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1・はじめに
<ゲームを始めるに当たって>
以下で、ダイスを振るときに「$D¥」というふうに表記します。これは「¥面ダイス」を「$回振る」
ということです。(つまり2D6なら6面ダイスを2回振るということです)
また、このゲームでは6面、8面、10面、20面のダイスが少なくとも一つずつ必要となります。
1D4とかいう場合は、8面ダイスを使うなどの工夫をしてください。
GMというのは、ゲームマスターのことで、ゲームの処理やシナリオの作成、そして進行役です。
なお、このゲームでの数値処理において、端数はすべて切り捨てとします。
2・世界観
<始まり>
遙かな昔、この世の高みには天の回廊があった。
回廊の周りには美しい木々が生え、花が咲き誇り、銀色の風がすべてのものを包みこんでいた。
あるとき、光り輝く美しい赤ん坊を抱いた、一人の召使いが回廊を通りかかった。
彼女は歌を歌い、一歩ごとにきらめく屑があたりに舞い上がった。
道のりの中程にさしかかったとき、木陰からふいに小さな竜が現れ、召使いの前を横切った。
召使いは驚いて、あろうことか赤ん坊を取り落としてしまった。
とたんに赤ん坊は草々の中に吸い込まれ、姿を消した。
召使いがあわてて草をかき分けると、その根本には虚空がぽっかりと口を開けていた。
彼女は絶望し、自らも虚空の中に身を投げた。あとに残された小さな竜も、虚空をのぞき込んで
少し考えたあと、するりと虚空のなかに滑り込んでいった。
赤ん坊は、虚空のなかでばらばらになり、そのかけらの一つ一つが神々となった。
召使いも、落下の途中で幾千ものかけらとなり、その1つ1つが生けとし生きるものとなった。
小さな竜は、翼を一杯に広げ、くるくる回りながらそのさまを眺めていた。
草や木のかけら、銀色の砂、風の音など、諸々のものも一緒に落ちていった。
それらすべてが、この世界に舞い降りたのだ。
ここから神々の歴史が始まる。
しかし、その神々ですら、天の高みに戻る方法を知らない。

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