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| 水晶振動子 (工) 薄く切った水晶に歪みを与えると、電圧が発生する。これを圧電(ピエゾ)効果という。また、その逆に水晶に電圧を加えると、歪みが発生する。これを圧電逆(逆ピエゾ)効果という。 高周波電圧を加えると、水晶の厚みなどによって一定の周波数で歪みが大きくなって共振する。この共振周波数は、周囲温度などの変化に対して非常に安定している。この性質を利用した共振子を使って水晶フィルタが作られている。また、発振回路の共振素子として水晶を利用した水晶発信器がある。薄く切った水晶片を、容器に封入したものを水晶振動子と呼ぶ。 容器の形で区別されるHC-6U、HC-18U型などの型式の振動子がある。 |
| 水晶発振回路 (工) 発振回路の帰還回路に水晶振動子を挿入すると水晶振動子の共振周波数(またはその奇数倍)で発振する。この発信器を水晶発信器と呼ぶ。奇数倍の周波数で発振させる回路をオーバートーン発信器という。きわめて周波数の正確さがよく、環境の変化にも強い。 |
| 水平面内の指向性 (工) 地上に設置されたアンテナを真上から見たとき、発射される電波の強さまたは電波を受信する能力(指向特性)を表わす。2分の1波長ダイポール アンテナのときは、アンテナ線と直角の方向が最大となり、8の字の形になる。接地型アンテナのときは、どの方向も同じ特性となり、円形となる。 |
| スキャン コンバータ (工) 低速度走査テレビジョン(SSTV)で、標準方式の映像信号をSSTV信号に、またSSTV信号を標準方式の信号に変換する装置をいう。 最近では、スキャンコンバータを使用せずに、コンピュータのサウンド機能を利用して、SSTV信号の送受信を行なっている。 |
| スクリーン グリッド(遮蔽格子) (工) 4極または5極真空管で、プレート(陽極)とコントロール グリッド(制御格子)との間に置いて、遮蔽(シールド)の役目と電子ビームを加速する役目を持たせた電極をいう。コントロール グリッドとプレート間の静電容量(Cpg)を減少させて、高周波増幅の安定性を良くする。 |
| スケルチ回路 (工) FM受信機で受信信号がなくなると、低周波出力に大きな雑音が現れる。この雑音を検出して検波しその電圧で低周波増幅器を遮断し、雑音を抑圧(防止)する回路をいう。”squelch”は「黙らせる」という意味である。 |
| スーパーヘテロダイン方式 (工) 無線受信機で、受信周波数を中間周波数に変換して検波する方式をいう。中間周波数に変換する目的は、低い周波数に変換することによって安定して大きな増幅ができることにある。周波数変換器で局部発信器の周波数とのうなりを中間周波数とする。 |
| スピーカ (工) 電気信号を音声に変化する器具をいう。ほかに、ヘッド セット、イヤホンなどの器具もある。 |
| スプリアス発射 (法、工) 送信機から送信電波(基本波)とともに、発射される不必要な電波を総称してスプリアス発射という。 スプリアス発射の主なものは、次のものである。
電波法施行規則では、次のように定義している。 「スプリアス発射」とは、必要周波数帯外における一又は二以上の電波の発射であって、そのレベルを情報の伝送に影響を与えないで低減できるものをいい、高調波発射、低調波発射、寄生発射及び相互変調席を含み、必要周波数帯に近接する周波数の電波の発射で情報の伝送のための変調の過程において生ずるものを含まないものとする。 |
| スペース信号 (工) テレタイプ信号で、レベルが1、または高(High)の状態の信号をマーク信号、レベルが0、または低(Low)の状態の信号をスペース信号という。テレタイプで受信するとき、マーク信号時は電流が流れ、スペース信号時は電流が流れない。 無線通信を利用したテレタイプを、ラジオテレタイプ(RTTY)という。 |
| スポラディック(スポラジック)E層 (工) 地上から数十キロメータから400キロメータに発生する電離層のなかで地上約100キロメータ付近に発生する電離層をE層という。主として太陽光線の強い夏期の昼間に、E層と同じ高さに突発的に電子密度の濃い局部的な電離層が発生することがある。この電離層をスポラディックE層という。 スポラディックE層は、通常のE層に比べ電子密度が大きいので、より周波数の高い超短波(VHF)の電波を反射するので、VHF電波で遠距離と通信ができるようになる。 俗に、スポラディックE層を省略してEスポと呼ばれることがある。 |