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【イ】

位相 (工)
 二つの交流で、基準の信号と比較して波の同じ場所、たとえば電流(電圧)が上昇中、ゼロとなる場所がどれだけ時間的に相違しているかの度合いを表す。たとえばサイン(波)とコサイン(波)とは、sin(0°)のとき、電流(電圧)はゼロで、cos(-90°)のとき、電流(電圧)はゼロとなる。このことからサイン波電流(電圧)とコサイン波電流(電圧)との位相差は90°であり、サイン波はコサイン波に比べて90°位相が遅れていると表現する。また位相差のことを、単に位相ともいう。
 sin(θ)と -sin(θ)は、上下を逆にした形となる。このときの位相差は、180°であり、これを逆相という。また位相差が0のときは正相(同相)という。

移動局 (法)
 「移動局」とは,船舶局,遭難自動通報局,船上通信局,航空機局,陸上移動局,携帯局その他移動中又は特定しない地点に停止中運用する無線局をいう。
 「移動するアマチュア局」は,あくまで「アマチュア局」であって「移動局」ではない。

移動するアマチュア局 (法)
 移動するアマチュア局は,その移動範囲(陸上,海上,上空)を申請して免許を受けた局を指す。移動するアマチュア局の無線設備の空中線電力は50ワット以下であることと定められている。あくまでアマチュア局であり,「移動業務」を行う「移動局」ではない。

イミタンス (工)
 アドミタンスとインピーダンスの総称。

イメージ周波数混信 (工)
 スーパーヘテロダイン受信機で 受信周波数=局部発信器の周波数-中間周波数 であるとき,局部発信器の周波数+中間周波数 が受信できる。この不要な混信をイメージ(影像)周波数混信という。局部発信器周波数をはさんで±中間周波数の関係にあり,あたかも鏡の映った影のように見えることから名付けられている。この混信を少なくするには,周波数変換器(混合器)の前に高周波増幅器を置くことにより低減できる。

インダクタンス (工)
 コイル(電線を円筒形の筒、鉄の芯などに巻いたもの)に流れる電流が変化すると,その変化を妨げるような電圧が発生する。この現象を自己誘導作用という。発生する電圧は電流の変化する割合に比例し,またコイルの大きさに比例する。このコイルの大きさを表す比例定数を自己インダクタンスまたは単にインダクタンスという。インダクタンスの大きさを表す単位はヘンリー[H]が用いられる。ヘンリー(1797~1878, USA)は,自己誘導作用を発見した。

インピーダンス (工)
 交流回路で抵抗とリアクタンス(コイルとコンデンサ)の総合的な電流を制限する作用をインピーダンスといい,その単位はオーム[Ω]が用いられる。
 オーム(1789~1854, ドイツ)は,「オームの法則」の発見者。

陰極 (工)
 電子管(真空管など)の熱電子を放出する電極をいう。

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