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アマチュア無線

アマチュア無線(ハム)とは?

  大昔から人々は、遠く離れた人と連絡したいといろいろな方法を使ってきました。たとえば太鼓の音で、あるいは叫び声で、さらには伝書鳩を使ってきました。
 1864年マクスウェル(イギリス)による電波があることを理論的に予言、1888年ヘルツ(ドイツ)によって電磁波(電波)の存在が実証されました。
 つづいて1895年マルコーニ(イタリア)によって無線電信が発明されました。1901年マルコーニによって大西洋横断無線電信の実験に成功しました。これに刺激されて電波を利用して通信を楽しみ、試みる人たちが次々と現れてアマチュア無線が始まりました。
 マルコーニも一人のアマチュア無線家でありましたが、後に通信会社を作り、商業的に無線通信を利用する道を作りました。
 マルコーニに先立つ1837年ころ、電線を使った電信(有線電信)がモールス(アメリカ)によって発明され、モールス記号が使われていました。

 日本では1925(大正14)年東京放送局(JOAK)の試験放送が開始されました。この頃から送信機の作り方が「科学画報」や「無線と実験」などの雑誌に掲載され始め、これによって刺激された人たち(アマチュア)によって無線通信実験が行なわれるようになりました。もちろんアマチュア無線に関する法規はまだ定められていませんでした。
 1927(昭和2)年、短波施設無線電信無線電話実験局が初めて許可されました。しかしこれも第2次世界大戦の勃発によって禁止されてしまいました。

 戦後、1950(昭和25)年6月1日新しい電波法規が制定されてアマチュア無線の定義が登場しました。翌1951(昭和26)年26月26・27日第1回のアマチュア無線技士の国家試験が行なわれました。そして1952(昭和27)年7月29日アマチュア無線局に予備免許が与えられ、アマチュア無線が正式に認められました。

 こうしてアマチュア無線が大勢の人たちの努力によって実現しました。電波という大切な資源を利用させてもらっていることに感謝してアマチュア無線を楽しみましょう。
 アマチュア無線は、「金銭上の利益のためでなく、もっぱら無線技術の興味によって行う自己訓練、通信および技術的研究の業務である。」と定義されています。このため商業的な目的には使用できません。
 十分注意して「趣味の王様(King of Hobby)」といわれるアマチュア無線を楽しみましょう。

アマチュア無線をはじめるには?

 アマチュア無線をはじめるには、どうすればいいのでしょう。
  1.アマチュア無線局(以下、アマチュア局という)を操作することができる無線従事者の資格を取得する。
   第一・第二級アマチュア無線技士・・・国家試験に合格後、従事者免許を申請し取得する。
   第三・第四級アマチュア無線技士・・・国家試験または養成課程講習会を受講し、試験に合格後、従事者免許を申請し取得する。
  2.無線従事者免許証取得後、無線機材の購入・製作・アンテナの建設など無線設備を準備する。
  3.アマチュア局開設の申請をする。(技適証明制度・保証認定制度を利用する。)
  4.無線局免許状の交付(呼出符号の指定)を受ける。
 これではれてアマチュア局として運用ができるようになります。

 電波法令を守って、正しくアマチュア局を運用しましょう。

 電波法令は、社団法人日本アマチュア無線連盟発行の「アマチュア局用電波法令抄録」(CQ出版社)を参照してください。
 上に記載の法令集は、アマチュア局に備え付けを要する業務書類のひとつです。

詳しくは、アマチュア無線Q&Aまたは「社団法人日本アマチュア無線連盟」のサイトでご覧ください。

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