メタディアとは

メタディア概要

黒メーディによって生み出された存在の総称を「メタディア」という
『メタディア』について、またフローティアや黒メの誕生について詳細はこちら

共通点としては、ほとんどが桃色〜紫色系統である(これは黒メ原液の成分に由来する)
また、黒メを除くすべての名前が「メ」から始まる
メーやメフィアなどのように多数存在するものから、
食メタディアやメーディの眷属のようにそれぞれ一体しか存在しないもの
すべてまとめて「メタディア」である

※表記について 
黒→黒メ勢力 紫→メーディ勢力 桃→野生化 緑→その他勢力 バナナ→ヴァナーナ系

黒メーディ(正式名称不明)


かつて魔族によって生み出されたすべてのメタディアの生みの親
滅んだ魔族を復活させるために、メタディアを生み出し続けている
つまりメタディアとは、魔族を復活させようした結果の副産物、失敗作である

黒メは「黒メ空間」内に存在している(黒メはこの空間から自発的には出られない)
地上と黒メ空間は行き来可能だが、外から中への入口を見つけることは困難である

黒メ足元に湧き出ているメタディア原液から各種メタディアが生成される
原液も黒メの一部、というより黒メは原液が形を得たもので、原液自体が本体ともいえる
それ故に、黒メは原液泉から離れることはできない(離れるとほとんどの力を失う)
主に原液からメタディアを生成したり、触手や球体等を発生させたりする
球体や触手からもメタディアが生まれるが、その際、黒メと直接つながっている必要はない

黒メ空間内にいる限りは、黒メはほとんど無敵であり、また黒メ空間内に限り、
黒メの思うがままにあらゆる変化を起こすことができる(それはしばしば万物の法則をも超える)

黒メーディは心というものを持たず、プログラムされた通りにのみ行動する すなわち…
魔族を再現するためにメタディアを生み出し続ける
(厳密にはメタディアとは魔族を再現しようとしてできた失敗作の総称)
黒メの行動を妨害するものは排除する
魔族の命令には従順
なお、役目を終えると永い眠りにつく

メー(Me)

メーはフローティアで最もよく見かけるメタディアである
名前のとおり「メー」と鳴き、基本的には害はない存在
翼を持たないが、魔力か何かで空中に浮遊している

食用であり、魚のように釣りざおで釣ることさえできる
空中都市では定番の食材であり、地上でもメーは好んで食べられる
黒メ原液は純粋な魔力(古代魔法の力の源)から生成されるので、
メーを食し続けることで魔力が得られる可能性があることが最近の研究でわかってきており
空中都市に魔法文化が栄えているのはそのためであると考えられるようになってきた
ただし、メーの種類によっては毒があったりするなど、食用に向かないものもいる
メーはとくに強い環境適応力を有し、亜種が多数存在するが、
それはメーが食用とされてきたことと深い関係があるのかもしれない

性格はイタズラ好きであり、どんこなどをさらって雲の上に放置したりする
(これにより空中都市にもどんこが現れるようになった)
また、数多くのメーが集まり、大地を引っぺがして上空へ持ち去ることが稀にある
大抵は地上に再び降ってくるが、うまく引っかかって上空に大地が残ることがあり、
空中都市における土や植物はメーによってもたらされてきたと考えることができる

中には食料のほとんどをメーでまかなっている地域もあり、もはやメーは
フローティアにはなくてはならない存在として、その地位を確立している

密かに、食メタディアの「共通空間」と一部のメーの口はリンクしている(出口専用)
たまにメーの口からどんこなどがはみ出していることがあるのは、そのせいである
このリンク能力はメーが死亡すると消滅する
→共通空間については食メタディアの項を参照

図1は、左の列の上から、
「いつもの」「アルビノ個体」「水玉(毒カ○ピス)」「グメーシス(パラD案)」
右の列上から、
「寒冷地仕様」「乾燥地帯仕様」「海洋適応」「火山地域変種」
図2は、左の列上から、
「透メー」「異次元メー」「発光メー」「ワタアメー」
右の列上から、
「バメーメ」「ヌメー」「シュモクメー」「コノハメー」

【メー亜種各論】

アルビノメー…暗所に生息。捕食から逃れるため、洞窟などに棲む
水玉…捕食対策として毒をもつメー。食べられません
グメーシス…触れたものをNaCl化させる。主要な構成物質は水。天と罪が存在(天は希少)
もふメー…寒冷地仕様。捕食から逃れるため寒冷地に棲む。脂がのっている
メー彩…迷彩(砂)のメー。捕食から逃れるため砂漠などに棲む。筋っぽい
ぷにメー…海洋適応メー。捕食から逃れるために海中に棲むが、あまり対策にならなかった
火山メー…捕食から逃れて火山に棲んだが、むしろ食物連鎖の上位になった。硬くてゴツゴツ
透メー…光の当たりかたによっては透明に見えるメー。捕食されないように隠れたつもりだ
異次元メー…何もいないのにメーの声が聞こえる。捕食されまいと別次元に隠れたメー
発光メー…アルビノと同じく暗所に棲むが、こちらは自らが光ることで暗闇に適応した
ワタアメー…雲に擬態したメー。上空でのみ見かける。ワタアメと呼ばれるが甘くない
バメーメ…どういうわけかバナーナに擬態した。かえって捕食されやすくなったと思うのだが
ヌメー…湿地に棲むドロドロで悪臭を放つメー。食えるもんなら食ってみろと言わんばかりだ
シュモクメー…視野の拡大を図ったメー。なんとなく強そうだが実際のところ臆病である
コノハメー…木の葉を身につけて擬態したメー。身につける葉によって見た目は様々

ちなみに、メーは塩焼きが一番うまい

↑ メーの図.1

↑ メーの図.2

メフェール(Mewhale)

メーの亜種(肥大化)
クジラのように大きなメーの意でメフェールと呼ばれる
中型のものと、大型のものがおり、とくに中型は愛をこめて太メと呼ぶ(通称)
大型になるほどおとなしくなる傾向があり、空中都市では乗り物として利用される
ただし、大型個体は口も大きいので食べられてしまわないように注意
また食用には変わりないので、そういう意味でも食べられないように注意

メギド(Megido)

メーの亜種(突然変異体)
どういうわけか頭だけ大きくなったようである
メギドと呼ばれているが、別にこのメーは怒っているわけではない
「共通空間」にリンクするメーのひとつでもある

硬いので食べるのは難しい

メフィア(Mephia)

海に生息するメタディア、メフィア
基本的には海辺でしか見かけない…はずだったが、最近は進出傾向にあるのか
密林や岩山などでの目撃例も上がっている
あるいは、どんこに追われた結果なのかもしれない

メフィアを語る上では、どんこを切り離すことはできない
なぜかどんこに好かれており(正確には、どんこが好むのはメフィアの触角)どんこに乱獲される
触覚が切り取られているメフィアがいれば九分九厘、どんこの仕業である
なお、触覚はしばらくすると再生し、再生するごとにその長さを伸ばしてゆく
ただし、メフィア本体はどんこに襲われたストレスから死んでしまうことが多い
一応食用ではあるが、どんこはメフィアを見かけると襲いかかる習性があるので、
メフィアを所持することは大変危険な行為であることを忘れてはいけない

メーのほうが捕獲しやすく数も多いため、食糧としての需要はほとんどない
鑑賞用としての人気があるが、どんこに強奪されないための十分な設備が必須となる
(現時点では、どんこの襲撃に完全に耐え得る設備は設計不可能といわれている)

どんこに狩られることが多いが、無事生き延びて成体まで成長する個体も少数ながらいる
(ただし成体になってもどんこに襲われる)

メーディ(Me-Dy)

黒メに生み出された黒メのバックアップで、容姿は黒メに酷似している
メーディのほうが先に知られていたので、黒メが黒メーディと呼ばれているのであって、
黒メは正式名称ではない

黒メは心というものを持たないが、メーディにはそれが存在する
そのため、己の欲望のために行動するのでタチが悪い

メタディア原液を所有(ただし有限)、黒メ同様に生成能力を持つ
黒メから原液を奪いより力を得ようと企み、また黒メを倒して自分がオリジナルになろうとしている
魔族により生み出された黒メのコピーなので古代魔法を扱える
黒メもこれを扱えるが、黒メ空間能力のほうが強力なため使う機会はない(黒メ空間内に限る)

古代魔法を扱った魔族はほとんどいなくなってしまい、生き残りはほとんどいない
そのため、古代魔法を扱えるのは黒メとメーディ、そして一部の限られた者だけであるため、
現時点ではフローティアにおいて、最強クラスの力を持っていることになる

自らの原液から生成した、メーディの眷属がいくつか存在する
黒メは失敗続きだが、メーディは自分が望む個体を
ほとんど問題なく生成しているので、生成の能力は黒メと比べてかなり高いようである
また食メタディア同様、体内倉庫を持つ(黒メにはない)
メーディ倉庫には、多数のメーディの眷属や、メーディの原液、兵器などが格納されている

『メタディア』においては、各地より魔造物を集め、魔力を抽出してそこから原液を補給している
また、天地を貫くメディアシルという巨大黒柱をユグドラシルの隣に建造し、アジトにしているようだ

食メタディア系統(Metadia-Eater)


黒メが失敗作のメタディアを処理させるために生み出したのが食メタディア
また、メタディアイーターと呼ばれることもある(実際にメタディアを捕食していることは稀だが…)
あるゆるものを「食べる」ことができる能力をもち、逆をいえば基本的には食べることしか能がない
翼を持ち空を飛び、能力故か、口が身体の大部分を占める
初代食メタディアが
メタメタである

しかし、この食メタディアもまた失敗作であった
本来の目的である失敗作のメタディアをまったく処理せず、どこかへ行ってしまった…
2代目、3代目…と次々生み出されているが、メタメタにうまく丸めこまれているようで…
他のメタディアを食して処理する…はずが、肝心のメタディアは食わず、
そこらの岩やら建物やらを食うので迷惑極まりない
また性質上、大食いである

2代目、3代目…の順に
メピック、メガ、メタンコ、メアンドル、メシュ、メルト
2代目以降は頭に角という特徴を有する(メタンコのみ触角)
メタンコ、メルト以外は共通して透き通っている

メタメタはメピック、メガとつるんでいるようである
メピックはメタメタに角がついた以外に対して違いはなく、メタメタ曰く、弟のようなものらしい
メガは無口であるが、最も大食いなメタディアイーターである
メタンコはメタメタと仲が悪く、触覚のせいでどんこによく襲われ、メーディ側に寝返って(?)いる
メアンドルは角がねじれている
メシュは角がさらにねじれてドリル状になっており、穴を掘って地中も進むが、
このドリルは導火線でもあるようで、着火するといずれ爆発する
メルトに至っては半分溶けてる(不完全な生成)
半ば黒メも失敗作の処分は諦めかけてきたのか、どう考えてもどんどん劣化していっている

食メタディアは体内に3つの空間をもっている
食メタディアに捕食されたときどこに繋がるかは、その食メタディアの意思で決まるらしい

ひとつは、体内倉庫
個々の食メタディアは体内に自由にあらゆるものを保管しておけるようである
体内倉庫内では時間がほとんど経過しないので、腐敗や劣化などは起こりにくい
内部は洞窟のようであり、気温、湿度共に保管に適したものになっており、実は居心地がいい
それぞれの食メタディアは自分の気に入ったものをここに保管する習性があるようだ
体内倉庫内では、時間経過がとても遅く感じられるらしい(1年は経ったと思ったら、外界では1分)
ちなみに、ここにもどんこが住み着いており、メタメタの内部にはどんこの集落も存在している
夜中にメタメタから出てきては、メフィアの触角を持ち帰るどんこが目撃されている

もうひとつは、共通空間
それぞれの食メタディアが共有している空間で、体内倉庫以上に時間の経過が遅い
共通空間内は無重力のような状態であり、あらゆるものがあちこちに浮かんでいる
かつて失われた文明、封印された存在、伝説に語られる大地、どんこなど様々なものが混在する
体内倉庫と違い、中のものが自分から外に出ることはできない(ただし、どんこを除く)
食メタディアのみが自由にここからものを取り出すことができる
…が、実はメーの中にもこの空間にアクセスできる個体が存在しているらしい
第1世界で見られたという太古の存在も確認されるので、
この空間自体はメタディア誕生以前から存在した可能性がある
また、フローティアには存在しない物体もこの空間内には存在するらしく、
異世界とつながっている可能性が高い

最後に、無
正確には空間ではないが、食メタディアは捕食したものを完全に消滅させてしまうことができる
これこそが黒メーディが望んだ食メタディアの本来の能力であるが、あまり使われていない
例えるならブラックホールのようであるが、当然引力もなければ中心も存在しない
ただし、食メタディアを怒らせるとここに送られる危険性があるので、
食メタディアはある意味、最も危険な存在のひとつであるともいえる

メタメタ 上部(メーに覗きこまれている)
メピック 左側(どんこ捕食)
メガ 左側(メピックの正面)
メタンコ 左下(ぼっち(´・ω・`) )
メアンドル 中央(大口)
メシュ 右上(発火中)
メルト 右下(常に溶けている)

メモワール(Memoire)

「記憶」の名を持つメタディア
メタディア共通空間の中に存在し、管理している
フローティアの誕生から現在までのすべての知識を有する
黒メの誕生も、メーディの暴走も、メーの繁殖もすべてはフローティアの記憶の一部にすぎない
このメタディアに限っては、黒メに生み出されたのではなく別世界からやってきた可能性が高い
以下、空欄はイラスト準備中

メメント・モリ(Memento-mori)


頭蓋骨に羽が生えたようなメタディア
神出鬼没に現われては、警告をして消える謎の存在
世界に危機が迫ると現れるという

かつてフローティアでは第2世界が滅ぶ時、第3世界で戦争が起こる直前などに現われた
また、誰にでも見えるというものではないらしい

フローティアでは未知なる生命体が発見されるとまずメタディアではないかと疑う傾向にあるため
メメント・モリもメタディアに含まれてはいるが、黒メ誕生以前に出現していることから
別世界から来たメタディアか、あるいはメタディアですらない可能性があると考えられる

「死を忘れるな…」

メリゥ(Melyu)

メーディのアッシーくん(死語
メーディが最初に生成したメーディ産メタディアで、メーディの相棒
メーディが唯一、信頼しているメタディアでもある
フローティアに多く生息する竜という種族を見本にして創られた
(ちなみに、メリゥのモデルはウィルオンである)
メーディは古代魔法により浮遊能力を持つが、長距離の移動では速度面で難があるため
遠くへはメリゥに乗って移動することが多い

2つの翼と角を持ち、飛竜のような姿をしているが、脚を持たない
また、ほとんどの魔法の影響を受けない(光は吸収、それ以外はすべて反射)
ただし攻撃能力は一切ない

メレオン(Meleon)

メーディの中の人…じゃない、メーディの中のメタディア
前述のメーディ倉庫に棲んでいるメーディ産メタディア
メーディの中でメーディ倉庫を管理しており、
槌状の頭を使って原液生成や鍛冶などの作業を行うメーディ勢力雑用係

鍛冶はメテオが熱で加熱し、メレオンが叩いて鍛え、原液で冷やす工程
原液生成は、魔造物をメテオが溶かし、メレオンが叩いて不純物を取り除き冷やす、鍛冶に似た工程

ちなみに、鍛冶だけでなく家事もやらされているとの噂である

メテオ(Meteo)

メーディが生み出したメーの亜種で、普段はメーディ倉庫に格納されている
突撃して爆発する使い捨てのメタディア兵器である
メル系統との違いは、生成に必要な原液のコストは大きいが、
直線状に放つだけでなく、メテオ自ら突撃できるため命中精度が高い点である
「Meteor」ではなく「Meteo」である点に注意

ボムとか言わない。
メガンテとも言わない。

メル系統(Mer-sol,Mer-mer,Mer-air)

メーディが生み出したメーの亜種で、普段はメーディ倉庫に格納されている
突撃して爆発する使い捨てのメタディア兵器である
メテオとの違いは、原液コストが安く、弾速が速い点である
ただし直線状にしか発射できない

メル・ソルは対地ミサイル、メル・メルは対水ミサイル、メレールは対空ミサイルとして使用
メル・ソルはある程度は地形に沿って飛ぶが段差に弱い
メル・メルは水中も進めるが一切曲がることができない
メレールは重力の影響を受けないが一定時間で爆発する

メフィティク(Mephitique)

その名の意味する通り、毒ガスをまき散らすメーディ産のメタディア
メーディ倉庫に格納されているメタディア兵器である
メーディ倉庫の原液を消費して毒ガスを放つのでコストは大
また原液を使用する攻撃の性質上、メーディの外に出されると何もできない
メーディ倉庫から出られない、日の目を見ない存在かもしれない

メドゥーサ(Medusa)

獲物を石化させ捕食するメタディア
その能力からメドゥーサと名付けられた
石化させた獲物を噛み砕くための強靭な顎を持つ

浮遊して低空を移動し、獲物を見つけると触手で捕えてさらに石化させる徹底ぶりである
そこまでするのは、移動速度が極めて遅いためだと考えられる
しかし実は太陽光からもエネルギーを得られる

もちろん鏡に弱い

メシア(Mesia)

メデューズの一種、通称チューリップ星人
頭上に咲くチューリップからビームを放ち、命中したところにチューリップを咲かせるエコな存在
なぜか、どんこ一族に非常に恐れられており、どんこ唯一の天敵である
たとえメフィアが目前にいたとしても、メシアに遭遇するとどんこたちは逃げ出してしまう
チューリップ以外のメデューズもいるが、どんこが恐れるのはチューリップのメシアだけ

荒廃したフローティアを救ったので、救世主の意味からメシアと呼ばれるようになった
(「Messia」ではなく「Mesia」である点には注意)

メデューズ(Meduse)


クラゲの意
頭上に植物を生やしており、とくにチューリップのものをメシアと呼ぶ
植物によってそれぞれ異なる名を持ち、メデューズとはその総称である
現時点では唯一、宇宙へと旅立ったメタディアだ

第3世界の戦争によって荒廃した地上があんなにも早く回復したのはメデューズのおかげである
頭上の植物からビームを発射し、命中した箇所にその植物が生える
それがたとえ生物であろうと、なんであろうと、植物が生える
木を生やしたリミットがいれば、大抵はこれが原因である(例外もある)
空中に浮遊し、群れで行動する
塩に弱い(溶けてしまう)

頭上の植物とはエネルギーを共有しており、光合成によりエネルギーを得る
しばらく水や栄養が得られずとも、本体に蓄えられたエネルギーでしばらくは平気
また頭上の植物が枯れると本体も死んでしまう

荒廃した地上に一通りの緑を取り戻すと、メデューズの一族は
次なる活躍の場を求めて大宇宙へと旅立っていった
フローティアには、メシアをはじめとする数種類だけが残った

メレンゲ(Merengue)

ナメクジのような姿をしたメタディア
大きさは大小様々であり、ミミズ程の大きさのものから、山のように大きい個体もいる
基本的に、ただいるだけなのでまったく害はない
ナメクジのようではあるが泳ぐことはできる
巨大なメレンゲの背中にできた島すら存在する
地味にさわり心地がいいので一部に人気あり

例えるなら、フローティアVer.スライム

メガホン(Megaphone)

どう見てもメガホンです、本当にありがとうございました
近寄ってきて、一声鳴いて帰ってゆくような、それだけの存在(ちなみに「ぷわ〜」と鳴く)
実際にメガホンとして使用することさえできる
ただし威力が強すぎるので注意、超音波兵器になる
サカサマに使うことで、音を一点集中させてレーザーのように使用することもできる
むしろ、ギガホンです(

ただの生きたメガホンで終わらないあたりがいかにもメタディアである

メタモル(Metamol)

一定の形を取らず、頻繁にその姿を変える不安定なメタディア
メーやどんこなど、近くにいるものに擬態していることが多い
触覚が一本あり、メーによく似た顔をしている
集合して巨大なひとつのものに擬態することもできる
当然、質量の保存法則を覆すことはできない

また接触している対象(有機物のみ)をも変化させてしまう能力を持ち、
迂闊に触ると強制的に姿を変えられてしまう恐れがあるので注意が必要
遺伝子にダメージを与えられかねないので大変危険なメタディアである

あるいはメーなどの亜種の存在は、メタモルと関係があるのかもしれない

メノウ(Menou)


獣状の一角メタディア
メーを角に突き刺して捕獲し食糧としていることが判明した
基本的にはおとなしいが、怒らせると危ない
成長すると恐竜のような姿になる

メプラ(Meplat)


獣状の平たい角を持つメタディア
獲物を角で押し潰して捕獲する
メノウの一種であると思われる

メルラン(Merlin)


獣状の斧のような角を持つメタディア
獲物を角で叩き割って捕食する
メノウの一種であると思われる

メンヒル(Menhir)

獣状のトゲトゲしたメタディア
ほとんど幼体しか見かけないが、極稀に成体がどこからともなく出現する
性格はおとなしいが、成体は山ほどの大きさがあり危険、山を食する
ユグドラシルを食べようとして撃退されたことがある
メンヒルとは「古代の巨大な遺跡」を意味する

ラオとか言わない。

メルド(Merde)

なぜかひたすらあとをついてくるメフィアに似たメタディア
メフィアに似た触覚を持つが、あとをつけられるのが不気味に思うのか、
どんこに狙われている様子はない

メルドとは(キンギョの)フンを意味する

メガロパ(Megalopa)

カニのようなメタディア、通称はっさみぃ
ただし、鋏にみえるそれは顎である
また蜻蛉のような羽を持ち空を飛ぶ

もうなんだかわけがわからないよ

メシャブー(Meshaboo)

シャボン玉のようなメタディア
何をするわけでもなく、ただ宙を漂っている
割れると複数に分裂し、また合体してはひとつになる
意外と弾力がある

まさに、ただの失敗作

メボボ(Mebobo)


玉が連なったようなメタディア
何をするわけでもなく、ただ空を飛び続けている
メシャブー同様まさにただの失敗作のようだが、思った以上に巨大であり、そして果てしなく長い
あまりに長すぎて、メボボの尾を見た者は誰もいないとか…
どんこが乗って移動していたという都市伝説が存在する

飛行速度がとても速いので、空を移動の際はメボボに轢き殺されないようにご注意ください

メコブ(Mecov)

海底に張り付く3頭のメタディア
何をするわけでもなく、水の流れに揺られている
頭は切っても切っても復活する
というか芽昆布?

もうこいつらの存在意義がわからないよ

メラニン(Melanin)

黒メ原液からカビの菌糸のように発生する黒色球体
浮遊しつつ、原液の雫を垂らしながら移動する
原液からはメタディアや触手が発生するが、雫やメラニンからも発生する
これによって、離れた位置からもこれらを発生させることができる

メラニン…そうか、色素か(

メラン(Melan)

黒メ原液やメラニンから発生する触手や原型メーなどの総称
これらを黒メは自在に操ることができる
濃度が高いほど硬度が増すが、黒メ空間内では常識は通らないのでその限りではない

メルキュール(Mercure)


水銀の名を持つが、性質としては純粋な魔力が液体化したものである原液そのもの
メルキュールは意思を持ったメタディア原液である

己の身を削って黒メ同様にメタディアや触手などを発生させるが、
原液である自身を使い果たして最後には消滅してしまう

水銀の名に違わず、まとわり付かれると中毒症状に陥る
原液中毒の症状は、主にめまい、吐き気、頭痛、幻覚および幻聴
重度の場合は精神崩壊や意識不明、死に至ることも…
液化した高濃度の純粋な魔力=失われた古代魔法の力の源を浴びることで
自身の扱える魔力の限界を超え強いショックを受けるためにこのような症状が発生する

もともと非常に強い魔力を持っているか、一切魔力を持っていないならば、中毒にはならない

メダマ(Medama)

黒メ空間から出ない黒メに代わって外界を偵察する目玉のようなメタディア
いかにも目からビームなんか発射しそうだが、残念ながらただの偵察部隊である
メーなどを捕食してエネルギーを補給しているようである
こんなでかい目玉が浮かんでいると、弓などで射落としたくなる

焼いて食うとうまいらしい

メンタル(Mental)

脳みそのような形状のメタディア
偵察部隊のメダマを統括している
こんな巨大な脳みそが空を飛んでいると某STGのボスを思い出す

1.「デストロイ・ゼム・オール」
2,「それが貴様の正体か、アンド○フ!」

共通空間入口