「リミット誕生説」イグリス作品 リミットくんの作成者はフローティアの知的生命体。 その世代においてあらゆる性能を極限まで高めた個体を作り出すことを目標に開発を進められた。  第二世界時誕生説  今まで発展してきた科学の集大成として開発が進められ試作機が完成したが  その性能はこれまでの物理法則では全く説明がつかないものだった。  なによりも不自然なことが機械として作成されたリミットくんに意思が発生していたことである。  なぜこんなことになったのか。研究をすすめるうちにやはり物理法則をこえた法則が存在しているとされ、  「魔法」と呼ばれるようになった。第三世界の幕開けである。  第三世界時誕生説  第二世界において発展してきた科学と第三世界において発展してきた魔法。  互いに全く違う理論を用いて発展してきたこの二つを融合させることで究極の個体を設計。  そして生まれた存在がリミットくんである。しかし意志を持ったリミットくんを見て意見がまっぷたつに分かれる。  一方では、我々は神の領域に達した。これからも科学と魔法の融合を発展させることで神すらも超えていける。  また一方では、我々は神の領域を侵してしまった。やはり科学と魔法は互いに交わるべきではなかった。  いつか裁きを受けるだろう。  そして世界の終焉、ラグナロクが始まる。リミットくんを置き去りにして。