2回目だったかにおっしゃられていましたね)
これまた、超貴重な曲。なかなか聴けるものではありません。
1曲目もそうですが、ここまで来ると、佐々木さんの声には圧巻です。
生で「ゴー」が聴けるのもすごかったし、「行け!!」にいたっては、もうCDの数倍気合いが入って
いました。また、この「行け!」の際の佐々木さんのポーズも最高でした。
片目をつぶりつつ、指をまっすぐ客席におもいっきり延ばしました。
テレビなどでは、ヤマトが多く、こういうポーズは見ることがないのですが、いや、迫力があるなと思
いました。
そう、佐々木さんは、やはり大きかったし、足が長かったです(^^;
イベント最中はともかく、なぜか帰ってきて思い起こしてみるたびに、佐々木さんが大きくなって見
えてくるのです。うーん、あの迫力のためかな(〜〜?
3曲目は、「ロボットもので」ということで、これまたおなじみの
「ゲッターロボ!」。
ちゃんと、パンチやドリルなどの振りもしてくれました。
会場もグーの手を掲げる人も多く、「ガンガンガンガン!」や
「ガッツガッツゲッターガッツ!!」は、特に盛り上がりました。
99’春の陣の佐々木さんは2番まででしたが、今回は3番ま
で歌ってくれました。
3番で少し歌詞を間違われましたが、佐々木さんは「水木に比
べたら間違い少ないんだよ」とおっしゃられていました。
しかし、その後、それ以上のハプニングが!(笑)
次は、ウルトラマンシリーズということで、ウルトラマンの歌とウルトラマンセブンの歌を歌ってくれま
した。ここでは、やはり、トークで冬木さんにはお世話になっているとか、VAPの高島さんのお話が、
出ていました(おなじみのお話ですね)。
ウルトラマンの歌は、ノリノリで終わりましたが、ハプニングはその後に起こりました。
ウルトラマンセブンの歌は、「セブンセブンセブン」「セブンセブンセブン」と2回続きその後歌に入る
のですが、なんと佐々木さん、1回目のフレーズの後にそのまま
「はるかな星が〜(バックでは「セブンセブンセブン」)」と、歌ってしまったのです。
いやー、仕方がないのですが、これは歌詞間違いより、
すごいことです(爆)。しかし、おなじみの功笑いが飛びだし、
何事もなかったように歌が進みました。
海月さんも、おっしゃられていましたが、会場中が功笑い一つで、
許してしまうといった感じでした。
まあ、そうなんですけどね。あの笑いには勝てません。
このウルトラマンの時は、佐々木さん、ウルトラマンの決めポー
ズを何度も披露してくださいました。
次は、再びロボットものということで、なんと「とべ!グレンダイザー」を歌ってくれました。
(そういば、「なんと」って私も何回言っているのでしょうね)
もちろん、あの出だしの格好良さで、会場は大興奮。
スパロボライブでもなかった、レア曲です。
この曲の後ぐらいでしたか(何時だったかは定かではありません)、ご声援が飛び交っていること
に感謝の言葉を言いつつ、さりげに
「ご声援で、五千円!なあーんて」と、いつもの功ギャグが(笑)。
そして、次はあの名曲です。
もちろん、次のヤマトのお話も出ていましたが(宮川先生は、あの名曲に勝てる曲は無理だとか)
、制作時のお話が主な話題でした。
ご存じ用に、ヤマトの楽譜にコードが書いていなかった話とか、某プロデューサが「重く・低くね」と
言ったと思ったら、他の人が「いや、佐々木さん元気に元気に」と言ったりとという話で「どう歌った
らいいのかわからないよ〜」などとおっしゃられていました。
歌は、宇宙戦艦ヤマト・真っ赤なスカーフ共に歌ってくれました。
もちろん、来るとは思っていましたが、生でヤマトを聞くことが出来るのは、最高の栄誉でしたし、や
はり生は、迫力があって良かったです。
佐々木さんご本人も絶賛の、最後の「ヤーマートー!!」は、真似できないものだと思いました。
宮川先生がおっしゃられていたようですが、「歳をとると音域は狭くなるんだけど、佐々木は歳
をいくごとに音域が広くなっているな」
というのをまさに象徴していました。
どの曲もそうですが、やはりヤマトは大受けでしたね。
また、これもどの曲でもあるのですが、佐々木さんは、来られていたファンの方々やお子さまに、歌
唱中も笑顔や手を振ったりとファンへの心配りも多く、佐々木さんのお優しさも見受けられました。
その後、さらに松本零士の世界は続き、銀河鉄道999に進みました。
佐々木さんは、「もちろん、ヤマトも歌好きだけど、作品はどっちかと
いうと、こっちの方が好きなんだよな」ともおっしゃられていました。
自分も、この曲は大好きで、カラオケでは場合によっては友人にヤマ
トを譲りますが、999は絶対に譲りません。
2回目だったかに、ハーロックと999の歌争奪戦(?)のお話も飛び出し、ハーロックも歌いたかっ
たとおっしゃっていました。我々も聞きたかった。(ご存じのように、佐々木さんはヨーロッパに行っ
ていたため歌えず)
また、映画では「ゴダイゴに持って行かれちゃったんだよね〜」と、悔しそうでした。我々も悔し
い。
そうこうしていると、いよいよお別れの時間に。
最後は、「行け行け飛雄馬!」でした。最初の方で、佐々木さん「夕日の向こうから帰って来てば
かり」と言われていましたが、ジョーや飛雄馬など、それっぽいのが確かに多いなと思いました。
最後は「ありがとう」と手を振りつつ引き上げて行かれました。

いつ語ったか忘れましたが、ガッチャマンでは森功至さんとの例の出会い(アフレコ間違い)や細川
忠興を演じられたときの乗馬の練習のお話(何ヶ月もかかるものを、2日ですまそうとして腰を痛め
たり、血を出したりとかのことですね)、そして、今後のことも話されていました。
私は前日より大阪入りをしており、実はその話を知ったのは、イベントででした。
ある方のお力もあり、事務所を大きくしませんかというお話があり、今度大きくするとのこと。
松本先生などもご協力とのことですが、子どもたちのためにも、文化人的な活動もされませんか?
とお話が出たそうです。
事務所も奥様と近所の方の二人三脚では、結構大変だとかも聞いたので、その意味からしても、
佐々木さんにとって良いお話ではないのでしょうか?
我々としても、佐々木さんが世の人々のお役に立つことはうれしいことですし、単に埋もれることな
く、果敢に挑戦するということも良いと思います。
それに、そういうお話はそんじょそこらにあるものでもなく、佐々木さんの人徳や活躍によるもので
しょう。がんばってもらいたいものですね。
他には、「いい曲だけど埋もれている曲も多いんだよね。歌いたいんだけど、どうしてもこういう選
曲になってしまう」ともおっしゃられていました。
そうなんですが、キャシャーンやガッチャマンファイター・グレンダイザーなんかも、イベントでは貴
重な曲なので、我々としては大満足。
あと、ヤマトでは沖田艦長の声をやってみたいそうです。まあ、納谷さん元気ですからまわってこ
ないのでしょうけど・・。
THE Fishingに関しては、大平透さんのおかげだと言っていました。
ガッチャマンつながりもあり、当時ナレーションをしていた大平さんが釣り番組に出てみないかと
言われ出たのがきっかけだそうです。
最初は、あまりよくはなかったのですが、「釣りのセンスがいいですね」といわれ出演していくこと
となったようです。
大平さんには足を向けて寝られないそうです。
あと、THE Fishingは、何がいいって、釣り道具のいいやつがもらえるのがいいそうです(爆)


イベントは、当初30分と思っていました。しかし、佐々木さんは
なんと2回とも1時間もしてくれました。これは、イベント参加の
我々も驚きで、思わず皆、小さな歓声をあげました。
(ちなみに2回目はジャケットを黄色に変えられた心配りも)
前日に、下見がてら堀江美都子さんのイベントに参加した時は、
実際30分(水木さんも予定では30分だったようで)でしたから、
佐々木さんが1時間とは我々へのご褒美でしょうか(何のや!
・・・爆)。
また、前日よりも人数や盛り上がり方は高かったように思います。
佐々木さんがめったに歌う機会がないことや曲がいい曲だったのはもちろんでしょうが、佐々木
さんへの皆の期待や尊敬などが強いというのも物語っているのでしょう。
人もいろいろな人が来られていまして、赤いスカーフを出す、
変わった兄ちゃんもいましたし、大人も子どももいました。
1階がそんなに大きくないので2階で見る人もいましたが、
佐々木さんの場合は、3階で見ていた人も大勢おられました。
堀江さんの際に2階で余裕で見ていた友人も、その日は3階。
前日、そんなに来ないとか言っていた件を見返してやれまし
た(笑)。
2回目は、声を1回目に無理をせず使われた結果もあり、調子が良かったそうです。
曲目は同じですが、「今度は歌詞を間違えないようにしないとね」と言われたとおり、きちんと歌っ
ておられました。さらには、キャシャーンなどは、1回目ではなかったキックもされていました。
う〜ん、あの足だから、栄えるんですよね。私の足では・・・・・・・やめておきましょう(^^;

語り尽くせないものは、ホントに多いのですが、とりあえずこのぐらいにしておきましょう。
何分、興奮しっぱなしで、うる覚えが多いのです。
もし、間違い等があれば、ご連絡をください。訂正をすぐにいたしますから。
今回の大阪の旅は、最高の旅となりました。
泊めていただいた友人へもさん感謝。参加をともにし、一緒に応援してくださった皆様にも感謝。
そして、初めてお会いし、すごいお声や勇姿を見せてくれ、また、写真の掲載のご許可を快くくだ
さった佐々木功さんに感謝いたします。
最後まで、お見苦しい・読みにくい等の乱文・乱筆のこのレポートを見てくださった方々にも感謝。

また、いつか佐々木さんの御勇姿をどのような形でも良いので見たいものです。
今回は、とにかく「お目にかかれ、感激をした」というまとめで終わりたく思います。