前々回で「次は京都か?」と期待をした矢先に椿大神社で『東』と出てしまい。ついに伊勢湾を越えてしまった”幸せ探しの旅”、今回は愛知県常滑市からスタートします。
我々の住む地方から常滑を目指すには2つのルートがあります。
1.高速道路をYoswiのミルヒー号でひた走り、名古屋を通って常滑へ
2.三重県鳥羽より伊勢湾フェリーで常滑へ
というわけで、我々は鳥羽のフェリー乗り場におります。
今回はYoswiのミルヒー号はお留守番です。常滑まで人間のみフェリーで渡り、レンタカーで移動する事になりました。
フェリー乗り場のすぐ横には鳥羽水族館があり、画像の左上に見えるのは御木本真珠島です。
鳥羽から常滑までの所要時間は約100分です。
鳥羽を発ってから20分程度は海岸や島を観て楽しんでおりましたが、空気が澄んでいないせいもありますが、沖に出てしまえば海しか見えません。伊勢湾は結構広いです。
甲板に出ていても強風のため寒いばかりです。
常滑といえば今年開港したばかりの中部国際空港(別名セントレア)があります。
常滑のフェリー乗り場は空港のすぐ近くにあるので、船からも飛行機が見えるはずです。
常滑に近づくにしたがって、着陸する飛行機が大きく見えてきます。
しかし、天気がよくないので写真を撮るにはイマイチのコンディションです。
常滑に到着しました。
楽しみの空港見学は後にして、まずはレンタカーを借りて出発します。
最初の目的地としてある神社を予定していましたが、道を間違えてしまい別の神社に到着してしまいました。
ここは偶然に訪れた神社です。おみくじはありません。
小さいお社でしたが、中では七五三のお祝いをしていました。
大変見にくいですが、鳥居の奥にある青い車が、今回レンタルしたプリウスです。あのハイブリッドカーです。
プリウスは噂にたがわず静かな車でした。七五三のお参りを終えた子供たちが出てきたので、我々もココを去ろうとしたのですが、プリウスのエンジン音が全く無いために、動く車に誰も気づかないという事態が発生してしまいました。
危ないので数分間動けませんでした。
我々は次の目的地に向かいます。
常滑よりさらに南下して、我々は次の目的地「えびせんべいの里」に到着いたしました。
ここはえびせんべいの製造工場兼おみやげ屋さんです。
偶然にもこの旅に出る一週間前に近所の方からお土産でココのえびせんべいをいただいていて、美味しかったのでムリヤリ寄り道をしました。
ハッキリ言ってコース外です。
ココでは無料の工場見学コース(かなりしょぼい)と試食し放題(コーヒー飲み放題)のお土産売り場があります。
えびせんべいをたらふく試食した我々は、次の目的地「竹島神社」に向かいます。
地図によれば、蒲郡の海に浮かぶ島にその神社があるようです。
蒲郡に到着しました。
ここは観光地らしく、水族館・ホテル・ファンタジー館という名の怪しげな施設などがあります。
ご覧のように、400mほど沖の島に向かって橋が延びております。なかなか素敵な景色ですね。
橋を渡って竹島に向かいます。
橋の上は風がきついのでかなり寒いです。
竹島神社(正式名称は八百富神社《やおとみじんじゃ》のようです)の鳥居です。
意外と低く感じるのは、鳥居が海岸から建てられているからです。
ここに祀られているのは弁財天で、縁結びのご利益もあるそうです。
意外と小さく感じる島に上陸して、境内に進みます。
島の中央付近、最も高い所に本殿がありました。社務所が2つあり、休息所もあるので正月などのシーズンにはかなりの人出が予想されます。
社務所に行くと待望のおみくじがありました。
普通のおみくじと・天然石おみくじです。天然石おみくじはどこかで引いたような気がしますが、やはりここは天然石の方で
おみくじと共に石が入っていました。藍宝石(ターコイズ)です。交通安全・除災招福のご利益があるそうです。
願事:おそいが後に叶う
学問:早めに目標を決めよ
恋愛:楽しむ程度なら吉
縁談:初めは破れるが後に人の助けありて調う
中吉にしては少々厳しい内容ですね。
残念ながら吉方はありませんでした。
天然石おみくじは吉野神宮でもありましたが、袋や石の種類が違っていたところを見ると、おみくじの種類は思ったより多いようです。
いったい何種類のおみくじがあるのでしょうか?
普段ならもう少し神社を廻るところですが、フェリーの時間(最終17:30)とセントレアの見学がしたかったので、ここで常滑に引き返すことにします。
ちなみに、セントレアからフェリー乗り場までは電車で一駅、駅からは歩いて数分です。しかもセントレア駅と空港ビルはつながっているので大変便利です。
その後、杜川は空港の展望デッキ(無料)で飛行機の発着を、帰りの電車の出発10分前までずーっと見ていました。
付き合わされたyoswiはさぞかし迷惑だった事でしょう。空港ビル内の店舗には全く寄り付きませんでしたから。
しかし、飛行機はすごいですね。技術の粋を集めて作られた機体は、機能と美しさを兼ね備えおり、大抵のジェット機がほぼ同じフォルムなのはそれだけ基礎理論がしっかりしている証拠ですから。
飛び立つ飛行機のしなった主翼を見ると、「すごい」の一言しか出てきません。
曇りの夕方なので薄暗かったのと、エンジン4基のジャンボジェット機が見れなかったのは残念でしたが、とてもいい物を見ることが出来てうれしかったです。
もちろん本来の目的である神社めぐりも忘れてはいません。
次回はさらに東の神社に行く事になります。
果たしてどうなる事でしょうか?