![]()
| 磁界 (工) 磁気力が作用する場所を「磁界」という。 |
| 磁気力 (工) 磁石にはN極とS極があり、同極どうしは反発力が働き、異極どうしは吸引力が働く。この磁石による力を自己力という。 |
| 磁石 (工) 磁気を保持することのできる金属(磁性体)などに、磁気を帯びさせたものを磁石という。磁気を永続的に保持する磁石を永久磁石、金属などにコイルを巻いて電流を流すと電流の流れている間だけ磁石になる。これを電磁石という。 磁性体には、鉄などの金属や金属化合物であるフェライトなどがある。特に磁石になりやすいものを強磁性体という。 銅などの金属は、磁石を近づけると反発する。このような物質を反磁性体という。 |
| 実効値 (工) 交流において、負荷(抵抗)などに電流を流したとき、直流電流と同じ電力を消費する電流あるいは電圧を値を実効値という。 正弦波交流では、交流の最大値の√2分の1が実効値(rms)となる。(rms: root mean square value ) |
| 試験電波の発射 (工) 無線局は、無線機器の試験又は調整のための電波の発射を必要とするときは、発射する前に自局の発射とする電波の周波数及びその他必要と認める周波数によって聴守し、他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後、次の符号を順次送信し、更に1分間聴守を行い、他の無線局から停止の請求がない場合に限り、「VVV」の連続及び自局の呼出符号1回を送信しなければならない。この場合において、「VVV」(無線電話の場合は「本日は晴天なり」)の連続及び自局の矢日だし符号の送信は、10秒間をこえてはならない。
前項後段の規定にかかわらず、海上移動業務以外の業務の無線局にあっては、必要があるときは、10秒間をこえて「VVV」の連続及び自局の呼出符号の送信をすることができる。 |
| 指向特性 (工) アンテナから放射される電波、あるいは受信する電波の強度と方向との関係を示すものを指向特性という。 指向特性には水平面指向特性と垂直面指向特性がある。 接地型アンテナの水平面指向特性のように、どの方向にと等しく電波を放射するとき、無指向性という。1/2波長ダイポールアンテナや波長に比べてきわめて短いループアンテナの指向特性は、8の字形となる。 |
| 自己インダクタンス (工) コイルに流れる電流を変化させると、その電流の変化を妨げるような電圧を発生する。この作用を自己誘導作用という。自己誘導作用の大きさを表わす値を自己インダクタンスといい、その単位はヘンリー[ H ]である。 自己誘導作用は、電流によって発生する磁力線の変化を妨げる方向の電圧を発生する。この法則をレンツの法則という。 |
| 自己誘導作用 (工) コイルに流れる電流を変化させると、その電流の変化を妨げるような電圧を発生する。この作用を自己誘導作用という。 |
| 指定事項 (法) 総務大臣は、無線局の免許の申請を審査した結果、その申請が電波法の規定に適合していると認めるときは、次に掲げる事項を指定して予備免許を与える。
200ワット以下のアマチュア局については、技術基準適合機種、保証認定による申請に関しては、予備免許を省略して免許が与えられる。また、免許後に上記で指定された事項を変更するときは、あらかじめ総務大臣または総合通信局長に申請して許可を受けた後、変更の工事を実施する。 |
| 自動利得制御(AGC)回路 (工) フェージング(電波が空間を伝わる間に、電離層などの変化によって受信信号の強さが変動して、受信音がひずんだり、大きさが変わる現象)などにより受信入力信号が変化しても、受信機の巣津力をほぼ一定にするための回路をいう。(AGC: Automatic Gain Control ) |
| 氏名に変更を生じたときの措置 (法) 無線従事者は、氏名に変更を生じたときは、所定の申請書に写真2枚(同一のものとし、各級特殊無線技士、各級アマチュア無線技士の資格に係る申請に限る)並びに氏名の変更の事実を証する書類を添えて総務大臣又は総合通信局長に申請し、免許証の訂正を受けなければならない。総務大臣又は総合通信局長は、訂正に代えて新たな免許証を交付することができる。 訂正に代えて、所定の申請書で再交付の申請をすることができる。 |
| 周期 (工) 交流で、同じ位相の電圧又は電流のところから次の同じいすのところまで1回の繰り返しをサイクルといい、1サイクルを繰り返す時間を周期という。 1秒間の繰り返し回数が周波数であり、単位はヘルツ[ Hz ]を用いる。 周期を T [秒]、周波数を f [ Hz ]で表わすと、次のような関係がある。 f = 1/T |
| 充電 (工) 蓄電池(2次電池)は、電流を流する(放電する)と電池の電気量が減ってしまう。蓄電池の電圧が規定の下限電圧以下まで放電することを過放電という。外部から放電と反対向きに電流を流して電池に蓄える。これを充電という。このとき、電池の電圧が規定の上限電圧(充電終止電圧)をこえて充電することを過充電という。過放電、過充電は、電池を劣化させるので注意が必要である。(放電終止電圧、充電終止電圧は、電池の種類によって相違する。) |
| 周波数 (工) 交流で、1秒間の電圧、電流の変化の繰り返し数を周波数という。単位はヘルツ[ Hz ]を用いる。 kHzは、キロ(103)ヘルツ、MHzは、メガ(106)ヘルツ、GHzは、ギガ(109)ヘルツ、THzは、テラ(1012)ヘルツをいう。 |
| 周波数カウンタ (工) 1秒間のサイクル数を数えて、デジタル表示器に表示して周波数を測定する計測器をいう。計数型周波数計ともいう。 |
| 周波数変換 (工) 送信機で変調された中間周波を発射したい周波数に、または受信機で受信したい周波数を中間周波数に変換することをいう。局部発信器の発振出力と中間周波とを混合、または受信周波数と混合して中間周波にする。中間周波数を使うのは、高い周波数で増幅するより低い周波数で増幅する方がより安定して増幅度を大きくできるからである。 局部発信器の出力と混合する部分を周波数混合器、局部発信器と周波数混合器で構成される部分を周波数混合部または周波数変換部という。 |
| 周波数偏移 (工) 周波数変調方式の無線電話で、信号波によって変調されたときに周波数が搬送波からどれだけ変化したか表わす量を周波数偏移という。 |
| 周波数変調(FM) (工) 無線電話で、信号波(音声など)によって高周波(搬送波)の周波数を変化させて信号を伝送する方式を、周波数変調(方式)という。このときの周波数の変化を、周波数偏移という。搬送波の信号波で変化させる位相変調もある。位相変調を利用して、等価的に周波数変調をする方式を等価周波数変調という。(FM: Frequency Modulation ) |
| 周波数弁別器 (工) 周波数変調波の周波数偏移を振幅の変化に変換して検波して信号波を取り出す装置を周波数弁別器(ディスクリミネータ)という。 |
| 集積回路(IC) (工) トランジスタ、ダイオード、抵抗器、コンデンサなどをひとつの半導体基板(ウェハ)上に集積して組み込んだ微小電子回路を集積回路(IC、Integrated Circuit )という。通常、取り扱いやすいように電極を付けたパッケージに組み立てられている。 規模の大きい集積回路は、大規模集積回路(LSI 、VLSI )と呼ばれている。 |
| 受信設備の条件 (法) 受信設備は、なるべく次の条件に適合するものでなければならない。
受信設備の副次的に発する電波が他の無線設備の機能に支障を与えない限度は、受信空中線と電気的常数の等しい擬似空中線回路を使用して測定した場合に、その回路の電力が4ナノワット以下でなければならない。 |
| 順方向電圧 (工) ダイオードで、電流の流れやすい方向の電圧を加えたときの電極間の電圧を順方向電圧という。普通のシリコン ダイオードでは、約0.6ボルト、ゲルマニウム ダイオードやショットキー バリア ダイオードでは、約0.3ボルトであるが、流れる電流によって変化する。 一方、ダイオードで、電流の流れにくい方向の電圧を加えたときの電極間の電圧を逆方向電圧という。 |
| 上側波 (工) 情報を運ぶ元となる周波数の電流(搬送波という)に、送りたい情報を含む信号(信号波という)で変調(搬送波を信号波によって情報を載せることをいう)すると、普通搬送波の上下の周波数に信号波に応じた波が現れる。これを側波といい、搬送波より低い周波数に現れるものを下側波、高いほうに現れるものを上側波という。下側波、上側波とも信号波の周波数に応じた幅を持った周波数帯に拡がって生じるので、(上、下)側波帯という。 |
| シールド(遮蔽) (工) 電気力線または磁力線、またはその両方からの影響を防止するために、金属板などで影響を受ける機器を覆うことを遮蔽(シールド)という。磁力線からの影響を防止するためには、強磁性体の金属板(たとえば珪素鋼板)で、電気力線からの影響を防止するためには、導体の板で覆う。電気力線を遮蔽するものを、静電シールド、磁力線を遮蔽するものを磁気シールド、両方を遮蔽するものを電磁シールドという。 |
| 振幅制限器 (工) FM受信機で、周波数弁別器でFM検波する前に、受信電波の振幅の変動が大きいと受信信号に歪みが増大する。その振幅の変動を取り除くために増幅度の大きい増幅器を前置し、振幅を制限する。この増幅器を振幅制限器(リミタ、Limiter )という。 |
| 振幅変調(AM) (工) 無線電話で、信号波(音声など)によって高周波(搬送波)の振幅を変化させて信号を伝送する方式を、振幅変調(方式)という。このときの振幅の変化率を、変調度という。変調度は0~100パーセントの範囲で変化する。100%をこえて振幅変調する(過変調)と歪みが多くなり、不要発射が発生するので、100%以下にしなければならない。(AM: Amplitude Modulation ) |