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| 歴史上に現れた計算する器械は、そろばん・計算尺などがあります。でもこれらは人の手で動かして計算するものでした。1642年パスカルが車輪式足し算機を作りました。これは歯車の組み合わせで計算するものでした。(パスカルは、プログラム言語の名前として、また圧力の単位としても生き残っている。) 1769年、ワットによって蒸気機関が発明されてから動力が使えるようになりました。これに刺激されて各種の計算機械が考えられました。 ケンブリッジ大学のバベジ教授(1792~1871)によって解析機関が考え出されました。これには現在の計算機の機構がほとんど含まれていましたが、残念ながら完成には至りませんでした。 これらを踏まえて、手動の計算機が次々と開発されました。今でも手回しの計算機を見かけることがあります。5を掛けるときは前向きに5回転させ、5で割るときは反対に5回転させるといった操作をするものです。 ホレリス(1860~1929)によるパンチカード(紙に穴を開けて数値をセットする)が発明されてから、国勢調査などに応用するための統計機といわれるリレー式の機械が作られました。 忘れてならないのはフォン・ノイマン(1903~1957)による「記憶装置にプログラムと数値を蓄えて実行する」というプログラム内蔵方式の提唱でした。 リレーを使った可動部分を持つ計算機は真空管式にとって代わられました。ペンシルバニア大学モークリー博士らによって1946年に作られたENIACが最初の電子計算機といわれています。しかし、現在では1937年から1941年の間に、アイオワ州立大学のアタナソフ博士によって作られたアタナソフ・ベリー・コンピュータ(ABCマシン)が世界最初のコンピュータとされています。 1948年、ブラッテン、バーディーン、ショックレイ(ベル研究所)によってトランジスタが発明されました。これを機に電子計算機の小型化が進み、またキルビーによる集積回路(IC)の発明によりますます計算機は小型化されました。 日本でも卓上電子計算機(いわゆる電卓)が実用化され、大規模集積回路がビジコン社の注文によってインテルで始めて、電卓用としてi4004が製造されました。 i4004→i8008→i8080そしてモトローラから6800→6809といろいろなマイクロコンピュータが登場して、これを利用した電子計算機が製造され、販売されるようになりました。日本では、NECのPC-8001に始まってPC-9800シリーズへと実用的な私たちにも買えるコンピュータが登場、パーソナル・コンピュータ(PC)といわれるようになりました。 一方、アメリカ(USA)ではアップル・コンピュータ、IBMのPC-ATなどが作られました。PC-ATは日本のDOS/Vコンピュータの原型となりました。 以上、いろいろと書いてみましたが、皆さんがコンピュータの歴史に興味をもたれることを期待しています。 |